ブログへのコメントが少ない理由

Twitter / @JunichiIto77: ブログやWeb記事の本体には誰もコメントを書かないの …
ブログやWeb記事の本体には誰もコメントを書かないのに、はてブやTwitterではみんな好き勝手に書く。コメント欄ってコメント書く人にとっては「アウェー」なんだよね。言いたいことはあってもアウェーでコメントを書く勇気はないから、中立地帯のはてブや「ホーム」のツイッターに書き込む。

 自分の心を見透かされたような気がした。確かに、他人のブログにコメントを書くのはハードルが高い。

 さらにハードルを高くする要素がある。それは、誰かのブログにコメントを付けても、埋もれてしまって自分でもどこに書いたかすら分からなくなってしまうというものだ。そのために、ブログにはトラックバックという仕組みがあるが、スパマーに使われたことやネットリテラシーの低い人々の流入の結果廃れてしまった。

 また、普段Twitterやはてブなど、自分をフォローしてくれている人がいる(フォローしてくれている人がツイートを読んでいるかどうか、「価値がある」と思っていてくれれるかどうかは別問題だが)ところに書いたら読んでもらえる(気がする)というのも大きい。他人のブログのコメント欄なんて、ブログ主の目に止まるかどうか分からないし、ブログ主の気分を害するかもしれないし、ブログ主の気分を害して削除されるかもしれない。だったら、Twitterに書いたほうが気が楽。

 そう、そうなんだ。だから、このブログにコメントがつかないのだ。うん。コメントは知らない所でツイートされているに違いない。グスン・・・

WordPress スパムフィルター

 WordPress の魅力の一つは強力なプラグインだ。いくつか入れているうちで一番お世話なっているのが、WP-SpamFreeだ。右下にブロックしたスパムの数が表示されていて 12/17時点ですでに400を超えた。ちなみに、正常なコメントは2つでその内一つはもらったコメントへ自分が書いた返事だったorz…

 2003年に初めて MovableType をインストールしたときのことを思い出す。日本語パッチを作ってくれた方のサイトからパッチを入手し、windows のコマンドラインで実行した上でインストールしたのだった。まともに動くようになるのに何日もかかった。その後も、スパムコメントとスパムトラックバックの削除を手でやらなければならなかった。こんな過疎ブログにスパムリンク貼ったところで集客もできないし google のランクが上がることもないだろうに。

 このプラグインを使いこなせていないので、どんなスパムがブロックされたのかが分からないのがちょっとだけ残念。おそらく、英語で v1agra とか R0REX とか、M$ office を安価で売るといったものだろうが・・・

Android Flickr viewer はなかなかやる

 android market で Flickrを検索して見つけた無料アプリ。これが良くできている。普通に自分や家族、知人の写真を見ているだけで楽しいが、それだけではなかった。このアプリは iPhone 用の純正アプリより良くできている。iOS 版も開発して欲しい(iPad ではブラウザでアクセスしている。)

Flickr にアップロードされた写真を直接WordPressに投稿できる。

もちろん、写真を直接ではなくリンクを含んだエントリを作れるということだが、その実装がいい。共有ボタンをタップするとWordPress のエントリ作成画面が表示される。IDやパスワードを入れる必要はない。これは iOS では出来ないだろう。

red leaf

写真を表示しないのは、他のユーザの写真をも使えるからだ。インラインで表示されるようにするにはimgタグを入れなければならない。試しに入れてみたのが上。写真のデータは Flickr に置いてあるので自分のサーバと両方管理しなくてもいい(Flickrの仕様が変わってURLが変わったらリンク切れを起こすが)。リンクは写真そのもののURLではなく、ページのURLなので、上のようにするためには、画像のURLを持ってこなくてはならない。

 あと、このアプリで気づいたのは、WordPress に送られるhtmlデータに几帳面に p タグが付けられていること。WordPress では改行するだけで勝手に改行を入れてくれるので意識せずに放置していた。そう、むかしは「段落」と打つと「

」に変換されるように登録していた。

XOOM でブラウズしながら、シームレスに投稿出来るのは面白い。

あっという間に名称変更

 別室のブログのタイトルを変えた。「テニスボーイの憂鬱」というタイトルに似ているのに中身が月とすっぽん以下だからということではない(事実だが)。

 ふと、「バイクボーイ」で検索したら、映画の主人公のニックネームとバッティングしていたから。そんな知らん映画の主人公の名前をパクッタと思われるのは面白くないので、全然違う名前にした。

