iPhone 4S 6.1.1 アップデートで投獄。からの再脱獄

投獄

3G 回線の接続が不安定になる 6.1 を脱獄して使っていたが、しょっちゅう3G回線を繋ぎ直さなくてはいけないので 6.1.1 にした。

6.1 にアップデートした時には特に気になってはいなかったが、脱獄と同時期だったこと、連休中の三日間は自宅のWi-Fi環境にいる時間帯が多く、外に出ている時にはiPhoneを触れない状態(自転車)だったこと、通勤時間帯に本を読んでいてiPhoneをほとんど触らなかったことなどが重なり 3G 回線が不安定なのかどうか分からなかったのだ。昨日、読書が一段落して電車内で Gunosy から各サイトに飛ぼうとしたら全く開かないことが頻発してアップデートする気になったのだった。

iMacにつなぎバックアップ。その後 iOS のアップデートをインストール。普段のアップデートなら10分程度しかかからなかったが、今回は時間がかかった。途中で風呂に入り上がったら iPhone に初めて電源を入れた時の画面が表示されていた・・・iTunes には「メンテナンスモードの端末が見つかったが復元するか?」といったダイアログ・・・ここからは、トラブった iPhone を工場出荷にしてバックアップから復元するのと同じ。データのコピーに1時間近くかかり、完了後は脱獄前の環境だった。

とりあえず、脱獄した端末の OS のアップデートは初期化と復元をする覚悟が必要。工場出荷状態から復元したら脱獄前の状態に復元できるということを学習した。

再脱獄

  1. 6.1.1 対応版の evasi0n 1.3 がリリースされたというので 1.3 で脱獄した。手順は前のエントリに書いたとおり。
  2. 有料アプリの再インストール:TetherMe、infinifolders
  3. 無料アプリの再インストール:SB Setting(Activator)、Five Icon Dock
  4. 無料アプリの新規インストールBrowser Changer

 Cydia を起動してアカウントを入力したら有料のアプリの2本をインストールするか聞いてきくれた。数タップするだけで両アプリがインストールできた。無料アプリは検索して簡単にインストール。また、フォルダの設定ファイルなどが残っていたのか、ある程度まで従来のフォルダ構成が再現された。

jailbreak-5 Five-Column SpringBoard というのも便利そうだと思っていれてみた。自分のようにフォルダにアプリを入れていると見た目がごちゃごちゃするので取り除いた。パックマン風の背景にも合わないしwww


jailbreak-after 今日時点でのホーム画面。

 Browser Changer でデフォルトブラウザを Chrome にしたのでホームにも Chrome を置いた。Safari よりレスポンスがいい気もするが、Wi-Fi環境なだけかもしれない。

 Activator は SB Setting を入れたら勝手にインストールされる。ジェスチャーにアプリを割り当てられるが、まだ設定はしていない。

iPhone 4S を野に放つ (Jailbreak 手順覚書)

 iPhone4S のJailbreak は「IOS 6.1 JAILBREAK UNTETHERED IPHONE 4S COMPLETE GUIDE」を読むといい。というより、ほとんど何もすることはないくらい簡単。ただし、「文鎮化してたら諦める覚悟」がない場合には真似してはいけない。参考:「Jailbreak された iPhone のウイルス感染に関する注意喚起 | 慶應義塾 三田ITC

 まず、お断りしておくが脱獄のためには iPhone の環境をバックアップし evasi0n を実行するための PC が必須。なので、PC なしで運用していてバックアップは iCloud でとっているという人はできない。

バックアップしてから作業すること。作業中に絶対に USB ケーブルを抜かないこと(USB ケーブルはハブからではなく PC の USB ポートに直接つなぐ)。作業後に予定のないときに作業すること(evasi0n のサイトには「5分の時間があればいい」という表現があるが、5分では絶対に終わらない)の3つだ。すべて必須だが、特に時間には注意したい。普段からバックアップしていないとバックアップだけで数十分かかる。

  1. evasi0n をPCにダウンロード(2013/2/14 時点の最新版は1.3)。OS別になっているので作業している PC の OS 用のものを選ぶ(間違えて他のOS用のものをダウンロードしても起動できないのでトラブルになる心配は無い)。
  2. USB ケーブルで PC につなぎ、iTunes でバックアップ
  3. iTuens を終了
  4. 1でダウンロードした evasi0n を起動
  5. [Jailbreak]ボタンをクリック
  6. 待つ・・・気長に待つ。
  7. iPhone が再起動したら、ホーム画面に Jailbreak というアイコンができているので、これをタップ
  8. 待つ・・・気長に待つ。
  9. evasi0n のプログレスバーが右まで行って Jailbreak ボタンが Exit になったら完了
  10. ホーム画面に Cydia というアプリができている。Cydia は脱獄アプリの App store 。脱獄アプリはここからダウンロードしインストールする。
  11. Cydia で有償の脱獄アプリをダウンロードするためには Amazon か paypal のアカウントが必要。Amazon の支払いを日本の Amazon のアカウントでできるのかどうかは不明。自分は paypal のアカウントから支払った。

