wazer な一日

 朝、荷物が多い娘を駅に送った。この時点(10:30頃)で強い日差しと気温にビビってロードに乗るのを諦めた。

 一日中家にいてもしかたがないので、リトルカブで神戸に行った。waze のマップレイドで、見てきてほしいと言われた場所があったから。

 マップレイドというのは、特定の場所を一定期間だけ走行経験のない人にも編集できるようにし、集中的に編集度を上げるというイベントだ。他地方に住んでいるwazerは衛星写真とストリート・ビューを駆使して編集を進めるが、ストリート・ビューが無いところで衛星写真で判断できないところは、現地に行ける人間が行くしか無い。今回(第二回)のマップレイドは兵庫県南部で西宮から明石、北は三木市や西脇市だ。なので、家に近い場所なら現地確認に行くことを宣言していたのだ。

20150502-juutai その場所は国道428号の側だったので、往復2時間弱で行けると思った。ところが、有馬口を過ぎたところで車の流れが止まった。西行きの車列が全然進まない。緊急車両のサイレンが遠くから来てどうやら100mくらい前で止まった。そこで、車線を完全に塞いで作業を開始したのが見えた。この時点で20分くらい静止していた。「これはまだだいぶかかるな」と思い、Uターンして有馬口駅の近くから南の細い道を通って大池方面に抜けた。(右の写真の緑色が走行ログ)

 現地の確認は簡単だった。カブで行ったのが正解だった。車では入りたくないような細い道でさすがのグーグルの車が入れなかったのも分かる。

 そこから、すぐに引き返し山を登ったが、途中でなんとガス欠・・・運良く100mくらい先にガソリンスタンドが見えたので、カブを押して給油、家についたら14:30頃で3時間近くかかった。

 帰って、早速編集。左が確認前で右が編集後。

 午後には西宮市南東部から宝塚まで編集。admin が描いた道路・・・

連休三日目 リカバリで川下川ダムルート

 昨晩、23時頃から体調が戻って頭痛が治まった。今朝も、昨日の朝よりずっと体が軽く筋肉痛も無かった。長時間熟睡できたのが良かったようだ。

 でも、日差しが強く出発も遅かったので、河下川ダムルートでリカバリすることにした。
20150501

 サイコンの電池も切れてるし、SUUNTOの心拍センサーは拾わないし・・・Garminを持ち出すのも面倒くさいし・・・

 午後は、冬物の洗濯三昧で合間を見て waze で西宮市の南部国道二号線の北からイナイチの間をほぼ完成。中津浜線に沿って北上し宝塚をイナロクまで攻め上がれば芦屋川から東の国道二号線北側は完成だろう。

川下川ダムルート

 午後にやりたいことが多かったので河下川ダムルートにした。ウェアを何にしたらいいのか分からなかったので、秋冬ジャージとフリースのタイツで行った。が、暑くてペースが上がらなかった。SUUNTOの心拍センサーは相変わらず拾ってくれないし・・・

20150425

 午後からは waze 三昧。waze では今日から、日本中のwazerが集中的に一つのエリアを編集するという、マップ・レイドというイベントをやっている。それが神戸市だというので参加した。これについては別のエントリで。

 夕方に、RX3のメンテを少々。フロントのハブががたついているようだったのでグリスアップして少し強めに締めた。予想通り玉押しの傷が増えていたがどうしようもない・・・RS25にかえたろか・・・

waze 三昧な正月

 今朝は、昨晩の雪が日陰に数センチ残っていたのと、雨雪は降っていないが雪が溶けた跡が濡れて水たまりができていたのでロードには乗れなかった。なので、waze と弱ペダ(レンタル)ですごした。

 12月に出張で行った時に編集可能にしてきた岡山市東部から瀬戸内市にかけて、吉井川の東側を編集した。

20150102-waze-- 見かけた面白い構築物。


20150102_before 本当は川を描く気はなかったが、川がないと引き締まらないので頑張ってみた。

 これが編集前。大きな川の一部しか描かれていない。

20150102_after 完成後。

 本来の編集可能域は明るい部分だけだが、編集可能域から描き始めると不可能域にはみ出ても大丈夫なので、川の上流は編集不可能域に広がっている。

 川を一つのオブジェクトで描くのは、大きく描いておくと広範囲表示(速度が速い時)にも表示されるから位置関係がつかみやすいから。

 注目して欲しいのは、吉井川(中心から右上に伸びている太い川)が編集前に比べて上流に伸びている事。これは自分がやったのではなく、他の wazer さんの編集によるもの。こうやって、自分が編集している場所の近くをほかのwazerさんに編集してもらえると、協働している感じがして嬉しい。

