iPhone 6 Plus Multi-Touch 修理プログラムと Apple の罠

 息子の iPhone plus は昨年くらいから不調になっていた。画面の上部がチラチラするようになって、今年に入ってからは遂に液晶がタッチに反応しなくなっていたらしい。息子は iPhone 5 を持っていたので plus のテザリングで iPhone 5 を携帯電話として使っていたらしい。友人との連絡は LINE でやっているらしく、通常の電話は使えなくてもそれほど不便ではないと強がっていた。

 iPhone 6 Plus Multi-Touch 修理プログラムで修理した。継続して使うつもりはなく、直ってきたら中古で売るつもりだった。故障したままではジャンク品だが、修理すれば完動品ととして売ることが出来るだろうから。そのままでは回線が無くなるので、自分の iPhone 6 を息子に渡し、自分は Homtom HT20 で秋まで凌ぐことにした。

 しかし、戻ってきたのは新品の iPhone 6 plus だった。14,800円で新品交換された(息子の iPhone 6 plus が交換になったのは2度目で一回目は4万以上かかった)。


 そこで、方針を転換し、息子は iPhone 6 plus を使うことにした。新型が発表されて、移行したければこれを使用期間半年の美品として中古で売れるし、移行する必要を感じなければあと2年は余裕で使える。自分の iPhone 6 は電池がヘタってきてるし、液晶も端が暗くなってきているので、新機種によらず更新したいところだ。だが、中古で販売するにも高くは売れないだろうから、娘の iPhone 6 とセットで両親に使わせようかと思っている(両親は今 Freetel の priori 2 という Android 端末を使っているが、性能が低いゆえの使いにくさがあるように思えるから)。

 次に出る iPhone シリーズの一番小さなモデルがもし 6, 6s, 7 と同じ函体だったら新機種にはしないだろう。6 を使い続けるか radiko や銀行系アプリが使える Android にするか・・・は、その時考えよう・・・

復元に潜む罠

 iPhone 6 を iMac に繋いでバックアップし、SIMカードを plus に移動し復元。しようとしたら、「plus に入っている OS のバージョンが古すぎて復元できない」とのメッセージ(iPhone 6 は最新にアップデートしていた)。そこで、まず plus のシステムアップデートから開始。これに時間がかかった・・・OSのバージョンを確認するのを忘れていたが、3年近く前に作ったときのまま倉庫においてあったんだろうか・・・

 アップデートが終わってすぐに復元をしたら、バックアップしたはずの 6 のバックアップが戻らなかった・・・iCloud のバックアップがどうとか、Apple ID のアカウントがどうとか言ってきたときの選択を間違えたんだろうか・・・後、iCloud drive が使用するになっていて、iTunes に入っている楽曲データをアップロードし始めていて、「5GBを超えるから、これ以上は金払え」みたいなダイアログが出て慌てて iCloud ドライブの使用をやめた。このあたりのやり取りで変になった気がする・・・

 息子はあまりアプリを入れていないので、ダメージはほとんどなかったようで助かった。ゲームとかはIDとPWで入ればそれまでのデータははクラウドで管理されているので困らないらしかった。

 ただし、音楽のデータは別の理由で復元に時間を要した。息子が一人暮らしする時に iMac 2007 を息子に譲って iPhone の母艦にさせていた(当時は iPhone 5)。その iMac が限界に来ていて、最新の iTunes をインストールできなくなったらしい。ところが iPhone 自体は単体でOSのアップデートが行われるために iMac 上の iTunes と同期することができなくなったのだ。自宅の iMac には引っ越した当時のデータしか残っていない。

 そこで、iMac2007 で使っていた Timemachine 用HDDを持って帰ってきて、そこから楽曲データを iMac 2013 にコピーしたのだ。これに時間がかかった。このドライブを iMac 2013 の Time machine バックアップに設定したら何かが上書きされる可能性がある(ないかもしれないが確かめる勇気はない)。そこで、Timemachine バックアップの中から引っ張り出す必要があった。TMの中は年月日ごとのフォルダになっていてHDDのディレクトリが入っている。なので、過去の全部の楽曲を入れ直すにはすべてのバージョンを舐めていくしか無い。これに時間がかかった。

