スタート前からつまずく

 SRXの修理に取り掛かろうと思った。まず、エンジンがかからないのを何とかしないと動きが取れない。しかし、SRXのバッテリーは完全に上がっていてセルを回すことはできない。しかも、キックアームがついていないので、バッテリーの充電をしなければならない。

 こういう場合、調子のいいエンジンなら押しがけに挑戦するのだが、動くかどうか分からないエンジンを押し掛けするのはリスクが大きすぎるから。ここは慎重に充電からすることにした。

 充電には時間がかかるので、会社から帰ってすぐにバッテリーを取り外した。しかし、明るいところで見たら、水位が下がって電極が露出しているセルがある。急激にやる気が失せる音が聴こえた気がした。だめじゃん・・・

 こういうところでつまずくと、すごく萎える。動き出して慣性モーメントがつけば勢いで行ってしまうのだが、速度が十分に乗っていないと2輪車がふらつくのと同じだ。

雨・雨・雨・・・デジカメバッテリーでミスったり

 朝は小降りだったが、天気予報で午後の降水確率が100%だったので、車で駅まで行く。帰りの電車で娘にCメールして、途中の駅で合流した。二人で乗って帰るとすごく得した気分になる。

 ダルダルで退屈な会社だが、無理にでも動かした方が体の調子はいいようだ。行きの電車で久しぶりに座れなくて腰がきつかったが、頭痛や倦怠感で倒れ込むようなことはない。

 会社の他部署の女性が結婚するというので、呼ばれている人にデジカメを貸した。IXYは充電池が弱っているような気がしたので、木曜日に新しい物を買って渡したのだが、逆効果だったようだ。10枚も撮らない内に「電池を交感してください」表示が出たらしい。

 新品の電池を買ったときに、一応交換サインが出るまでフラッシュをたいて撮影をしてから充電したのだが、不充分だったようだ。これまでの物を予備で渡しておけばよかったのだが、忘れていた・・・

スマリヤン、関心空間:追記

 久しぶりに関心空間にログインしたらスマリヤンのパズルランドのアリスにリンクとコメントが付いていた。こんな本に反応があるのは関心空間だけだ。

 久しぶりにスマリヤンの本を読みたくなったが、高い本が多いんだよな。古本屋には絶対無いし・・・

 でも、この本だけは文庫本が出ているのでお勧め。ほんっと。俺がこのサイトでモノ(特に本)を人に勧めることはほとんどない(つもり)だが、これはお勧め。

追記:
 めったに新規キーワードを登録しなくなったので、気付かなかったが、久しぶりに書いてみて「下書き保存」ができることに気付いた。

 いやあ、これはすごく嬉しい。俺がMovableTypeを気に入っていることの一つが下書き保存だ。これのおかげで、下書きをクリップ代わりに使って、後でゆっくり書くということができるようになった。関心空間もそれと同じようなことができるようになって、メモ代わりの一行コメントキーワードが減るかもしれない。

 コメントを練るのもだが、写真やリンクを用意するのが面倒でキーワード化しなかったり、いい加減に登録することが多かったが、下書きがあればそういうことは減るだろう。

 関心空間のシステムはblogと良く似ているし、ルールも明確なので、トラックバック(キーワードリンク)でもめることも少ない・・・・はず。

あるもの・ないものCD屋にて

 娘に頼まれてCDショップに寄った。BUMP OF CHICKEN のアルエというシングルを買って帰る。目に付くのは宇多田とラルク・アン・シエル、尾崎豊・・・

 3月に出たはずのランキン・タクシーは見当たらなかったよ・・・こういう流通業者の姿勢もCD売り上げ減少の原因の一つだろう。

 この、売れるものだけ傾倒し、流行からそれたら見向きもしないという傾向はCDだけに限らない。本やテレビ番組にも蔓延している。同じような顔ぶれの似たような番組ばかり・・・・こんなものをデジタルハイビジョンで観たって仕方がないだろうに。

 ただ、この傾向は送り手だけの責任ではないだろう。特定のタレントや番組スタイルだけに人気が集中することが統計的に明らかであれば、疑問を感じながらでも、「売れる」やり方を貫くしかない。そんなくだらないものを疑問を感じながら作っているのがはっきりとわかる番組も多い・・・スポーツ番組の人気が上がるのが分かる。

 そんな中で、力の入った丁寧なつくりに見える「世界の車窓から」。今日のバックには面白い音楽が流れていた。StrawberrySwitchbladeとかSALON MUSICを思わせるような(かなり離れてるが)テクノサウンドだったが、オフィシャルサイトで確認したら、「”Maya’s Theme”byMychael Danna from’KAMA SUTRA’(TVT TVT-8100-2)」だって。カーマ・スートラって・・・さすがに、世界のプログラム産地はテクノポップが旬か(ホントか?)