 吉井川西岸にも編集可能期は広がっているが、人口密集地も多く土地勘もないので編集は地元の wazer に任せたい。疲れた・・・

 20150102_walk 夕方に、ウォーキング。近くなのに、雪の残り方が全然違っていて面白かった。自分の家より山が近い有馬温泉方面に歩いたが、途中から完全にドライになって、雪も殆ど残っていなかった。雪の残り方も、数十メートルで全く違っていた。基本は日当たりだが、それだけでは説明できないような箇所もあった。

 道路を挟んだ歩道で、一方はドライなのに他方には雪が残っているから不思議だった。雪の降り方が10mくらいで違うとは思えないし、日当たりも差は感じない。

新規エリアは岡山市だ。待ってろ桃太郎!

 17日に岡山市に出張。駅から出張先までのタクシーでwazeを起動した。ナビとして使うわけではないので、道路上をどうトレースしているかの確認。家に帰ってログを見ようとしたら表示されていなかった・・・ダメ元でログ送信をして放置し、翌日確認したら反映されていた。しかし、一方向だけだった。往路で食べたキャンディは残っていないのだろう。
 

主要道路すらもまともでない。
主要道路すらもまともでない。
編集可能エリアにしたのは岡山市南東部。繋がっていない主要道路(黄色)、擬似一方通行、進行方向不明、転回設定なし・・・ほとんど手付かずの荒野。現状ではこのエリアで waze をナビとして使うことはほとんど不可能だろう。

 こんな手付かずのエリアは久しぶりだ。京都市内のような面倒さは無いがやるべきことが多すぎてかなり大仕事になりそう。

編集可能エリアのすぐ外に広がる荒野
編集可能エリアのすぐ外に広がる荒野
 今回編集可能にしたのはほんの一部なので、周辺はこんな感じ。それほど思い入れがあるところではないので、エリア・マネージャになってまでやる気はない。岡山の方がここを読んだらぜひ編集して欲しい。岡山県南部を全部やったら編集レベル4は間違いないだろう。もしこのエリアをやるならついでに2号線沿線をコンプリートしていただきたい。大阪から山口まで整備すれば世界チャンピオンも夢ではないwww

忘年会という行事とストレンジャー感

dish
シャレオツな皿に前菜
 人間病院wiki の管理を全権委任された。画像の貼り付け、メニュー・トップページの編集が可能になった(トップページについては編集可能になっていたらしいが気付かなかった)。更に嬉しい知らせが届いた。20代ゆるOLのぱっとしない絵日記さんからイラスト使用の許諾が受けられたのだった。何が言いたいかというと、「早く帰って人間病院wikiの編集がしたいのに就業後に忘年会があってだるかった」だ。普段でも退屈極まりない、自分の人生にとってタイムロスでしかない、全く得るもののない、恒例行事なのに、よりによって早く帰りたい日に行われるとは・・・

 生活費を稼ぐ業務の一環として受け入れるしかないので、心を無にして行ってきた。料理は美味しかった。肉はサーロインよりフィレのほうが好き。

night scine
予想外の夜景が急坂の向こうに広がっていた。
 会場が自分の通勤経路から大きく外れた場所で、コの字形に乗り換えなければならないので、徒歩でショートカットした。3.8km あったが気温がちょうど良くて楽しかった。30 年住んだ市内なのに、通ったことのない地域を通った。

 しかも、夜の住宅地は車通りも少なく静かで非日常感に満ちていた。忘年会の自分と同様、異邦人であるかのような錯覚を楽しんだ。

 そして、知っている道と交差した時に「この交差点はいっつも南北に通っていて、西から来る車がどこから来るのかと思っていたが、こっちから来てたんか」という感慨があって面白かった。

