wazer の憂鬱

 昨日走ってきたログが waze の編集者情報に反映されない。

 waze では昨日走ったルートをナビで導くことはできない。途中に未整備な区間が多いから。高速を使う場合は知らないが、社宅の有る場所から琵琶湖に下道で行くときには自分が昨日走ったルートが標準的なはずだが(趣味で走った湖岸道路とかR8の旧道は除くが)、wazeでは敦賀経由のルートを示していた。R27 号から R303 号に入ってナビを開始(電池を節約するために近くでは waze を起動していなかった)しても、Uターンしてまで敦賀を経由するルートを示していた。これは R303 か滋賀県の北部に誤った道路情報が有るからだろう。

waze-routing
 
 それを解消するためには誤った道路情報を整備するしか無いが、自分には編集権限はない。そこで昨日のライドになったのだった。

 しかし、暴騰に書いたように走行情報がアップデートされない。自分がwaze編集に手を染めた頃には反映には数日かかっていたが、改善されて数時間にまで短縮されていた。ここ数ヶ月でレスポンスがガタ落ちになってしまった。21日の出張時に高速バスを使ったが、その時のログもアップローしたにも関わらず反映されていない。

 waze については、どこそこと提携したとか新しいサービスを始めたとか、景気のいい話が多く報道される。Google の傘下に入って大きな影響力を持ち始めたのかもしれない。しかし、それを支えているボランティアのユーザや編集者だ。特に、編集者が無償提供している作業は大きい。にも関わらず、編集者へのサポートは、少なくとも日本では、悪くなる一方だ。以前は、日本人のスタッフがいて、コミュニティのfacebookやTwitterでサポートしていたが、彼が退職してからサポートはゼロになった。担当者はいるらしいがまともに日本の wazer をサポートする気はないらしい。というか、一度も発言もしていないし質問にも答えていない。こんなんサポート担当として失格だろう。

 金の入るビジネスに夢中でここまでサービスを育てるために尽力してきた編集者へのサポートを蔑ろにするのでは本末転倒だろう。趣味なので見返りまでは求めていないが、編集環境が悪くなる一方なのはどうにかして欲しい。今回のログがアップロードされなかったら編集はやめる。自分が行った編集についても全てクリアしたいくらいだ・・・

waze ライド

 アキレス腱の状態はイマイチだしいつ降り出すかわからないので Wilier 405 で近所を走った。waze の編集をしていて気になっていた道がほんとに存在するかどうかを確かめてきた。

 waze の道路は1/25,000地図から取り込んだままのものが多く、山道の多くは人が通れるような状態ではなくなっているものが多い。が、たまに細い道がいい遊歩道として整備されていることもある。そんな道を開拓するのもMTBの楽しみだ。

 今日行ったルートは金網で封鎖されていた。もう一本に向かった所で雨が降り始めたので帰ってきた。

カーナビアプリの効果実感 Yahoo!カーナビに感謝

yahoo-navi 8月2日、3日に名古屋に車で行った。その際にカーナビアプリに助けられた。

 高速道路は一つ間違えると復帰するためのコストが大きい。入口や出口、ジャンクションでの車線選択を誤ると次のジャンクションまで行かなければならない。これらが事前に分かるというのは非常に大きい。

 市街地では、土地勘のない人間でも迷わないような幹線道路を使うので、地元のドライバーよりは時間がかかるかもしれないが、確実に目的地に導いてくれる。ホテルなど標識が出ていないような施設に行く時、近くまで来ているのに目的物が見当たらずにウロウロということがある。目的の施設の前を通り過ぎていることをこれまで数えきれないくらいやってきた(徒歩ですら通りすぎてしまったことがある)。カーナビアプリがあれば、「この周辺にあるはず」と分かるので、停車しやすい場所を探して止まって探せる。

 今回、初めてナビの音声案内を使ってみたが、期待以上に効果的だった。視線を縛られない安心感は大きい。地図表示がいらないという意味ではなく、インターチェンジの出入り口やジャンクションで違う道路に入る時など、道路標識を見たり車線変更のために周囲の状況を見たりしたい時に視線を画面に振り分けなくていいのが助かる。巡航状態の時は地図で大まかな位置関係を掴み、進路変更のタイミングは音声に頼るというのは、知らない道を走るときに非常に効果的だった。