 それを iTunes のフォルダにコピーしてライブラリの取り込みをしたら、なぜかiTunesがタイトルをダブらせた上に、楽曲ファイルも複製してくれた。息子は重複を探すを駆使して千曲以上の重複を、2時間くらいかけて削除していた・・・

 次に自分の iPhone 6 を復元。こちらは Apple ID の認証ができないとか言われて、iCloud にログインできなくなり連絡先やカレンダーが真っ白になったが、後で入り直して事なきを得た。かなり多くのアプリでIDとPWを求められ、銀行系に関しては電話によるPIN連絡まで使って環境の復元をしなければならなかったが。

 これは Apple の責任ではないが、以前は Time machine バックアップや iTunes のバックアップから復元したらそのまま使えた。今は一々ログインし直さなくてはならない。不便になる一方だ・・・

 それとは別に、iPhone 6 で以前 iTuens store で購入した楽曲をダウンロードしようとしたら「この端末は他のアカウントに紐付けられたので、60日間は他のアカウントと紐つけることはできない。あと49日待て」と言われた。自分で買った音楽データを自分で聞くために再ダウンロードできない・・・ワケガワカラナイヨ(-_-)

 iMac にケーブルで繋いで iTuens で iMac に保存したデータを転送すれば聴けるようになったが、PC の iTunes でバックアップしていないと出来ない技だ。

iTunes

 話はそれるが iTunes は Apple の黒歴史といっていいアプリだ。未だに使いにくいし、バージョンアップする度にUIを変えて学習効果を無にする。ひどいのはpodcastのライブラリだ。購読して保存していた podcast の音声データを勝手に断り無く消したこともあった。好きな順番に番組を並べることすらできない(これは音楽データにも一部当てはまる)。自分のライブラリにも重複している楽曲があるがもう放置しているヽ(`Д´#)ノ

ケース

crashed iPhone 6 plus iPhone のトラブルに辟易した息子が iPhone 6 に防水・耐衝撃ケースを買っていたので、そのケースを引き継ぐことにした。HT20 と大差ないボリュームにはなるが、HT20 の心理的小ささについて前に書いたとおり、ランニング時の心理的負担が大きく軽減される。普段使うかどうか決め兼ねているが、ランニングやシャワーを浴びる時の安心感は大きいし出し入れする手間を考えると入れっぱなしになるかもしれない

 ちなみに、息子は iPhone 6 plus 用にも同じケースを買っていた(^^)

 これについては別に紹介する。

one more thing は premium ? (new iPhone)

 いろんなリーク画像が出てきた。今年は買い替え時期に入っているので少し気になる。

 基本、iPhone 6 函体は嫌いなので全然違うものにして欲しい(iPhone 7 が違う函体だったら去年買ってた)が、iPhone 7 は iPhone 7s、iPhone 7 plus は iPhone 7s plus として外観はそのままで内部のブラッシュアップのみではないだろうか。そうなると追加モデルの名前が難しくなる。延長モデルが 7 なのに 8 を出すのもおかしいし、新しいのに s を付けるのも不自然だ。s シリーズを付けずに 8 で統一するか。まあ、Apple のネーミングルールはブレブレで一貫性はないから整合性とか継続性とかから類推するのは無理だが。

 いっその事 “new iPhone” “new iPhone plus” “new iPhone premium” とかにするかwww

 全面液晶モデルが iPhone 7 と同じくらいの大きさなら選択肢に入るが plus みたいな大きさだとしたら食指が動かない。欲しいのは小さいモデルだから。かといって機能が省かれた SE にも興味は持てない。欲しいのはフルスペックの小型モデルだから。「plus くらいの液晶パネルを 7 くらいの外形の函体に入れる」とした記事もあったが、これも自分には惜しい。自分が欲しいのは 7 の液晶を 5 と同等の函体にしたものだ。

 今までに出たリーク画像に HT20 のように背面に指紋センサーが埋め込まれたものがあった(次期iPhoneは、指紋センサーが背面になるかもしれない)が、あれはないだろう。HT20 の背面センサーについて書いたとおり、背面の指紋センサーはUIとして間違いだ。デメリットしか無い。

