webalizer の結果

 webalizer が動くようになったことは書いた。ほぼ一週間経過したが、前に書いたのと傾向は変わらない。

 ダントツでヒットのトップはmt-comment.cgiへのリクエストだ。しかも、この一週間一度もまともなコメントはつかなかったのだからすべてがスパムだ(約3日半で2906回)。それに比較するとトラックバックスパムは少なくて1635回。ただし、トラックバックスパム対策に入れたプラグインの設定を誤っていて、何回か書き込みが成功してしまった(全てスパム)。

 MT3.2にしたからといって、スパマーからのアクセスは防げないだろうが、「トラックバックを受けいれる」をチェックできるようになるかもしれない。「元々トラックバックなんかないんやから、受け入れんでもええやん」とは、たとえそれが真実であっても言ってはいけない。切なくなるから・・・

 それとは別に、面白いのは、イメージ使用型の解析ではカウントされないサーチエンジンのボットやRSSリーダーのアクセスも分かることだ。このblogでは3種類のフィードをしているが、atomが最もアクセスが多いようだ。RSSリーダーに登録するのはブックマークと一緒だから、アンテナに登録してもらうのと同じくらい嬉しい。

Fedora Core 4:webalizer

 httpdのログ解析というとAnalogが有名だが、FedoraCoreにはwebalizerが標準で組み込まれている。FC1の時は設定にミスったのかちゃんと動かずに放置したが、今回はちゃんと動いて外部からも確認できるようにした。

 忍者と違って全てのhttpdログを分析するので詳細だ。解析用イメージを入れていないページはもちろん、忍者では見分けがつかないblogの個別ページへのアクセスも特定(上位に入っている場合のみ)できる。

 面白いのは、グラフィックにアクセスしないcrawler(スパイダー、ボット)やcgiへのリクエストも記録されていることだ。このうちダウンロード上位データには忍者では分からない順位が残っていた。ほとんどがcrawlerだ(inktomisearch.comがそうなのかどうかは分からないがパターンはcrawlerに酷似している)。これらは忍者では見ることができないし、現れたとしても回数としては1回としてしかカウントされない。トップのalexa.comは1回のアクセスで500近いページをあさり50M近いデータをダウンロードして行ったらしい。忍者に載る数百回のアクセスよりこちらのほうがはるかにサーバにかかる負荷は高いだろう。

 この資料は、11月1日の0時から午前4時までの統計なので突出した可能性もあるが、普通のアクセスとは桁違いだから月末に見てもあまり上位に変動はなさそうだ。

Top 10 of 357 Total Sites By KBytes
#  Hits  KBytes       %  visit  Hostname
1  489 49,775   69.68%    1    crawl24-public.alexa.com
2   62  2,901    4.06%    1    crawl-66-249-66-231.googlebot.com
3    2  1,676    2.35%    2    lj2082.inktomisearch.com
4    1  1,676    2.35%    1    lj2255.inktomisearch.com
5    1  1,676    2.35%    1    lj2454.inktomisearch.com
6   38  1,017    1.42%    1    flh1aau125.kng.mesh.ad.jp
7  113    990    1.39%    1   (iMac)
8   48    867    1.21%    2    crs039.goo.ne.jp
9    1    688    0.96%    1    lj2113.inktomisearch.com
10   1    688    0.96%    1    lj2201.inktomisearch.com

 後、アクセス数のランクにも面白いものがあった。ここでは、コメントcgiがトップ、トラックバックが3位に入っている。しかも、コメントはダントツだ。面白いというのは、新着コメントを見れば分かる。ここ何週間かコメントは一つもついてない。にもかかわらずこれだけの回数コメントcgiが呼ばれている。ということは、コメントスパマーによる書き込みと考えられる。たった数時間で400回近い呼び出しとは恐れ入る。ただ、トラックバックスパマーによるmt-tb.cgiの呼び出しが51回あるのに実際に登録されているのは数回であることを考えると、ページIDを変数にした絨毯爆撃をかけているんだろう。

Top 10 of 161 Total Entry Pages               
#  Hits             Visits       URL
1   385   20.95%   125  32.64%   /cgi-bin/mt/mt-comments.cgi
2    98   5.33%     60  15.67%   /geek/
3    51   2.77%     17   4.44%   /cgi-bin/mt/mt-tb.cgi
4    13   0.71%      6   1.57%   /rankin/
5     6   0.33%      4   1.04%   /rankin/cgi/yybbs/yybbs.cgi

 これらを見ていると、実際にクリックして読んでくれる人より、ボット(crawlerかスパムかは別として)によるアクセスのほうがはるかに多いことになる。しかも、こんな過疎ブログですらそうなのだからいろんなランキングの上位に入っているようなサイトは桁違いだろう。

Fedora Core 4:なんかおかしくね?