 これらは、車載のカーナビが何年も前から出来たことだが、カーナビ搭載の車を所有したことがなく、土地勘のないところに車で旅をする機会も無かったので経験していなかった。そして、そのレベルのナビが無料のスマホアプリで実現されていることを再認識した。

 今回使ったのは Yahoo!カーナビだが、これがベストかどうかは分からない。昨年の9月に Google map と比較する機会があったがその時点では Yahoo!カーナビのほうが使い易かった。他のカーナビアプリは(waze を除く)試していない。自分としてはこれで十分だ。使う機会が少ないので試すこともできない。もし、もっと快適なナビアプリがあるなら教えていただきたい。

 waze でルートを検索したら西宮から名古屋のルートは見つけられなかった。編集可能になった高速道路のIC、SA、PA、JCT を編集している。これまで高速道路には興味がなく、一般道を中心に編集していた。今回のドライブで音声案内が効果的だということがわかったので、高速の出入り口でどの方面で向かうか分かるように編集する。

雨の土曜日は waze 日和

nagoya-map 雨が降っていたのは朝だけだったが、厚い雲に覆われて、いつ降り出すかわからない空模様が一日中続いた。先週みたいなことは嫌なので、wazeの編集に精を出した。

 編集者レベルが5に上がったときに、期待していたほど編集範囲が広がらなかったこと。生活圏の編集をほぼ完了してしまったこと。新しい地域に出かける機会が全然ないこと。これらにより、編集熱が完全に冷めて、表示する機会すら減ってしまっていた。

 昨日、滅多に見ない編集可能エリアを見たら、名古屋が追加されていた!2月24日になんであのときcafeに行った時に駅からカフェへの道を歩く時にwazeを起動したのだった。

 なんであのときcafe の所在地をwazeでチェックした時に周辺の道路がデタラメだった。そこそこ太い道でも誤って一方通行になっているし、ターン規制もメンテナンスされていなかった。道のないところに道があったり、歩道が車道になっているところもあった。ほとんど手付かずといっていい状態だった。

 この機会に名古屋市千種区を整備する。なんであのときcafeも入力しておいたので、数日後にはなんであのときcafeを検索してナビできるようになるはず。ついでに Google map にも申請をしておいた。以前、あったバーのデータの閉店報告をし、なんであのときcafeの登録を申請したのだ。審査があるらしいので、いつ反映されるかは知らないが、k.uno の隣になんであのときcafeが表示される日も近い。

バイクにナビがやってきた

yahoo-navi 一昨日、息子が京都に戻るとき、自分がいつも使っている山ルートを教えた。Yahoo! navi で通過点を指定してルートを作ってだ。

 国道をつないで行くようなルートではないので、口頭では説明できない。紙の地図にルートを描いてもバイクでは走りながら見るのは不便でやってられない。昔はそうやっていて、タンクバッグに地図を挟み込んで信号待ちで確認しながら走ったものだが・・・

 今では、スマートフォンのナビアプリの音声通知で事が足りる。息子のバイクにはまだスマートフォンホルダーは付いていない。なので、走りながら地図を確認することはできないが、ターン・バイ・ターンの音声案内はイヤホンでできる。

 このルートは自分が学生時代に開拓したが、息子が京都に住むようになって来るまで往復するときに使おうとしたら、全然思い出せなくて苦労するほどだった。バイクだと一度走ったら大概の道は覚えられるが四輪だと覚えられないということもある。一度間違えると、その道がインプットされてしまい、正しいルートが覚えにくいという悪循環に陥って苦労した。が、今回は息子は自分で運転するのが初めてにも関わらず音声ナビで迷わずに着けたようだ。

 自転車では使う必要は感じないし、四輪なら地図を表示し続けられるので要らないが、エンジン付きバイクなら効果的かもしれない。もし、ホルダーを付けたとしても視線の移動角度が多くなるし反射で見辛いことが多いだろう。そんな時でも音声案内なら視線を逸らさなくていいい。

 このブログでナビといえば waze だが、任意の経由地を設定するということができないので、一見合理的に見えないこのルートを一本で作ることができない(Yahoo naviも経由地は3箇所までなのでもっと長距離で複雑な寄り道を設定することはできないが)。

Waze – Official Blog (in Japanese): 第三回マップレイド【静岡市・浜松市】の結果発表!!