 最新のものはかなりそれらしい(次期iPhoneダミーモデルの写真が出回る。内部配置図に「A11」の文字、Touch IDはやはりディスプレイ埋め込みか)が、GALAXY 8 と見分けがつかないし、iPhone 6 函体の延長上で面白くない。

 「指紋センサーを諦めるかも」という記事も読んだが、これもあり得ない。カメラを付けないという選択肢がないようにだ。財布機能をアピールしたい小口決済業者(Apple は金融業でもある)にとって、指紋認証を外すことは、代わりの画期的な方法が開発されない限り、無いだろう。

絞られる選択肢と。ソフトバンクの強力なガード。

Apple

 iPhone SE は容量の見直しのみ。再設計の手を加えず、製造ラインを全く触らない、マイナーバージョンアップとも呼べない刈り取りモードだ。「渇望された128GB登場。iPhone SEが容量倍増でお買い得ぅ!?」提灯持ちも大変だwww iPhone SE 購入は「なし」。

 iPad Air 2 もディスコン。後継機種が出ただけマシだが、”新しい iPad” の悪夢を思い起こさせる名称への変更だ。買い替えたい気持ちは「ゼロ」だ。

 iPad シリーズと iPhone SE は iPod や iMac と同じようなメンテナンスモードに突入か?iPad の発表会がマカーの心を捉えたのは遠い昔のようだ・・・

回線

 ソフトバンクのロックがかかった iPhone を開放する MVNO 回線として期待していたが、肩透かしだった。完全に「なし」。ロックの掛かった SIM スロット付き iPad を持っている人には朗報かも知れないが、iPhone に限らずテザリングできるスマートフォンが普及した今となっては固定費用を増やしてまで古いタブレットに SIM を入れたいかは分からない。

本日登場。SIMロックされたソフトバンクiPhoneで使える格安SIM|ギズモード・ジャパン
注意点としてはソフトバンク版iPhone/iPadの中でもLTE対応端末への対応となり、データ通信専用。また、テザリングは不可なのにご注意ください。あれ? 想像していたのとちょっと違う…。

音声通話ができないので、メインスマホでの運用は若干難しいかもしれないけど、引き出しの奥で眠っているiPhone 5とかに差して遊ぶのもいいのかも?…かも?

さて、突然ですが我が家には使い古したiPhone 4Sが眠っています…。また寝かしておきますかね!

眠っているソフトバンク版旧 iPhone を充電する日がすぐそこに

iPhone 4S  これ、地味に嬉しい。遊んでいる iPhone 4S を使う可能性が広がる。

 ランニングロガーとして、iPhone 6 函体はほんとに使いづらい。ポケットへの収まりが悪い。基本性能やGPSを使ったときの電池の減りが少ないことは明確だが、それを上回る使いにくさがある。この函体になって iPhone がちょっと嫌いになったと言っても過言ではない。

 この SIM でデータ専用契約がいくらになるかだな。問題は Jailbreake した iOS6 で STRAVA が動くかどうかだ(iOS のバージョンアップという選択肢はない)。


日本通信、ソフトバンクと相互接続で合意 iPhone/iPad用「格安SIM」を3月22日から提供 – ITmedia Mobile

 日本通信は2月1日、MVNOサービスの提供に必要な「相互接続」に関する協定書を1月31日付けでソフトバンクと締結し、3月22日からソフトバンク回線を利用する「iPhone/iPad用格安SIM」のサービスを開始することを発表した。

で、Tim さん。「それなしには生きていけなくなり、想像もつかない新機能」って何?

Tim Cock 買い換える気がなくても Apple の新製品の発表は気になるのがマカー。といっても、夜中にストリーミングを観るほどでは、今は、ない。数カ月前からかなり確度の高いリーク情報が流れるので、当日はその答え合わせに近い。「アップルのティム・クックCEO、iPhone 7の「想像もつかない新機能」を予告(engadget 2016/05/05)」についても、半ば懐疑的に「あればいいなぁ」という程度だった。本気で待っていたらがっかりイリュージョンだっただろう。普通の時刻に寝て良かったw

