(´・ω・`)ショボーン:ドコモ Galaxy Tab S 8.4 SC-03G専用Bluetoothキーボード付属発表。

 docomoの冬秋モデルの発表があったらしい。一番売れている iPhone とは別に、日本メーカー中心の新製品を昔ながらの発表会で紹介するという恒例イベントだ。au と ソフトバンクもそのうちやるのだろう。社長とCMタレントの組み合わせで商品持ってニッコリというのは10年前から変わってない。キャリアが製品を牛耳っていた時代の名残でしかない。iPhone や Galaxy はキャリアをまたがって売られるし、MVNO の SIM ロックフリー端末も現れている。これらは、日本市場でのXXモデルの発表時期とは全く無関係にリリースされている。彼らにとって日本市場は世界市場の一部にすぎない。もっと大きな北米や中国、欧州市場の競争に勝ち抜くことが最優先だ。キャリアのXXモデル発表会というのは、ガラパゴスの象徴だろう。

 SIM ロックフリー端末以外に興味はないので、スペックを見ることもしないが、「ドコモ Galaxy Tab S 8.4 SC-03G 発表。8.4型2560×1600有機EL、専用Bluetoothキーボード付属 – Engadget Japanese」には興味を惹かれた。

羊にムカつくww
羊にムカつくww
 iPad mini retina と競合するLTE 2年縛り回線タブレットだが、iPad mini retina のLTEモデルを docomo が扱うようになった今、存在価値が見いだせない。

 しかし、Chromebook ではなく Andriod タブレット+キーボードという選択肢も「価格次第では有り」と思った。Google Drive アプリをメインに訴求すれば業務用モバイル端末として訴求できるかもしれない。「価格次第」ではあるが。とはいうものの、何とかコンシェルとかいう羊アイコンが気になる。ネット端末としてキーボードでオフィスアプリを使うような割り切った使い方をするユーザにはこういうアプリは邪魔でしかない。こんなもののためにメモリを消費したり、OSのアップデートが出来ないのでは本末転倒だからだ。

 docomoがビジネスユーザにこのタブレットを売りたいなら、羊アイコンは出すべきではない。羊アイコンが必要な層はこんな端末買わないから。

Microsoft が新しい概念 “lapability” を主張

Surface Pro 3 は lapability を向上
Surface Pro 3 は lapability を向上
これについては散々書いた。

 写真の人は日本人より大柄なアメリカ人男性だろう。キックスタンドの足が膝頭ギリギリなのが分かる。そして、そこまでしてもキーボードが体に近すぎるため、肘を大きく開かなければならなくなっている。通勤電車のベンチシートでは左右に人がいない時にしか使えないだろう。キックスタンドとヒンジまでの距離分キーボードを体に近い位置に置かなければならないのが原因だ。

 足の長いアメリカ人ですらこうなのだから、自分のような短足だとキックスタンドを膝頭に置いたらキーボードの手前は腹に密着するのではないだろうか。これについては、「通勤電車でタイピング対決!>どれも端の席でないと難しい・・・」で結論を出した。キックスタンドを採用する限り膝の上においてタイピングすることは快適にならない。キックスタンドを否定することが真の “lapability” 獲得への道だろう。

薄く軽く大きく。Surface Pro 3は12インチ大画面、Airより軽量 : ギズモード・ジャパン
なんでこんな微妙な角度を追加したかと言いますと、「ラッパビリティー(膝に快適に置ける度合い)」を高めるためなんだとか。しょうもない造語ですが、まあ、いいんじゃないでしょうか。

さらにタイプカバーも新サイズに合わせて大きくなって新登場。もっと薄くなってます。取り付け方も変わりました。下にカチンと嵌めるのは一緒ですが、少し上に行ってから曲がるので、下のベゼルにきっかり嵌ったままを維持できます。すごく安定していて、ラップトップとかわりない、というのがマイクロソフトの説明です。だといいな。

FrogPad が帰ってきた|TidBITS 日本語版 #1204/06-Jan-2014

 FrogPad は前から知っていた。知っていたが買ったことはない。日本語での入力にはメリットがなさそうと感じたから。

 コンセプトとしては面白いので、このハードで日本語入力に最適化したキーボードを開発してほしい。誰かが kickstarter でプロジェクトをたちあげたら出資するよ。

