Google 日本語入力 Android on ideos U8150

 

 ideos U8150 と XOOM に入れてみた。変換や変換の速度を評価する以前に、ideos u8150 ではスペース的な制約で使えないことが判明した。内蔵メモリに余裕が無い(512MB) ideos U8150 にはSDカードに追い出せないでかいアプリを置いておく余裕はないので即削除した。

 結局、ideos は OpenWnn plus に XOOM は iWnn に戻した(XOOM はストレージに余裕があるので、消してはいないが)。

 ideos ではIMそのもののUIと同時に画面の大きさ(ピクセル数、物理的大きさともに)によって制限されることが多いので今後 Google 日本語入力がバージョンアップされても ideos で使用することはないだろう。

 Google 日本語入力が開発された意義は大きい。Mac OS のことえり、Windows の MS IME に該当するソフトだからだ。Google の OS である android を出す際の標準システムソフトがない状態には驚いたものだった。日本語対応の機種ならディストリビューターがフリーの IM をインストールしているので最初から使えるとは思うが、メーカー(キャリア、ショップ)にって違う。

 今回のバージョンは公式にはタブレットと bluetooth キーボードに対応していない。キーボードは無理だが、XOOM でも普通に動作した。タブレット用の UI を持っていないが、日本語変換としては動作した。しかし、Google がこのバージョンを「タブレット未対応」としたことは評価したい。なぜなら、動くからというだけで「タブレット対応」とか「Honeycomb対応」としているアプリが多い中で、「動くだけでは対応を謳ってはいけない」という態度を示したことになるからだ。そして、今後Googleがタブレット対応のGoogle日本語入力をリリースするときには Google が考えるタブレット用の UI を見せてくれるに違いないからだ。

プレゼントは意外な所から。(XOOM3.2 update, google 日本語入力 for Android)

 皮肉なものだ。これだけ apple 製品に貢いでいるのに、誕生日にプレゼントをくれるのは、au や google だったりする。まあ、単に発表が誕生日だっただけだが。

XOOM 3.2 update

 一つ目は、完全に諦めていた XOOM の Android 3.2 update。大きなアップデートではないが、忘れられていなかったことが確認できただけでも au 版 XOOMer には嬉しい。この勢いで ICS もお願いします。

 アップデートはWi-Fiで行う。iTunes のような母艦ソフトのない Android 端末では選択肢はない。途中ダイヤログが何回か出る以外にはなんの問題もなく完了した。iOS 5 の改善点として挙げられていた「差分アップデート」が iTunes を持たない Android では当然に使われているのかもしれない。台数が出ていない XOOM なのでアップデートサイトの混雑もなくアップデートがダウンロードされた。3.1 へのアップデートをしていない場合には 3.1 へのアップデートを適用してから 3.2 へのアップデートを行わなければならないらしい。

 アップデートで自分的に一番大きいのは QuickOffice のフル機能版が追加されたこと。これまでも表示だけはできたが、とりあえず簡単な編集ならできるようだ(これについては詳細にレビューしたい)。Android market が縦でも表示できるようになったのは7インチタブレットを意識したのか。

KDDI、「MOTOROLA XOOM」をAndroid 3.2にアップデート – ITmedia +D モバイル

 KDDIは12月15日、Androidタブレット「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」のOSをAndroid 3.2にするアップデートソフトを配信開始した。Wi-Fiを通じてダウンロードする。

 アップデート後は、スマートフォン向けアプリを表示した画面の拡大表示方法が選択できるようになるほか、プリインストールアプリにQuickOfficeが追加され、ドック接続時のアプリ起動機能も追加される。

 Android 3.1から3.2にする場合のアップデートソフトは約40Mバイト。ダウンロード時間を除く、アップデートの所用時間は約10分。OSがAndroid 3.0の場合は、一度3.1にアップデートしてから、3.2へ段階的に更新する。3.0から3.1へのアップデートソフトも約40Mバイトで、所要時間も同じ約10分(ダウンロード時間を除く)。

google 日本語入力

 前にも書いたとおり、google 日本語入力には期待していた。その期待は変換エンジンや辞書ではなく、UIだった。google の考えるタブレット用 IM のユーザインターフェースを見てみたかったが、今回は見送りだった。タブレットには対応していないと書いてあるが、XOOM 3.2 でも問題なく動作した。が、当然ながらタブレット向けの UI ではないので、タブレットで使うメリットはない。IDEOS U8150 では普通に使える IM だった。確かに、その語彙の豊富さはうならされるものがある。しかも、IDEOS U8150 のようなプアなハードウェアでもストレスなく使えるというのは素晴らしい。

 確かに変換の辞書は強力だ。家の近所でどんなIMでも登録する必要があった地名があるが、それも変換候補に挙がっていた。

「Google日本語入力」Android版リリース – ITmedia ニュース.

 Googleは12月14日、日本語入力システム「Google日本語入力」のAndroid版をリリースした。無料で利用できる。Android 2.1以降に対応。タブレット端末とハードウェアキーボードはサポート対象外としている。

 PC版は正式版としてリリースされているが、Android版はβ版として公開。アプリケーションの互換性問題や誤変換、未実装機能など多くの改善点が残っているとして、ユーザーからのフィードバックを募っている。