 今回はほとんどリーク通り。FeliCa、plus のデュアルカメラ、防水、3.5mmジャック廃止(ライトニングヘッドフォン)、Apple watch のリニューアル。これらは全てリーク情報で流れていたとおりだった。SE(iPhone5)の後継になるような小型モデルが同時にリリースされるという希望的観測レベルの意見が流れたりもしていたが、これについてはハズレ(これがないことについては、SE が発売された時に自分が予想していたがTwitterに書いて満足したらしい。このブログのログには残っていない・・・残念)。

 自分的には FeliCa 搭載はどうでもいい。防水機能についても、半年前までは全く興味がなかった。「風呂はいる時くらい、100円ショップの防水袋に入れりゃええやん」と思っていたし、実際、困ったことはなかった。家族全員が浸水で壊したこともなかったし。

 しかし、ランニングを始めてから防水機能が欲しくなった。ランニングのログを取るためにiPhoneを身に付けるのは必須だ。その際に汗が問題になる。気温が25度を超えるような中を走るとシャワーを浴びたかのように汗を掻く。なので、今は防水袋に入れている。ただでさえ邪魔な iPhone 6 なのに、防水袋で邪魔さが増幅される。袋越しの操作も面倒になる。防水機能が付けばこれが解消される。

 防水機能もFeliCa対応もAndroidでは珍しいことではないが、Android に乗り換えるきっかけになる程ではなかった。それは日本の市場で iPhone が一人勝ちなのを見れば分かる。それまでガラケーやAndroidでこれらを使っていた人の多くが iPhone に機種変更したということだ(それ以前に、FeliCaが使われていなかったのかもしれない)。

 Apple にとって Apple pay を日本に根づかせるための橋頭堡を築いたことはビジネス的には大きいかもしれないが、田舎の一ユーザにはどうでもいいこと。近所のスーパーが Apple pay に対応しないかぎり自分には無縁な機能だから。

 Apple watch 2 について、一番気になる電池の持ちについて全然触れられていないのはなんで?全く改善が進んでいないからか?

 性能的な進化については、初代を触ったことがないので分からない。時計なので防水機能がついたことは正常進化だと思う。直接身につけるデバイスには風呂に水没させてもいい程度の防水機能は必要だろう。

 後、Apple watch 2 に GPS チップが載ったのも正しい方向だ。GPSや心拍のログを iPhone なしで残せるならランニングにiPhoneを持ち運ぶ必要がなくなる。そうなると FeliCa 搭載の価値も大きく上がる。いざというときにコンビニや対応自販機で買い物ができるのなら心強い。自分が住んでいるような田舎ではコンビニ間の距離は長く、FeliCa対応自販機もほとんどないが・・・普及が進めば田舎の自販機でもFeliCa対応されていく・・・かなぁ・・・

 純正のワイヤレスヘッドフォンは3時間しか使えないので、自分にはなしだ。この製品の性能が足りないというより、この方式の限界だろう。少なくともこのタイプのワイヤレスヘッドセットで使用時間が3時間を超えるものはない。使用可能時間が5時間を過ぎたら検討の対象にしたい。今使っているワイヤレスヘッドセットはケーブルでiPhoneとつなぐものよりはずっとマシだが、ランニングの時には背中のケーブルがうっとうしいから。

iPhone 4S iPod化計画

 iPhone 4S をジュークボックスにしようと思い立って、自宅の iMac のライブラリをコピーしてきた。しかし、あっという間に電池が切れる。数時間音楽を再生するだけで切れる。そして、困るのは待機状態での電池消耗が大きいことだ。全く使ってなくても、2~3日もしたら電池残量はほとんど残っていない。なので、ウォーキングに行こうとしたら電池が無かったり残量が30%とかだったりする。iPhone 6 なら30%残っていれば音楽再生だけなら余裕だが、今の 4S ではウォーミングアップ中に切れてしまう。こういう状態なので、最近は自宅でPCを使う時のためのジュークボックスになっていた。

 そこで、iPhone 4S の電池を交換しようと思った。検索したら「自分で交換」という検索結果がけっこうヒットした。「ハードル高いんとちゃうんか」と思いながら内容を見たら、4S 函体は接着剤を剥がさなくても電池に到達できることが分かった(電池は接着剤で固定されているが)。そうなると一気にハードルが下がる。