20150625_waze

 「Waze – Official Blog (in Japanese): 第三回マップレイド【静岡市・浜松市】の結果発表!!」で先日のマップレイドの結果が発表された。セグメント編集で4位、プレイス編集は1位。セグメントは川を描くときに川沿いで見つけた変な道の修正くらいしかしなかったので意外に高順位だった。

 他の wazer さんから「支流まで含めて一つのオブジェクトにすると名前を入れられない」という意見があったので、長い川は支流単位で描くことにした。ただ、支流レベルの川の名前を調べるのは大変なので名前は地元の人に任せるしかないだろう。

 今回はエラーに泣かされた。天竜川を描いている時には7ステップ以上は必ずエラーになった。編集していると7ステップはあっという間だ。保存が一瞬ならそれでも困らないが、waze はネット上のDBの更新なので数秒かかる。数秒操作して数秒かけて保存するということは純粋に倍以上の時間がかかるということだ。実際にはつい描きすぎてやり直しの回数が多いのでもっと余分に時間が掛かかっている。疲れた・・・

 waze river
 今回描いた川。この写真の大半は自分が描いた。プレースは他の wazer さん。

waze マップレイド 結果発表

Hall of Fame_mapraid

 連休に編集した結果が発表された。一位だったが、地元アドバンテージが大きいので勝ち負けではない。そもそも、自分が以前に編集エリアにしていた時に手を付けて、期限切れ(3ヶ月)となって以来放置していた所もあった。それに、土地勘があって、道路の特徴を知っていれば、大体の構造は予想がつく。なので、全く土地勘のない他地方の wazer さんがストリート・ビューで確認しながら道路の編集をするのとは効率が違う。

 誇れるのはプレースの数。プレースを描く手間は単純なセグメント(道路)を編集するより数倍時間がかかる。が、道路しか描かえれていないナビの画面より抽象的でもランドマークが描かれたナビ画面のほうがドライブ中に位置関係の把握が楽になる。これは自分が自動車に乗っていてもハッキリ分かる。だから、ランドマークになるものは積極的に描いている。

 今回行った作業は学校を敷地に沿った形状にしたのと湖を描いたのが大半だ。そして、川。川はどれだけ時間をかけても一つのオブジェクトだ。川を描くのには時間がかかる。エラーで失敗することも多い(失敗すると入力がキャンセルされる)。waze では、大きな縮尺になると小さなプレースは表示されなくなる。走行中、速度が上がると自動的に縮尺が変わる(固定の設定も可能だが)ので、太い道や大きなプレースしか表示されなくなる。そこで、川はできるだけ一つのオブジェクトとして描くようにしている。自分の場合は、ナビよりもPCブラウザのライブマップで確認することが多いが、細切れに描いた川は拡大しないと表示されない。今回一番大きな川は加古川だった。以前加古川の神戸市西区から北区にかけては描いていたが、編集権が無かったので西の方は描けていなかったのだった。

 コネクティビティも 93.2% から 95% に上がった。体感できる差があるかどうかは自分はわからない。自宅周辺は完璧にチューニングしてあったし、神戸の市街地に車で出かけることは何年もしていないから。しかし、体感的にも分かることだろうが、90% 以上のものの改善は難しい。これを10日程度で2%近く上げたのは素晴らしい。

 ストリート・ビュー、Google map、衛星写真を手掛かりに編集していただいた他地方の wazer さんに感謝。次回のレイドには、土地勘のないところでも参加して、出来る範囲で貢献したい。

waze 道路種類について悩む

地図
編集前の地図
 waze でよく話題になるのが道路種別だ。道路の種類はナビの際の優先度を決定する。道路の優先度と距離を秤にかけてナビのルートが決定されるので道路種別をどうするかは重要だ。国道、地域の主要道、生活道路、走行非推奨(路地・私有地)は編集者によって基準がマチマチで場所によって違う。