FrogPad2 TidBITS 日本語版 #1204/06-Jan-2014FrogPad2 — 私はまだこれを実際に見る機会を得ていないが、まもなく発売予定のFrogPad2 を探し回ろうと思っている。これは Bluetooth 入力を受けられるものなら殆どどんなものにも使えるよう設計された片手キーボードである。FrogPad (会社の名前) は一日使えば毎分 40 語をタイプ出来ると言っているが、より興味を引く疑問は、旅先での書き物用として親指タイピングや音声認識より優れているかどうかである。数年前に QWERTY から Dvorak への苦痛に満ちた移行を経験した一人として、私は片手での筋肉記憶を覚えることで、通常の両手タイピングの技量が邪魔されはしないかどうかを知りたいと思っている。FrogPad は 25 台のキーボードを負傷した退役軍人に使って貰おうとチャリティに寄付しており、更に “You + 2” パッケージを $279 で予約注文してくれた人全員に更に二つを寄付すると報じられている;通常の予約注文価格は $149 である。

iPad Air をお持ちの皆さん、お待たせしました Ultrathin Keyboard Cover が出来ました

20131202-ultrathin 一部で待たれていたUltrathin Keyboard Cover For iPad Air – Logicoolが発売された。

 自分はアメリカで発売された後2ヶ月以上待ってその間にゴミのようなものを買ってしまったので、この時期での発売は嬉しい。って、まあ、iPad Air を持ってないので関係ないんやけどね(^^;

 後、円高のせいか自分が Ultrathin bluetooth keyboard for iPad 2,3,4 を買った時より高くなっているようだ。

 Ultrathin keyboard は フルサイズの iPad がベストだ。この点では iPad mini を凌ぐ。横幅がデバイスの長辺によって決まるからだ。iPad mini の長辺がキーボードの幅になる。なので、これを狭く感じる人はいるだろう。

通勤電車でタイピング対決!>どれも端の席でないと難しい・・・

20131028_stand キックスタンドについて懐疑的な理由は右の図のとおりだ。

 fig1.1:iPad + Logicool ultrathin keyboard :重心が、iPad とキーボードの交点付近にあるので、キーボードの後端が膝からはみ出ていても構わない。キーボード上にタブレットが乗るので、安定が良い。キーボードにパームレストがないので、意識的に手をキーボードの上に置かないと安定が悪く、角度の変更ができない。

fig1.2:ノートPC:手前にパームレストがある機種が主流なので、手のひらをそこにあてることで自然に本体を安定させることができる。任意の位置で止められるヒンジが使われているので、液晶の角度が自由。最低でもヒンジが膝にかかっていないと危険。液晶がヒンジより奥にあるので、膝と液晶の角度によって前後に不安定になる。

 iPad 用の Bridge という iPad 用キーボードはこのタイプに属するが、iPad とバランスさせるために Ultrathin keyboard よりかなり重い。
 fig1.3:Surface シリーズ+キーボード:キックスタンドが接地(この場合膝)する位置より前に置く必要がある。キーボードが体のすぐそばになるのでタイピングが困難。電車等では肘が左右に広がってしまうので両側に人が座っている状態ではキーボードは使えない。キーボードとタブレットがヒンジ部でつながっているだけなので安定が悪い。また、タブレットを立てるためにキーボードの後端からキックスタンドの設置部分までが平坦でなければ安定しない。

 ただしこれは短足な場合(自分)で、足が長い人は Fig 2.1 ~ 2.3 のようになる。股関節から膝頭までの距離が十分にあればキックスタンドでもあまり持て余すことはないのかもしれない。短足人には切ない結果になったが、足の長い人は腕も長いことが多いので、通勤電車でのタイピングは周囲の迷惑になりかねない。

結論:Surface のデザインはアメリカ人の視点からデザインされていて、通勤電車の中で使うようなことは想定されていない。そのような使い方をするには Ultrathin keyboard のような構造のキーボードがベストと思われるが、Microsoft自らがキーボードを充実させている事もあり、サードパーティの参入は見られない。