 成功したら Jailbreak アプリを開発してくれた開発者に感謝し有償アプリを購入しよう。しつこいようだが、Jailbreakした iPhone は Android 並の危険度になるので、インストールするアプリは定評のあるものだけにする方がいいだろう。

 また、脱獄した iPhone に OS のアップデートが来た時にも注意が必要。脱獄ツールが新しいバージョンの iOS に対応していることを確認してから OS のアップデートをしないと、脱獄ツールがアップデートするまで脱獄環境を使うことができなくなる。さらに、OS のアップデートは OTA ではなく USB で行う必要があるので、出先でWi-Fi環境があるからといって OTA で OS をアップデートしてはいけない。

Jailbreak の道は遠い。バックアップは重要。

 ひょうしぬけするように簡単にJBできたが、設定を追求する時間もなく、通常運用で普通に使っていた。今朝までは・・・

 セミナー会場についたときに、メールの着信(メルマガとか広告メールばかり)でバイブが鳴らないようにしようと、電源を落とした。そして、休み時間に電源を入れようとしたらリンゴマークのまま止まってしまった。休み時間が終わるまで待っても変わらなかった。仕方ないのでそのままポケットに放り込んだ。

 昼休みにダメ元で画面を見たら何事もなかったように起動していた。ホッとして使おうとすると画面の様子が変わっていた。アイコンがバラバラになって散らばっていた。JB後に詰め込んだフォルダーに入れたアイコンがホーム画面に出ていたのだ。そして、JBの効果が消えていた。JB前の状態に戻ったのかと思いCydiaを探したらあった。しかし、起動できない状態になっていた。どうやら、電源をオフにしたのがまずかったらしい。とりあえず、起動できてネットも動いているようだったので、使っていたがSafariとメールが動かなかった。他のアプリは普通に動いたが、パズドラのアカウントに入れなくなっていた。

 帰って、iMacにつないで復元を実行。ダイアログに表示される時間より大幅に長時間かかりながらも正常に起動した。動かなくなっていたアプリを起動してみたが何事も無かったかのように起動できた(当然)。ローカルに新たなデータを置いたり、iPhoneでコンテンツを買ったりしていないので、バックアップから復元出来れば十分。JBは休みの日にでも追求するつもりだった。

 風呂に入って、よく画面を見たらドックにアイコンが5つ並んでいる。これは、JBアプリの効果だ。試しにCydiaを起動したらこちらも正常に起動できた。全然理由が分からない。復元したのだからJB前の状態に戻るべきだろうに・・・嬉しい誤算だが、不安でも有る・・・

 とりあえず、結果オーライ。infinifolder をインスコしてみた。 $1.99 (98円)。これが安定して使えればホーム画面に関する不満の多くが解消される。

テザリング完了(iPhone 4S softbank)

jailbreak iOS 6.1 の Jailbreak が可能になった。evasi0n というパソコン用のソフトを使う。公式にテザリングが使用出来る iPhone 5 には必要を感じないかもしれないが 4S 以前の Softbank(au) の iPhone を使っているユーザにはこれができるかできないかは大きな違いが有る。

 以前のようにメンテナンスモード(正式な名前忘れた)で起動したりしなくてもいい。ダウンロードしたパソコン用のソフトを実行するだけだった。「[iOS] 『iOS 6.1』を完全脱獄する方法!『evasi0n』iPhone 5、iPad mini等にも対応 | Tools 4 Hack」を参考にした。evasi0n の説明には「5分あれば」とあるが、実際にはもっとかかるので焦らずにゆっくり待ちたい。もちろん、やるときには自己責任でどうぞ。

 テザリングに使用するために TetherMe という有料アプリをインストール。$4.99 だが、2/5 に購入したら 480 円だった。Amazon か PayPal でクレジットカード決済のアカウントがないと支払いができないので、事前に作っておくほうがいいと思われる。自分は PayPal で支払ったので、日本の Amazon のアカウントでいいのかどうかは分からない。

 以下、将来的に再インストールする必要に迫られた時のためにメモる。真似してアホのようなパケット料金を請求されても知ったこっちゃないので真似しないでね。質問がある場合には、もっと詳しい人がいっぱいいるので ggrks。

  1.  Cydia で TetherMe を購入しダウンロード・インストールした後で設定を開くと TetherMe というエントリができている。ここで、インターネット共有をオンにするとテザリングが開始される。
  2.  下に表示されるパスワード(自分で変えることも可能)をクライアントとなる端末(ノートPCや iPad 、NDS等)のWi-Fi設定で使用すると iPhone の WAN 回線を使ってネットアクセスが出来るようになる。このときのSSIDは iPhone の名前でステルスモードではないので恥ずかしい名前をつけている場合には変えておくほうがいい。
  3.  