 早速Amazonで検索。似たような商品が多数出品されている。しかし、レビューを見ると「交換したけど電池は交換前と変わらない」とか「中古品みたいな汚れたものが来た」といったものが目立った。なので、少し高かったが、工具も付いている「Apple 純正 iPhone 4S 専用 バッテリー 電池パック + 専用工具付き バルク品」を買ってみた。

届いたキット。電池とドライバー2本、プラスチックの棒。
届いたキット。電池とドライバー2本、プラスチックの棒。
 電池、ドライバー(30pinポートの横のネジ用、内部のネジ用)、電池を持ち上げるためのレバー、張り替え用の両面テープが入っていた。


アップ画像。見た目は新品に見える。
アップ画像。見た目は新品に見える。
 使用感のない電池が入っていた。とりあえず一安心。しかし、中身が新品かどうかは別問題。

 
電池を外そうとしたら棒が折れた・・・
電池を外そうとしたら棒が折れた・・・
 電池までは簡単に到達できたが、両面テープで固定された電池を外そうとレバーでこじろうしたら「ペキ」・・・


金属製の耳かきが手元にあったので、それで代用。
金属製の耳かきが手元にあったので、それで代用。
 一瞬手が止まったが、力が入りさえすればいいので、気を取り直して机の周辺をあさった。あった。金属製の耳かきww


取り付け直後。
取り付け直後。
 小さなパーツが外れて焦ったが、親切なサイトを見つけて解決。

 電源を入れたら 50% 近く残っていた。リチウムイオン電池は完全に充電してしまうと良くないので、コンディション的には良好。


iphone4s_batterylife 電池の容量がわかるという脱獄アプリをインストールしてみた。

 この数字が正しければ、電池は新品と考えられる。経過を見守りたい。

踊り場のiPhone、部品部材メーカーへの影響続く

 毎年のように話題になるなぁ。必ず頭打ちになるのはわかってるだろうに。というより、既に欧米や日本では頭を打っただろう。これまでは販売先が増え続けていただけだ。既に iPhone を使っているユーザの平均買い替え期間は伸びているだろうし、各市場でのシェアも横ばいではないだろうか。

 同じことを毎年書いている気がするなぁwww

踊り場のiPhone、部品部材メーカーへの影響続く
中根 康夫=みずほ証券2016/02/17 00:00
 当社が想定する米Apple社のスマートフォン「iPhone」の最終組立台数は、2015年第3四半期(7~9月)の推定実績が前年同期比34%増の5100万台である。その内訳は、6/6sが3200万台(うち6sが1700万~1800万台)、6 Plus/6s Plusが1200万台(うち6s Plusが500万~600万台)、5sが700万台。

 2015年第4四半期(10~12月)については、合計で前年同期比8%減の7500万台と見ている。内訳は、6/6sが4600万台、6 Plus /6s Plusが2400万台、5sが500万台である。

 6s(4.7型)は、2015年11月から早くも部品の発注調整が入った。初めはForce Touchやカメラ周りなど、供給ひっ迫リスクが高く多めに調達していた部品部材が主な対象だったと見られる。だが同年12月に入ってからは、液晶パネルや電子部品など調整対象が広範かつ大規模になった。第4四半期には、完成品生産台数も我々の想定に対して下振れた。

 6sシリーズは、発売当初から販売地域に中国が含まれていたため、強めの生産計画を組んだもよう。ところが特に4.7型の需要はApple社の想定に満たず、早々と生産計画を引き下げたと推測される。
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『Fleksy』がついに日本語対応。KDDIの協力でフリック入力にも対応

20160126_flesky XOOM や iPhone 4S に入れてみていたが、「どうせ日本語じゃ使いものにならないだろ」と消していた。KDDI が目をつけてコラボしていたらしい。拍手を送りたい。 

 日本語対応したのかと喜び勇んで iPhone 6 に再ダウンロード(端末から消していた)したが日本語が使えるのは Android だけだった(ちゃんと書いてあった)。