This Incredible Tablet Keyboard Transforms to Fit Your Sloppy Fingers

http://dryft.com/ からタブレットに最適化したキーボードの提案が現れた。タブレットといえば、大きな画面を利用した QWERTY が主流で、ソフトキーボードの特性を活かしたカスタマイズ版が提案されてきたが、今のところスマートフォンにおけるスワイプキーボードのような標準と呼べるものは現れていない(ローマ字言語圏ではまだ勝負は付いていないと思われる)。

 dryft keyboard はQWERTY の変形アプローチで参入だ。従来のキーボードと違うのはキーの配列を動的に行うことのようだ。ユーザーが8本の指を画面に置いたらその位置をホームポジションの位置としてキーを配置する。なので、ホームポジションがどこにあるのかを目視しながらタイピングをしなくてもいいのだ。物理キーボードなら指の感触で無意識に位置を補正できるし、押し込まなければ反応しないので意識する必要はないが、タッチセンサーのソフトキーボードではそれがないために目指しなければならず、結果的に快適な入力環境とならない。ホームポジションを手の位置に合わせることで手をキーボードの位置に合わせる必要を無くするという考え方だ。

 そして、特定のキーを打つとそのズレをフィードバックして位置が変わるというのも面白い。その人の打ちグセ(Sを打つ時にキーの右側を打つことが多いといったくせ)によって配列が変わるのだ。

 これも、ソフトキーボードメリットを活かしたアプローチだ。ホームポジションに指をおいてタッチタイプできる人なら効率のよい入力が可能かもしれない。

 ただし、これは長文を打つときにしか役に立たないのではないだろうか。動画では両手を置くことでキーが現れているが、一々両手を置かないとキーが現れないのでは、例えば4桁のパスコード程度のものを入れたい時に不便だろう。また、片手でタブレットを持って片手で入力したいような場合にどのようなキーボードが現れるのだろうか。

 サイトに合ったベータテスト志願フォームに登録してみた。XOOMならトラブっても平気だし(日本語入力はできないだろうが)。

使い易いキーボードとは

 また、ソフトキーボード全般に言えることだが「結局QWERTYは覚える必要がある」ということだ。キーボードに革命を起こすなら、最新の言語と人体工学に基づいたキーの配列から提案して欲しい。QWERTY を知らない人間が最短で最高速で打てるようになるキーボードを提案して欲しい。

 マーケティングや現実にQWERTY配列を覚えているユーザが多いことからQWERTYをサポートすることは必要かもしれないが、そこから一歩踏み出すことがソフトキーボードなら可能だ。物理キーボードと同じ入力方法が便利という発想かもしれないが、フリックの例でも分かるようにそれが充分に合理的であればユーザは学習する。

 もう一度「使いやすさ」について考えて欲しい。自分はiPhoneの日本語入力ではフリックを使う。物理キーボードは当然QWERTYだ。全然混乱しないし覚えるのに苦労はしなかった。普段使っている物理的キーボードと配列が似ているというのは、物理的に異なるUIでは不要なのだ。

 今持っている入力環境で一番使いにくいのは、iPad で Ultrathin keyboard を使う際の iOS の日本語変換UIだ。UI全般ではなく、たったひとつ。変換候補の選択方法が独特であることだ。普段PC(会社でも自宅でも)で使っている Google 日本語入力では予測変換候補の選択をtabキーで行う。ことえり(Mac OS の標準IM)でもそうだ。にも関わらず、iOS ではスペースキーで行わなければならない。文字を入力して予測変換に目的の文字列が表示された時に反射的に tab キーを叩いてしまう。そうすると、入力中の文字列がそのまま確定されてしまう。このため、削除を連打し中途半端な文字を削除した上で入力し変換しなければならない。

 Ultrathin keyboard のできが悪かったり配列が違っているわけではない。ほとんど同じなのに一箇所だけ操作が違うからミスをするのだ。

 ここに「使いやすさ」の落とし穴がある。iPadに Ultrathin keyboard をつなぐと PC と同じように使える。配列も物理的フィードバックもほぼ同一だ。なのに、変換候補選択のキーだけが違うから間違うのだ。PCとスマートフォンくらいに物理的にUIが異なれば全然迷わない。頭が切り替わるからだ。