 「低ケイデンス倶楽部」これまたどこかで聞いたような気がしないでもない。もっといい名前を思いついたら、また変えればいい。気楽に自転車を楽しむ。それが、低ケイデンス倶楽部の趣旨だから。

自転車についてのブログ開設

 自転車の話題を専門に扱うブログを作った。その名は「バイクボーイの憂鬱」。「憂鬱なバイクオヤジの独り言」のほうが正鵠を射ているかもしれないが気にしない。

 今後、自転車の話題はそちらに移行するつもり。自転車が巡航走行に入るまではそちらの方がメインになる勢いかも知れないが。自分、B型すから(^^;

テレビブログというweb2.0サービス

 テレビブログというテレビ番組表をパブリック・カレンダーのように使ったブログポータルがある。よくブログネタになるテレビ番組をキーにつながるというのはいいアイデアかもしれないと思った。

 開始後かなり経ったが、あまり盛り上がっていないようだ。かなり自由度が高い状態でTypePadが使えて(50MB)面白いと思うが、数が集まらないからweb2.0サービスとしても中途半端な状態だ。新着のエントリーが10くらいでは「集合知」とは言えないだろう。

 俺のは、関西に住んでいるので全国ネットの番組にしかトラックバックできない。関西版も準備中と半年以上前から書かれたままだが・・・

 また、ちょっと残念なのが、話題になっている番組が集中していることだ。数が多いのに多様性を感じられないのは、日本の社会の悪い特性のような気がする。逆に考えると、それが社会を正確に表現しているということかもしれない。せっかく、しがらみのない制約のないネットという新しい都市を計画するというのに、従来と同じようなものしか建てられないのが現実なんだろうか。老害に邪魔されることのない場所で、老害がやったことと同じことしかできないというのは寂しいが、これは別問題。

 ただ、多様性のない社会については別の機会に書きたい。

Blog Keyword Visualizer で web2.0 を楽しむ

 一番web2.0を感じさせてくれるのが、BlogKeywordVisualizerだ。久しぶりに起動※したらバージョンアップしていた。ユーザの意見が反映されたバージョンアップで好感が持てる。

 リンクに引っ張られていくところが文句なく楽しい。今度のバージョン(見落としていた前のバージョンかもしれないが)では、待望の検索が出来るようになった。一時停止もついたので俺のようにバックグランドで動かしていると前のアプリが重くなるようなショボイPCを使っていてもパワーを食われなくても済む(メモリは圧迫されるが)。

 今日は堀江・ライブドアが一大勢力となり姉歯建築士と覇を争っている。単なる順位リストと違って、意外なものとのリンクがあって面白い。

 課題としては、出ているキーワードが安もんの週刊誌や芸能雑誌の見出しみたいなものの比率が多すぎることだ。今日の時点では、ほかのweb2.0サービスサイトではJR福知山線事故とか耐震偽造とか竹島といった社会的なキーワードがけっこう上位に上がっているが、ここには見当たらない。「集合知」にまで高めるにはさらに一工夫必要かもしれない。「統計的に処理したらこうなる」というのならゴメンナサイだが・・・

※このソフトはクソ重いので、ショボイPC(Celeron1Ghz-384MB-win2000pro)ではCPU使用率が100%になり(普段でも70%とか80%だが)、ファンが回りっぱなしになるのでめったに起動できないのだ。

 /

CNET Japan 読者ブログ

 CNET Japan がブログホスティングサービスを開始するらしい。CNETはかなり早い時期からblogに注目をし、いち早くトラックバックを受け付けるようにした。一般書店でも売上上位にランクされている「ウェブ進化論」の梅田氏もここでネットビジネスについてブログを書いていた(ウェブ進化論はそれに加筆編集したものだろう)。そんなCNETなので濃いIT戦士達が集まるかもしれない。審査もあるようなので質の高いサイトになるかもしれない。