 海外製のソフトキーボードがどんなに画期的でも(ここでもいろんなチャレンジャーを見てきた)、日本語では使いものにならない。その理由は、モバイルのソフトキーボードはPCでいうキーボードの部分というより、変換エンジンの性格が強いからだ。Flesky もキーボードのUI自体は特に奇抜なことのないオーソドックスなものだ。

 この記事で自分が「なおiOS版の日本語対応は検討中とされています。」という文を見落とすくらいに盛り上がったのは、KDDI研究所という日本の開発者が協力したという点だ。POBoxのようなローマ字入力予測変換が組み込まれていたら、qwerty でもフリック入力を上回るテキスト入力が可能かもしれない。スマートフォンでは無理でも、タブレットならその恩恵は計り知れないだろう。そうなったら Logicool ultra slim keyboard for iPad Air 2 をiPadと一緒に持ち運ばなくてもいいかもしれない(通勤時間が短くなってほとんど持ち歩かなくなったが、それは別の事情だ)。

 次に帰ったら久しぶりに Xoom を充電してFleksyによる日本語入力を試してみたい(Xoom にもいろんなキーボードが入っている)。

世界最速の文字入力アプリ『Fleksy』がついに日本語対応。KDDIの協力でフリック入力対応

世界最速文字入力アプリとしてギネス記録になった Fleksy が、KDDI研究所の協力で日本語に対応しました。QWERTY配列のローマ字入力に加え、新たにフリック入力にも対応。多少間違っても修正してくれる自動補正と、スワイプで確定や候補選択ができるジェスチャー操作が特徴です。
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ヲタクにとってはエンジンが命:iPhone 5s Mark II

640px-1968_Toyopet_Corona-Mark_II_01 どうせなら 4GS までと同じ 3.5 インチ函体で出して欲しい。自分の理想では3GSだ。3GS函体の厚さなら熱いCPUでも大容量の電池でも収まるんではないか。今持っている技術を 3GS の函体に詰め込んだらどんなものが出来るのだろう。マルチバンド対応のアンテナを小さな継ぎ目のない函体に入れるのは難しいのかもしれないが。

 それは別として、記事に書かれたスペックの A8 プロセッサというのは引っかかる。来年出すのであれば A9 でなければヲタには受け入れがたい。「小さいんだから機能が劣ってもいい」などという発想は Apple cool じゃないだろう。コンパクト函体の SE/30 に数値演算コプロセッサ入の 68030 を搭載したワンモデルしか出さなかった Apple なんだから(その後数値演算コプロセッサなしモデルも連発したが・・・)。

カメラみたい…。新機種「iPhone 5s Mark II」がひそかに準備中か : ギズモード・ジャパン

マーク2、一体何者なんだ…。

Macお宝鑑定団Blogによると、アップルは新型機種の「iPhone 5s Mark II」を用意しているというのです。iPhone 5s Mark IIはiPhone 5sの改良型で、第6世代iPod touchをベースにプロセッサをA8に強化。さらに802.11acのWi-FiやBluetooth 4.1に対応し、フロントカメラもF値2.2になるなど、スペックが現代風にリファインされているとのこと。ディスプレイサイズについては触れられていませんが、iPhone 5sと第6世代iPod touchが4インチディスプレイを搭載していることを考えれば、iPhone 5s Mark IIも4インチディスプレイになると考えるのが自然でしょう。
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Apple のサポート iPhone 6 plus 修理顛末 結末編

iPhone 6 plus repair Apple のサポート iPhone 6 plus 修理顛末を書いたのにその後を書くのを忘れていた。

 予約通、日曜日にクロネコヤマトが集荷に来た。渡すのは本体のみ、ケースはもちろん、液晶保護フィルムも剥がす必要がある。忘れてはいけないのは SIM カード。これも抜いて修理に出す。トラブルになりかねないものは一切関わりたくないのだろう。

 日曜の夜に集荷されて、火曜に「交換するわ」というメールが来て、水曜に家に帰ったら届いていた(娘が休日だったので受け取れた)。本体のみが新品になって、専用の箱に梱包されて帰ってきた。というか、来た。

 4万は痛いが、10万円以上する端末が新品交換になったことを考えると安かったと思える。10万円の自転車を買って自損事故で全損になったとして、新品を4万円で売ってはくれない。