チャレンジャー続々:Android向けキーボード Minuum を発表

minuum 前に一度取り上げたような気がするが・・・新しいソフトウェアキーボードが開発されて楽しい。全面液晶のモバイルデバイスが普及したこと。デバイスのリソース(CPUパワー、ストレージ)が複雑なアルゴリズムや辞書による入力アシストを可能にしたこと。スマートフォンのOSがAndroidとiOSに収束しインストールベースが増え、開発者のノウハウが蓄積されたこと。といった要因があるだろう。

 Minuum は先日見た「Fleksy」のキーボード部分を圧縮したようなイメージだ。Fleksy のようなアルゴリズムがあれば実際のボタンが正確に押される必要はないから、省スペースにする意味でこのようなアプローチも可能だろう。ただ、辞書にない文字列を入力したい時に正確にタップすることが難しくなるかもしれない。

 これらのあいまいな入力結果から目的の単語を探すというアルゴリズムの標準が作られたのだろうか。ヴェンチャー企業のキーボードアプリのほぼすべてがこのアルゴリズムをコアに UI を組み立てているようだ。(昨日取り上げた Swype もコアは同じだろう。)

 英語の場合にはフリックキーボードの利点が少なく、QWERTY レイアウトで使う人が多いから、日本人以上にルーズなタップでの入力をサポートすることへの需要が大きいのだろう。フリックキーボードは日本語の一音を一動作で入力できる画期的な方法なので、今のところこれを上回るキーボードは無いのではないだろうか。

 もちろん、これはスマートフォン限定の話だ。7インチタブレットや10インチではそれぞれ異なるレイアウトがあるだろう。

カナダのスタートアップがAndroid向け高速ソフトウェア・キーボード、Minuumを発表 | TechCrunch Japan

カナダのトロントのスタートアップ、Whirlscapeが開発中の革新的でスーパー・シンプルなソフトウェア・キーボード、Minuumが話題になっている。このプロダクトはIndiegogoで資金を調達し、Android向けベータ版のリリースに漕ぎ着けた。Indiegogoの出資者もその成果を実際に試してみることができるようになった。
続きを読む チャレンジャー続々:Android向けキーボード Minuum を発表

Swype こんな感じ(2)

Swype 日本語対応が Android にやってきた。(1)

Swipe_01 基本レイアウト


Swipe_02 スプリット・レイアウト。スワイプ入力はできない。iPad の分割キーボードと似ているがローマ字入力のみ。


Swipe_03 シュリンク。大きな函体のタブレットで指の移動距離を小さくすることが出来る。キーボードは左右に移動できるので、両手でタブレットを持ってどちらか一方の親指で入力することが出来るかもしれない。XOOM の場合端末が重いので現実的ではない。


Swipe_04 手書き入力モード。Zaurus の入力画面を思い出す。10インチタブレットは入力エリアが大きいので指でも入力可能。しかし、XOOM では CPU のパワー不足なのか認識速度が遅く実用性はない。10 年前の Zaurus のほうがはるかに快適だった。

 2013年モデルのペン入力可能タブレットなら評価が変わるかもしれない。


Swipe_05 記号入力モード1


Swipe_06 記号入力モード2


Swipe_07 スワイプ入力例1:kaisyaと入力した軌跡。aの往復距離が長い。


Swipe_08 スワイプ入力例2:atui と入力しようとしたがとうとう認識されず。候補にも上がってこなかった。[暑い、熱い、厚い]を入力するためにはタップ入力するしか無い。

 これはスワイプ入力の限界を示すものだろう。

Swype 日本語対応が Android にやってきた。(1)

 なぜ、マカーで iPhone、iPad 使いが Android 版が出たことを喜んだのか奇異に思った人もいるだろう(いないかw)。それは、iOS の制限でキーボードを入れ替えることができないからだ。ATOK やその他のキーボードアプリはリリースされているが、それらは全て専用のアプリ上でしか入力できない。PC の IM のように組み替えて使うことができない。だから、iOS 版のキーボードが出ても対岸の火事、招待されないパーティの盛り上がりを Facebook で観るのと一緒だ。

 しかし、Android は違う。Android なら標準の日本語変換システムを置き換える形でのインストールが可能だ。しかも、日本語入力が可能で無料となれば試さずにはいられない。早速、Motorola XOOM にインストールした。