 コンテンツや著作権について考えたいが、まとめきれずにだらだらと書いてしまった。いっつもそうだがな・・・

Tommy february6(トミーフェブラリー6)

 先週は何度が車で駅まで行った。時間が欲しいときに帰りの通勤時間を節約したいからだ。そんなときは、FMラジオをかけることが多い。車なら15分もかからないので、わざわざCDを入れ換える気がしないからだ。

 そんなときに、たまたまおなじみのStrawberry Switchbl’a’deの曲らしいものがかかった。長期間活動したグループでもなかったので、ベスト版でほとんど知っているかと思っていたので、聴いたことのない曲があったことに驚いた。「他にもあったのかあ」と感慨深かった。たまたま、先日Strawberry Switchbl’a’deの曲を着うたにしたばっかりだったので余計にそう感じたのだろう。

 曲が終わってタイトルに注目したら、Tommy february6と名乗る日本人女性の曲だったらしかった。そのラジオ番組に生でゲスト出演しているらしかった。

 今思えば、ゴスロリの走りのようなコスチュームポリシーとテクノロックサウンド+アイドル歌謡のようなボーカルで楽しいデュオだった。

 Tommy februaryがどんな人なのかは、上のホームページで始めて知った。なんでも、ブリリアント・グリーンのボーカルらしい。ブリリアント・グリーン自体名前しか知らないので、「えっ、あの?」とかいうのは全くないけどね(^^; 

リアル頭痛

 昨晩、CAD仕事が比較的早く終わって2時ごろには眠った。息子に起こされたのが11時半。たっぷり眠ったはずなのに、昨日までの疲れと、卒業式で冷え切ったことが効いたのか、息子のベッドで熟睡できなかったせいか身体が重かった。

 二日間選択をサボっていたので、3回に分けなければならないほど洗濯物がたまっていた。重い身体を引きずるようにして洗濯。オンバトのチャンピオン大会を観ながら昼食。

 洗濯物の2回目を放り込んだ後、息子を連れてゲーム屋へ。卒業・入学祝いの真三国無双を買った。このタイプのゲームをしたことはなかったが、めんどくさがりの俺には向かないゲームだということは、横で見ていてわかった。

 ゲーム屋から帰ったあたりから頭痛がひどくなり、2時ごろからソファに寝込んでしまった。せっかくの休日で時間ができたのに掃除すらできなかった・・・買い物に行く気力も出ずに、有り合わせで夕食。まあ、昨晩の焼き肉で栄養過多なのでちょうどいいだろう。

 夜は面白そうな特別番組が平行していた。頭が痛くて、ちゃんとは観れなくて残念。9時台にテレビを観ることなんてめったにないのに。ただ、両方とも変に演出されていて鼻白んだ。その後、ザ・ホワイト・ハウス2の最終回が始まる頃に頭痛が引いてきた。この時間に調子が出てもなあ。ザ・ホワイト・ハウス2は毎回観ていたわけではないが、時々面白かった。今日は、俺が観たことのない超常現象が起きて、「ええ?こういうドラマやったん?」とびっくりした。

 この手のタイプのドラマというと、ヒルストリート・ブルースを思い出す。ドラマとしてはヒルストリート・ブルースのほうが上手のような気がするが、年寄りの感慨だろうか。

パソコン批評休刊

 PCヲタ向けの雑誌として極一部に支持されていた(のか?)パソコン批評という雑誌が今号を最後に休刊するらしい。

 実は、この雑誌の3号から20号くらいまで、何回か原稿を書いたことがある。編集部の入れ替えにより、声をかけてくれた編集長がいなくなり、担当してくれていた編集者もいなくなった頃から声がかからなくなった。最初は、ヲタ向けではなく、「win95とか使うと操作が簡単になるらしいからパソコンを買ってみるか」というレベルのユーザーが、メーカーの宣伝に踊らされて埃をかぶらせてしまったっりしないための情報を載せるという編集方針だったように思っていた。

 俺の書いた原稿については、パソコン批評レポート集にまとめてある。更新することもないので、こちらに引き取るべきかもしれないが、Y!BB放置民としては、逆放置プレーでうさ晴らしに(なってないが)置いてある。今、チラッと見たらリンク切れ続出だった(^^;…

 最初に触ったデジカメはkodacのDC10だった。トイカメラの走りといっていいだろう。ちなみに、パワーザウルスMI610は自前で買ったもののレビューで掲載された。とにかく、文字制限がきつくて、2倍以上書いたものを削りに削ったものだった。スタパ風の言い回しなんか使う余裕はこれっぽっちもなかった。他のライターもヲタ受け文章は少なかった。

 編集者が変わり、俺に依頼が来なくなった頃からライターの顔ぶれも変わり、スタパ風じゃないが、スカスカの文章ばかりになった。内容もマニア向けのものになり、俺は買わなくなったのだった。

 2chや個人webサイトでの情報がパソコン批評の存在価値を相対的に低下させてしまったと感じる。webのほうがはるかに表現力が高く、制限もない。パソコン批評のような記事(メーカーのインサイダー情報などのない中で、ユーザーの立場から書くという意味)なら、書く方も読むほうもwebサイトで十分になってしまった。