 このルートは太い道がなくて地形にそってうねうねと曲がる道が多く、iPhone が無ければ心細かっただろう。Map と waze で現在位置と方向を確認しながら歩けたので、大きくは迂回せずに進んだ。

map Nishinomiya
東西の移動がめんどくさい。

Waze 京都市中京区、上京区 完了

waze map of Kyoto
waze map of Kyoto
 国道9号線・国道162号線・北大路通・河原町通で囲まれたエリアの編集を完了した(と思う)。

 細い道の大半を走行非推奨にし、通れない道を「登山道/遊歩道」にした。そして、一方通行の整備、道路名の登録、転回方向制御(右折禁止)に時間がかかった。

 中京区と上京区以外も、9号線以北の幹線道路は京北町に至るまで整備した。多分、観光客が使うべき幹線道路のナビは正しく行えると思う。自分で京都に行ったときには自転車で移動するので Waze の検証はできない。京都に行って、9号線以北でナビをしようとしてうまくいかないことがあればコメント頂きたい。

 嵐山周辺や東大路通沿線は観光地が多く車で来る人も多いので整備したい気持ちはあるが・・・

SNS型カーナビ: 『Wazeマップがオバケに取り憑かれてしまった!』

Halloween waze 京都往復の途上、何回もお化けに遭遇した。お化けの出現場所は田舎の都道府県道に多く、国道にはほとんどなかった。ロードクッキーはランダムに現れるのではなく、走行ログが少ない所を走ってもらうためにエサなのではないだろうか。こういうイベントを使って、ちょっと遠回りしてもらって道路の情報を充実させるのが運営の狙いかもしれない。

 時間に余裕があって自動車の運転が好きなら、ルート上から少し離れている場所でもクッキーが表示されたら寄り道するかもしれない。自分でも、以前乗っていた Familia neo だったら寄ったかもしれない。Fit は最短コースを移動するための手段でしかなく、タイトなワインディングに入っても楽しくないので寄り道はしないが。

 よく考えると、これは面白いアプローチだ。カーナビ側から通ってほしい道を提案してくるということだ。スポンサーの施設の近くにクッキーを置いて誘導することも可能になる。
Waze – Official Blog (in Japanese): 『Wazeマップがオバケに取り憑かれてしまった!』

河川探偵(Wazer)

 昔NHK教育テレビで「建築探偵」といった名称の番組があった(今調べたら「建築探偵・近代日本の洋館をさぐる (NHK人間大学)」だった)。どこかの大学の建築学の教授(藤森 照信)が日本国内の建築物について興味深い点を解説するという番組だった。自分が観たのは、明治時代の建築物だった。和洋折衷の様式など、歴史的にも基調な建築物が紹介されていた。これについて語ると長くなるので、別の機会に。

 今回のタイトル「河川探偵」とは、Waze 地図編集で河川を描く Wazer のことだ。前にも書いたが、Waze の地図はデフォルトでは道路しかない。だから、Waze の川、湖、海、公園は全て Wazer さんが手入力したものだ。

 川を描くのは難しい。というより面倒くさい。いや、非常に面倒くさい。道路を描くのと比較して数倍の時間と労力がかかる。面倒くさいのは、Waze のエディタの制限により、途中で作業を保留することが出来ないからだ。グラフィックソフトのように一体化することも出来ない。川の途中で保存してしまうと、既存のオブジェクトを変形させるしかなくなる。直線的なな編集点を一つ引っ張るだけで済むが蛇行した川をトレースするには一つ一つ編集点を増やしていかなければならない。かといって、小さなオブジェクトに分割すると後で編集を続ける際にオブジェクトが表示されないので完成した川と未入力の区別が難しくなる。さらに、編集点が増えるとエディタのエラーが増える。編集ミスがなくても「保存できませんでした」と表示されるようなる。そうなると行った編集は水の泡だ。前回保存したところからやり直しだ。しかも、川を編集しても編集ポイントは道路一本を修正するのと一緒だ。それでも、あえてそこに情熱を注ぐのが河川探偵だ。(ここについては「(waze 川を描く/地図読みの愉しみ)」に書いた)