 最近は実際の走行推奨度によって種別を決めるというのが大きな流れで、自分もこの流れに従っている。が、先日、走行非推奨の扱いで議論が割れた。自分は、住宅地の間の道路は基本走行非推奨にしている。地域住民やそこに用のある車(配達や地域住民の家への来客など)以外が近道として通過するべきではないと思うから。

wide street 最近開発された住宅地は、居住区と他のコミュニティに行くための道を厳密に分けてあることが多い。外との接触は2箇所に限って、そこを結ぶ線だけを太くして、居住区域の道は細いようなものだ。中には、蛇行させたりカラー舗装や障害物で速度が出ないようにしてあるところもある。また、このような本来の意味での「生活道路」は地域の社交場でもある。子どもたちがキャッチボールをしたりスケートボードをしたり、お母さんたちが立ち話をしていたりする場所だ。

 近くの幹線道路が渋滞したからといって、そんな住宅街を迂回路代わりに指し示すようにはしたくないのだ。

narrow street
東西
 右の写真が例だ。一番上が waze の編集画面(アカウトのある方はwaze編集画面も)。編集の手が加わっておらず、道路種別は「生活道路」。地図上は同じ優先度で検索されるしかし、実際は南北と東西とでは全く違う。南北はセンターラインと歩道付きで東西は一方通行で普通車でも徐行必須な細い道だ。自分は東西を「走行非推奨(露地・私道)」としている。

 問題は他にもある。「国道」の扱いだ。国道は一般道では最も高い優先度なはずだが、実情に合わないところがある。近くに片側二車線のバイパスが出来ているような場合には、国道は無視して欲しい。が、土地勘のないドライバーにしてみたら、「国道」という道路標示は走行路を決める際の重要な手がかりになる。たまたま国道の標識を目にしたドライバーがwaze上に国道が表示されて無ければ迷うだろう。

国道429号
国道429号
 国道も400番台になると、余程のことがない限り通りたくないような、俗にいう「酷道」であることも珍しくない。センターラインがないどころか、普通車がすれ違うのにも苦労するような場所もある。そんな峠は、地元の人間は余程のことがない限り入らない。そのようなところに導くべきではないが、国道には違いがない。これをどう処理するか。

道路種別は生活道路や非推奨にして名称を「国道429号」とかにすべきか・・・

川下川ダムルート。川つながりで川の編集(waze)

 快晴だったので、真夏仕様で出かけた。が、空気が乾いていて気温も低く寒かった。体が温まったのは川下川ダムの激坂を登った時だった。そこからは快適に走れて、途中写真を撮ったりトイレに行ったり遠回りしたのに、2時間を切った。このルートで2時間を切ったのは久しぶりだ。このルートは最後のR176が灼熱になるので、気温が上がると急激にペースが落ちる。なので、これからの季節は2時間を切ることは当分無理だろう。

 午後は仕事のウォームアップ。pdfにしておいた資料を iPad で読んだ。A4 の書類をフル画面で読むハードとしてはこの大きさがベストだ。

 買い物に行こうかとも思ったが、連休の人出を考えると商業施設に行く気になれなかった。自転車で走っていても明らかに普段より自家用車が多かったし。

20150505-kawashimokawa

 今日は久しぶりに川を描いた。加古川の支流を上流に向かって描いた。加古川の東と北方向は以前描いていたが、西は編集可能域ではなかったから手付かずだった。川の編集はエラーとの戦いだ。10手ごとに保存しなければならない。調子に乗って100操作くらいしたところでエラーになった時の精神的ダメージは大きかった・・・疲れた。

30kmルート& waze map raid

 午前中に30kmルートを回った。曇りがちだったのと夏用ウェアを投入したので快適に走れた。が、右膝をかばいすぎたのか左膝に違和感が出てきたので自嘲気味。

20150503

 午後は waze 三昧。都会の細かい所は疲れるので気分を変えて田舎の国道・県道を中心に編集した。