 さよなら、パソコン批評。

カセットテープ:大貫妙子

 Doughnuts: Blog: メトロポリタン美術館は大貫妙子。から、関心空間にキーワードを立てたりしていたら、いろんな曲を聴きたくなった。

 残念なことに、俺の持っている音源の大半はLPレコードで、アンプの調子が悪くて聴けない(メトロポリタン美術館の収録されたComin’SoonはCDでも持っているので車でしょっちゅう聴いているが)。そこで、その昔にカセットしかない車のために録音したカセットテープを掘り起こした。

 約20年ぶりに聴くテープだが、思ったより悪くない。曲の頭出しの面倒さやノイズはどうしようもないが、そんなことがどうでもいい。今晩聴いたのは、写真のAvanture。

 「心の重い荷物置いていく、いつも旅立ちを忘れないように」というフレーズは心にしみるが、子持ち(まして父子家庭の父)では・・・でも、その心意気だけは失いたくない。80年代の雰囲気なのか、「自立を目指す、男に依存しない女性の恋愛感」のようなものがあふれた詩が多いのもこの頃か。「待つわ」とかいう俺の大嫌いな曲が大ヒットした頃と同じだが、大貫妙子は待たない(待ってる曲もあったが)。「顔を上げて歩き出」すのだ。

 このアルバムは、ストリングスを使ったメロディアスなものや、prophet5(当時の坂本龍一が愛用していたシンセサイザー)バシバシの物まで入っていて楽しい。 いい音楽は、再生装置の良し悪しに関係なく、人を楽しい気分にさせてくれる。

 大学の生協のレコード売り場に行っていたことが思い出される。後、レンタルレコード屋というのもあった。当時は30センチのディスクだったので、当時からバイク乗り(かごとか付いてない)だった俺は神経を使ったものだった。

 しかし、この辺の音源については俺にはひとつ野望がある。それはまた後日。

メトロポリタン美術館

Doughnuts: Blog: メトロポリタン美術館は大貫妙子。
で、そこではじめて知りました。
あのNHKの名物番組(?といっても過言はないはず)『みんなのうた』で流れていた名曲中の名曲「メトロポリタン美術館(ミュージアム)」、あれは大貫さんの作詞作曲作品だったことを!

 というエントリを見つけて嬉しかった。大貫妙子は大好きな音楽家だから。持っているものの大半がアナログレコードで、70年代から80年代のものばかりだ。特にすきなのは清水信之と坂本龍一がアレンジした曲。このメトロポリタン美術館(曲の中ではミュージアム)は清水信之のアレンジ。

 俺の場合、多くの人と逆で、みんなのうたで観る前にアルバムを持っていたので、テレビで流れてきたときにびっくりした。そして、その曲が今でもたまに放映されているらしく、子供たちとテレビを観ていて流れたとき、子供たち、音楽に興味の薄そうな息子もが、「この曲好き」と言ったので、すごく嬉しくなった。そして、「この曲やったら、おとうさんもっとるで。」といっても信じてもらえなかった(^^;。アナログレコードを聴くプレーヤーが壊れていて、聴けなかったから。

 自分の大好きなものを、子供たちが、自分の影響抜きで、選んでいたことを知るとすごく嬉しい。ちなみに、山下達郎のパレードもそんな曲だった。パレードはポンキッキーズのテーマになっていた。子供にとっても、口うるさいおっさんが自分と似た感性を持っていることを再認識したのではないかと思う。

 下の写真は、中袋。CDでは考えられないが、LPレコードはこのように、ジャケットの中にさらに紙の袋が入っていてその中に板が入っているものがあった。LPの場合は当然30センチ角のものなので、デザイナーの力の入れ具合もCDとは比べ物にならなかった。ジャケット自体がコレクション可能な、作品だった。だから「ジャケ買い」という言葉が生まれたのだろう。今のCDじゃジャケ買いできないよね。

ここで聴けるらしい。
http://www2.nhk.or.jp/tv50/archives/0208/encore/80encore11.html

#清水信之を検索してみて、初めて平松愛理と結婚していたことを知った。平松愛理は名前くらいしか知らなかったが、検索結果を見て、毎年この時期(しかも時間的には今日だ)に夕方のテレビニュースで支援コンサートをしていることを思い出した。

金子國義☆富士見ロマン文庫コレクシォン

 昨日、関心空間で知った「金子國義☆富士見ロマン文庫コレクシォン(価格は2800円)」が届いた。BK1で買ったが、翌日に届いた。限定1000部だから、欲しい人はすぐに発注だ。

 俺はこれの文庫本を集めていて、30冊くらいある。昔は普通に書店や古本屋に並んでいたのに、最近は1冊1000円以上になってしまっている。すっかりコンプリートは諦めていた(というより、何冊あるのかすら知らなかった)が、このセットで一気にコンプリートできた。まあ、カバーとして描かれた絵をカードにしても、レプリカでしかない。場所を取らないというメリットはあるが。それと、このシリーズは内容的には、エロ本なので、あんまり大っぴらに読めないしね。まあ、買ったものの読んでいないのが大半だが。

 ただ、サドの「ジュスティーヌ物語」「ジュリエット物語」「ソドム120日」もこのシリーズに入っていることは付け加えておく。