 「web2.0=他人のふんどし説」を裏付けるようなシーネットネットワークスジャパン「CNET Japan 読者ブログ」サービス利用規約は基本的に他のブログホスティングサービスと同様だ。発想はweb1.0(そんなのあったのか?)と変わらない。どこかのブログホスティングが著作権までホスティング会社が持つという規約を作って叩かれていたことを思い出す(確かlivedoor)が、CNETの求めるようなビジネスパーソンがこのような契約に納得するのかどうかが問題だ。

 なんにしても、こういう楽天のような漁夫の利狙いのホスティングサービスというのは、「あっち」とは程遠い「こっち」のビジネスモデルでしかない。それとも、通常のブログホスティングと異なる何かで驚かせてくれるんだろうか。

/

ブログクチコミサーチ

 サービスが始まった頃から名前だけは知っていたが、新しい機能が追加されたことをCNETで知って、無料だったので登録してみた。サイトを見たら、NHKの番組に資料提供しているということだった。そういえば、デーモン小暮が出ている番組で、キーワードを選択するときのメニューがテクノラティのタグページのようだったことを思い出した。

ブログクチコミサーチβ

 そういえば、先日から応援しているBuzzTunesは、ランキングが開始したものの、前途多難を感じさせる。

/

追記:「ブログ口コミサーチ」と誤記していたのを修正。

報道写真をブログに載せても怒られない方法?

ソフトバンクグループ、ブログでの正規引用を認めたニュースサイトを開設 – CNET Japan

 ソフトバンクグループのMOVIDA ENTERTAINMENTは2月3日、フランスに本社を置くAgence France Presse(AFP通信社)、コンテンツの開発運営を手がけるクリエイティブ・リンクと共同で、ニュースサイト「AFP BB News」のベータ版を開設した。読者にAFP通信社の写真を自由に引用できるブログサービスを提供する点が特徴だ。

 AFP通信社が165カ国の支局で取材した世界の時事ニュースを写真付きで掲載する(画面1)。また、時事通信の国内ニュースやGetty Imagesの北米のスポーツやエンターテインメントに関するニュースなども掲載する。それぞれのニュースには読者が自由にコメントを投稿できる。

 また、読者向けに「Actiblog」というブログサービスを提供する。AFP BB Newsの記事と写真をワンクリックで引用できる仕組みを備える。引用された記事はあらかじめ決まったフォーマットでブログエントリの上部に表示される(画面2)。ブログは会員登録のみで誰でも自由に開設できるようにし、利用料金も当面は無料にするという。また、会員には写真のクリッピングサービスや、その人が登録した分野のニュースを一覧表示するパーソナライズサービスも提供する。

 さっそく登録してみた。最初のうちはアクセスできたが、昨日の昼頃からアクセスできなくなりそれっきり。トップページにでかいフラッシュを使った動くメニューがあったので(しかもスキップ不可でhtml版はなし)、重いなあと思っていたが、サーバが負荷に耐えられなくなったのか。

 大体、ニュースサイトのトップメニューをフラッシュで作るという神経が理解できない。まして、それがウニョウニョと動いてはクリックしづらくて仕方がない。ユーザが写真を観るためだけに訪れるような、それ以降なんらアクションをしないような、写真集のようなサイトなら問題はない。しかし、このサイトは、コメントを書いたりエントリを書いたりするための素材を選ぶサイトだ(写真についたコメントやエントリをブラウズすることもできる)。そんなところでは、一覧性と検索性、それを支える高速なレスポンスが重要だろう。メニューが表示しきるまでに数分かかるようじゃしょうがない。まして、アクセスに耐えられなくなるって本末転倒もはなはなだしい。

 BETAと名乗っている無料サイトに目くじらを立てるのは、このサイトに期待するところが大きいからだ。新聞やテレビで使われるのと同等の写真を著作権を気にせず使えるのは素晴らしい。ブロガーは写真を使えるし、AFPは写真を有効活用でき、不正使用を防ぐこともできる。多少広告がうるさいのを読者が我慢すればみんなが損をしないモデルだ。せっかくの報道写真も、今のようにマスコミサイトの記事に使われるだけでは、数日で有料アーカイブに移されてネット上から見えなくなるからだ。

 ぜひ、頑張ってメニューを見直し、サーバと回線を増強して再スタートして欲しい。

 問題は只一つ。このサイトじゃ使い道がないことか・・・