  4. 一度 TetherMe でテザリングを行なうと、設定のトップ画面(Bluetooth の下)に「インターネット共有」というエントリが表示されるようになる。

 今のところやったのはこれだけ。ホーム画面のカスタマイズに手を出す気もないし、カスタマイズする暇もない。たまに iPad を持ち出すときにテザリング出来ればそれで満足。evasi0n 開発チームに感謝。何か、evasi0n チームに寄付するつもりで何か有料アプリを買ってもいいな。

Jailbreak で面白いのは、Cydia というアプリの存在だ。すべての Jailbreak の直接の目的は Cydia というアプリをインストールすることに有る。もちろん、これは iTunes store には売っていない。これをインストールし、App store のように使うことが Jailbreak の一歩だ。App store のような洗練された UI とは行かないし不安はつきまとうがwww

 Cydia がイントールできたら、後は Cydia で任意のアプリ(iTunes store にないような)を探してインストールするだけだ。iTunes store とは比べ物にならないくらいに少ないが、一つずつ見ていては時間がいくら有っても足らないような数がある。iOS のバージョンアップで動かなくなったユーティリティも健在だ。

日本の司法判断は(@@)? 米国が携帯電話の脱獄合法化を3年間延長。ただしタブレット除く。SIMロック解除も違法化

 iPhone 5 が日本でもテザリング可能になったことで Jailbreak へのモチベーションは大きく下がった。しかし、Jailbreak はメーカーやキャリアの手のひらであそばされている無力感から救ってくれた。

 この判断が日本でも適用されるものではないが、それ以前に合法という判断もくだされていない。なので、実際には日本では今でも非合法かもしれないから、上のような感慨は全く無意味かもしれない・・・

 しかし、今では Android タブレット(含む kindle) は多くが root 化されている。kindle などは発売後半日で root 化成功の報せが広まった。XOOM でも au のアップデートが行われる前には root 化してアメリカの ROM をインストールする情報がネットに転がっていた。下の記事によると、これらの行為はアメリカでもすでに非合法のようだ。摘発は行なっていないと思われるが・・・

米国が携帯電話の脱獄合法化を3年間延長。ただしタブレット除く。SIMロック解除も違法化

議会が携帯電話の脱獄やroot取得を合法化した2010年、ハッカーたちは「奇跡が起きた」と大喜びした。

しかし2年前のデジタルミレニアム著作権法 (DMCA) 見直しは、期限付きの例外条項の更新にすぎなかったため、電子フロンティア財団 (EEF) は期限を延長すべく精力的に働きかけてきた。その結果、著作権局を統括する米国議会図書館は10月末、携帯機器の脱獄やルート取得の合法化 (取り締まり対象からの除外)をさらに3年間延長するという決定を下した。

しかし但し書きがある。まず、OSの制限を解除して任意のプログラムを動かせるようにする脱獄 (Jailbreak) は、携帯電話については合法だが、タブレットは含まれていない(「タブレット」の定義が曖昧で、電子書籍端末やゲーム機も含まれる可能性があることなどが理由とされている)。また、2013年1月末以降に購入した携帯電話のSIMロック解除は違法になる。

SIMロックの解除は米国著作権法のフェアユースの範囲として認められてきたのだが、ソフトウェアの利用許諾契約と所有権をめぐる2010年の判例により、携帯電話のOSについてはフェアユースが当てはまらないと判断されたからだ。

さらにSIMロック解除については、通信事業者のルールが以前よりも緩くなったため、例外はこれ以上必要ないのだとしている。だがこの判断は、原因と結果を混同しているのではないだろうか。

iPhone 3GS Jailbreak 失敗

 iPhone 3GS の延命のためにルーター化する事を思いついた。こういった事をするには古いバージョンのほうがいいだろうから iOS 5 にも上げずにいた。

 しかし、結論から言うと、ダメだった。iPhone 3GS の最新OSは4.3.5でこのバージョンの成功例は多数ネットに転がっていた(ひもつきだが)。しかし、そこで定評のあるソフト redsn0w で試みたが反応がなかった。DFU モードに入るのに失敗してるのかと何回もやったが同じ所で失敗。システムプロファイラで DFU モードに入っているか確認出来るという事を知りやってみたらちゃんとDFUモードに入っていた。にもかかわらず先に進んでくれなかった。

 どうやら、今の自分の iPhone 3GS に入っているベースバンドは脆弱性を塞いだバージョンらしい。そして、これは日本ローカライズ版なのかアメリカの報告には全く上がっていない(見落としてるかもしれないが)。いくつかの日本のサイトにこのベースバンドの端末を脱獄させるためには iPad のベースバンドを入れるという物があった。しかし、そのためには GPS が使えなくなってしまうらしかった。テザリングをするためにGPSのような基本機能(他でカバー出来ない)が使えなくなるのでは本末転倒だ。

 で、脱獄は諦めた。しかし、ルーターを使って自宅以外でも XOOM (将来的には出るであろう iPad3)をネットにつなぐという野望を捨てたわけではない。