 機能は豊富で、3種類のレイアウト(フル、シュリンク、スプリット)と音声入力をサポートしている。他に、全てのモードから呼び出し可能な記号・数字入力用のオプションレイアウトがある。スプリットレイアウトでは、当然ながら、スワイプ入力はできない。

 感想はApp/Swypeに列記しているので、興味が有る方はそちらをお読みいただきたい。

 日本語入力時に限定して感想を抜書きしてみる。

 日本語は母音を入れる機会が多く、特に多い「A」がQWERTY配列では左端にあるために、スワイプで移動しなければならない距離が長くなる。一文字ごとに子音と母音を往復する入力となり、英語入力時のスムーズな入力感は得られないし、ヒット率が上がらない。

 スワイプ入力の限界として同じ文字の連続を動作から読み取ることができない。日本語は単語の一分になる場合「学校gakkou」や「知っとる sittoru」というように活用語尾の一部で使われたりするので、桁違いに大きな辞書が必要となるのではないだろうか。

 後、日本語入力のかな漢字変換効率を上げる入力方法に、単語や文節で入力するのではなく、複文節や連文節で入力する方法がある。これによって同音で異なる漢字が使われる場合のヒット率を上げることが可能になる。しかし、Swype では一度に入力できる文字数はあまり多くない(途中で手を離すと、その時点で入力が終了したと判断されるので)。また、かな漢字変換部分が貧弱で、一部の文字列の変換を修正することができないので、単語レベルでの入力が多くなる。その度に、左上の(PCのキーボードならTABキーの上)にある候補文字列をタップしなければならない。

 ただでさえ、ボイントの往復によってスワイプの距離が長くなるのに、短い入力毎に遠い位置にある候補を確定のためにタップしなければならないので、手数が全然減らない。というより、通常のタップ入力より手間がかかるのが現状だ。将来的に辞書が強化され、かな漢字変換エンジンが改良されたら、今よりはましになるかもしれないが、QWERTY 配列で日本語を入力する際の非合理性が拡大されるという欠陥の克服は難しいだろう。

 もし、スワイプによる日本語入力を快適にしたいのならQWERTY配列を捨てるべきだ。

 POBox のような認識エンジンを採用すれば、子音をつないでいけば変換できるのでは意だろうか。

ギネス記録の高速入力を実現するSwype、日本語にも対応してついにPlayストアに登場 | TechCrunch Japan

2010年3月に、Swypeはごく限定的なプライベートベータとしてスタートした。スワイプして文字を入力するという驚くべき(今では多くの入力システムで同じ仕組みを採用というか模倣している)仕組みを備えていた。以来、多くの端末にプレインストールされたり、一般公開ベータとして徐々に普及していった。そして1億ドルにて買収されることとなったのだった。いろいろな動きを見せてきたのだが、それでもこれまでβ版であると主張し続けてきた(まるでGoogleのようだ)。
続きを読む Swype 日本語対応が Android にやってきた。(1)

No-look-type を Fleksy で

 「見ずに打てるキーボード Fleksy (Android, iOS) | GEEK_XP」を使って実際に目をつぶって入力してみた。少しでも見てしまうと試したことにならないと思い、iPhone で撮ってみた。ホントにデタラメに近い入力でも予測されいるからすごい。

 50音配列のキーボードでは無理そうだ。

 こちらは公式動画

 後、盲人がこれを使って便利になるかどうかは分からない。なぜなら、今のキーボード配置を知っていなければならない。ただし、このアルゴリズムを応用すればもっと人工的な合理的な配列を前提とした入力環境に道を開く可能性はある。QWERTY 配列にこだわらないチャレンジを目指して欲しい。

 ただし、Siriのレベルが上がればタッチ入力の必要性自体が無くなる可能性はある。さらにその先には脳直結通信が待っている。まあ、そこまでいくと目が見えるとか見えないとかいった、生物的なハンディキャップなど克服されているだろうが。蛇足をつけるなら、そこまで技術が進歩する前に人類が絶滅する可能性のほうが高いだろう。原因が太陽活動の変化であるのか隕石の衝突か人類の自滅かは別にして・・・