 太い本流は衛星写真で簡単に確認できるが上流に逆上るに従って、細くなり蛇行する。木陰に隠れていたり、写真が不明瞭で道路と区別がつきにくいところが多くなる。そうなると、標高が高いであろう方向(山に近い方)を探す。上流を見つけたら、そこまでのルートを探す。これの繰り返し。

 川のある所に人が住み集落ができる。昔は川の流れを変えることができなかったので、川の蛇行はそのまま道になる。区画整理された平坦地に蛇行した植物帯があれば川か川跡と思って間違いない。なので、田舎で川を探すのは比較的楽だ。もし間違えて林の中を川を突っ切ったように川を描いても道路では通れないし元々目印にもならない(道路を走る車からは見えない)から Waze のナビ上は問題ない。

 一番苦労するのは都会だ。都会の川の多くは地下水路化されていて地表に出ていない。自分が描いた川で一番苦労したのは京都市の堀川だ。昔は堀川通沿いに川が流れていたが、今の衛星写真には存在しない。道路の下を流れているのだろう。堀川に沿った道だから堀川通なのに堀川を覆ってしまったのだ。こうなると、上流を探すのは非常に困難になる。こういう箇所は、神戸市や阪神間も多い。しかし、地下水路を通ってつながっている水路を見つけると楽しい。

 都会か田舎かに関わらず、下流付近の川幅からは想像できないくらい上流までの距離があることがある。本流を描いた後で、支流を描いていて「ここならすぐ終わるだろ」と思ってスタートしたら10km以上逆上ることがあってびっくりと同時にうんざりすることがある。しかし、こういった川を最上流まで遡って描き切った時には大きな達成感がある。これが河川探偵のモチベーションとなる。

 田舎の河川だと大半は小規模な砂防・貯水ダムに発していることが大半だ。こういったことも発見だった。もちろん、源流という意味ではそのダムに注ぐ小川だろうが、そこまでは描いていない(大きなダムだとそこに注ぎ込む川も太くて長いので独立した川として描くが)。

 自分がメインに活動している北摂地域(宝塚・西宮・芦屋・神戸市北部、三田市(Waze では「ミタ」と発音されるがw))、篠山市、三木市から福知山市、綾部市、亀岡市、京都市は山脈の谷間に平地ができたという地形だ。なので、川は山に沿って流れ、日本海側に流れる川と瀬戸内海に流れる川とが低い山一つ越えただけで隣接しているところがある。

 兵庫県の南西部に加古川市という市があり、大きな加古川という川の河口がある。自分の意からは直線で70kmくらいあって、縁遠い場所というイメージが有る。しかし、支流の源流は有馬温泉の近くから発していた。正確には六甲山か谷を挟んだ向かいの山の頂上付近から流れ下ったものだろうが、川として認識されるのは有馬街道沿いの用水路のようなものだ。

 風水について荒俣宏の作品で聞きかじった程度しか知らない。が、川を描いていると、山の連なりと川の流れを主軸にした地脈という考え方がよく分かる。川は農業に適した土地と水をもたらす。その流れは蛇行し、言葉が示すとおり龍のように見える。そして、蛇行した川は水害をもたらす。作物を流し家屋や人も流してその地をリセットする存在でもある。山の配置と川の位置を読み解き安全で肥沃な土地とすることは人類の願いだったはずだ。これこそが風水の発祥ではないかと思う。

Waze 圏外の憂鬱

 昨日の「秋の京都ライド2日目 貴船>芹生峠」で京北町から亀岡近辺までを編集可能エリアにできた。京北町の国道と地域の主要道を編集できるようになった。貴船神社から R477 を府道にしたほか多くの道路を編集できた。

 しかし、昨日の走行ログのうち、ソフトバンクの圏外部分は切れていた・・・府道361号線を国道477号まで走ったのに、貴船神社付近から全くログがない。国道162号もブチブチ・・・

20140922-log4 Waze 編集エリアを広げられなかったのが残念。実際に通ったところが取れていたらこの編集可能域の隙間は無かっただろう。圏外になったら GPS の精度は落ちるかもしれないが、ログをiPhoneの目盛に残しておくことは簡単だろう。GARMIN のログでは10時間でも 1MB にもならないテキストデータだ。圏外になってもログを保存しておいて後でアップロードすればいいのに。