 知らん間にデフォルトキャラクタ・エンコーディングが変わってる…と思ったら、GUIツールが勝手に元に戻していた…orz

 ユーザディレクトリに置いたcgiが動いてなかったことも判明。いろいろあるなあ。しかし、GUI ツールも万能じゃないな。

Fedora Core 4:意外なところで

051030_0015~001 前のドライブでは93%、新しいドライブは15%くらいになった/homeだが、意外なところに落とし穴があった。

 iTunes のライブラリだ。ネットワークのパスが変わったので、iMacのiTunesがライブラリを見失ってしまったのだ。環境設定でフォルダを設定し直したら元のライブラリになったが、育てあげたマイレートと再生回数が全てクリアされてしまった…

 iTunes のライブラリデータベースはローカルのドライブで監理しているので、元データとのリンクが切れた時点で新規ファイルとして再登録されてしまうのだから仕方がない。俺は、shuffleを使っていてライブラリは5Gくらいあるので、持ち運ぶものを選ぶためにレートをかなり力を入れて入力していた。容量的な問題だけではなく、shuffle にはタイトル表示がないので、タイトルを見ただけではそれが気に入った曲なのかどうか分からないから、iTunesで曲名から判断してshuffleに登録するときにもレートは重要だったのだ。

fedora core 4 : 移行完了

昨晩の起動不能にはへこんだが、今日は比較的平坦な道のりだった。

FC1ではあまりあてにならなかったGUIツールでのサーバソフトの設定もかなり使えるようになっていた。httpdとsambaの設定は完全にGUIツールで完了できた。namedはオリジナルの設定ファイルがあってコピーするだけで使えたのでそうしたが、GUIツールだけでもいけたかもしれない。

  1. yum でのアップデート
  2. ユーザ作成
  3. httpd.conf の設定
  4. named 設定ファイルのコピー
  5. sambasの設定(iMac,winXPから確認)
  6. vsftp の設定と確認
  7. runlevel 3 で運用確認

あと、webDAVの設定もしてみたがちゃんと動いているかは確認できていない。

その後、HDDをケースに固定し取り付けた。

ただ、ちょっとMTのレスポンスが落ちたような気がする。OSが高機能になった分重くなったこととhttpdのモジュールが増えたのが原因かもしれない。名前からも使わないことがはっきりしているようなモジュールを外してみるか。ほんとは、サービス類も見直したい。

Fedora Core 4:マタカ…_| ̄|○

 httpdとnamedの設定をして動作確認をした。その後、sambaの設定をしようとしていたら起動しなくなってしまった。それも、x起動の途中らしくメッセージも見れないしコマンドモードに入ることもできない…

 また、DVDからインストールかよ…

fedora core 4 再設定

051027_0006~001
 FC4 で起動中はこのblogへの書き込みができないので、wikiをメモ代わりに使っている。全てを自分のサーバに構築しているとこうはいかない。冗長性の確保とはこういうことかな。別の種類のデータベースなのでバックアップという意味はないが。

 全然関係ないが、USBポートに娘のiPod mini をつないで充電していたらFC4にはiPod専用とおぼしきアイコンがマウントされた。macOSならminiは色も反映されるが、linuxでは流石に無理か。でも、液晶のメニューやヘッドフォンへの表現はスゴイ。当然ながらiTunesは入っていないので曲のメンテナンスはできないが、ストレージとしての使用はできそうだった。ちなみにFC1では専用のアイコンどころか、ストレージデバイスとして認識すらされない。約2年のブランクは大きい。

 ユーザの作成、namedの設定コピー、httpd.confの書換fedora core 4 install memo

 夜や休日にこのサイトが止まっていたら新しいディスクで起動していると思ってください。

fedora core 4 再インストール

 PHPのパッケージがヤバそうだったので、サクッと再インストール。DVDだと入れ替える手間がないのでかなり楽。洗い物をして洗濯物を干していたら終わっていた。こんな気楽に再インストールできるのは今だけだからね。

 namedの設定は前回の物を流用できそうなことが確認できたが、httpd.confは前のままではダメのようだ。起動時になんたらいうディレクティブが要るというメッセージがずらずらと表示される。

Fedora Core 4:named

 現在のサーバに入っているname.confやゾーンファイルをchroot以下のそれぞれのディレクトリにコピーして再起動したら動いたっぽい。

 httpd.confも今のところユーザーを作ってなかったりファイルをコピーしてなかったりするので、まともには見られないが、狙っているディレクトリに振り分けられているような気がする。

 最大の難関はMySQLとphpか…パッケージツールでphp関係で必要そうなソフトを入れようとしたら、「パッケージが見あたらないので入れられない」とか言われた。あれ?消した憶えはないんだが….それどころかUp2Dateを使ってphp関係はアップデートしたんだが。これが裏目に出たんだろうか。最初のインストール時に入っていないものについては、依存関係ほったらかしでアップデートするんだろうか…もしそうなら、一からインストールし直した上で再びUp2Dateをかけなきゃならないということか…やれやれ

Up2Date

FC4で11時ごろからパッケージのアップデートと現在のディスクからの設定の移植にとりくむ。

メジャーなバージョンアップは無いがcnfファイルには互換性はなさそうだ。1から4へのジャンプだからな…

GNOMEのユーザーインターフェースも大きく変わっていて戸惑う。すごくcoolなかんじだ。KDEとは別の道をいくという感じか。まあ、最新のKDEで知っているのはKNOPPIXのものなので特別かも知れないが。

1時間近くかかったが完了した。yumの設定をしていないので、パッケージのアップデートはUp2Date頼みなので完了できたのは嬉しい。FC1の時はまともにダウンロードできなくて困ったものだった。安定して使えている分には釜は無いのだが、セキュリティホールが見付かったシステムを後悔しておくのは恐いからね。知らないうちに24時間ノンストップで光回線を使って世界中にスパムをばらまいていたら洒落にならない。