リトルカブのオイル交換 28,464km

28464km
28464km
 昨年オイル交換した時(秋晴れライドと忙しい週末またはリトルカブのオイル交換の件)にほとんどオイルが残っていない状態だったが今回はオイルが出てきた。墨汁代わりに使えそうな真っ黒さだったが。前回交換は 27,488km 、今回は 28,464km なので非常に短いスパンだが量は減っていた。

墨汁のようなオイル・・・
墨汁のようなオイル・・・
 前回の交換から1000kmくらいしかはしていないが真っ黒になっている。前回と前々回にほとんどオイルが残っていなかったのでその時の汚れが洗い落とされたのだろう。おそらく、今回入れたオイルも既に真っ黒になっているはずだ。

 少し気になるのは量が少なかったこと。600cc入れたはずだが、それよりだいぶ少ない気がした。駐車場に油染みができたり排気ガスに匂いや煙が有るわけではないのに。自分がよく自動二輪に乗っていた頃には半年に一回はオイルを換えていた。その時には入れたのと同じくらいでもっと透明感のあるオイルが出てきたのだが・・・

 2回入れては抜いてを繰り返した後に規定量を入れた。ついでにチェーンを引いて完了とした。

 ほとんどメンテしていないが元気に動いている。さすがにホンダのリトルカブ。

カブのタフさに脱帽

 先日、「秋晴れライドと忙しい週末 | GEEK_XP」を書いた時に2年ぶりと書いた。気になってサイト内検索をしたら「カブの整備 その1 | GEEK_XP」が引っかかった。

 なんと2012年だった orz…

 冬は寒くてやる気にならないので次回は4月。こんどこそ忘れないように Toodledo に登録した。

川下川ダムルートも二人で行けば楽勝

 スタートが遅かったので川下川ダムルートにした。一番きつい三田からの帰り道を息子の牽きで帰ってこれたので、普段よりかなり速いペースだったにも関わらず疲れなかった。遅くても二人で組めばかなり楽に走れる。

 SUUNTO の平均速度で22km/hというのは自分にとっては速い。最近は20km/hを超えることは無かった(SUUNTOは止まっている時も時計が進むので、写真を撮ったりルートに迷ったり、休憩した場合には出てなくても当然ではあるが)。

 「楽に走れた」といっても平均の心拍が久しぶりに 140bpm を超えているので、高い負荷で走ったことを示している。息子に離されまいと頑張ったのが出ているのだろう。見栄を張るわけではないが、一人だとへこたれてペースを落としてしまうところでも頑張れるということはあるのだろう。特に、自分より走力の高い人間に追いつこうとするのは励みになる。毎回だと辛いかもしれないが(^^;

2015-08-15 19.03.33

 夕方、息子が友達を呼んでボードゲームをするというので、Ninja を借りてパンを買ってきた。ついでに(こっちがメイン?)自転車の1時間ルートを回ってきた。信号の少ない道を選んで走ってきた。まだ新車だし慣れていない人のバイクなので攻めることはできないが、田舎道のライドは楽しかった。日向は暑くて信号待ちは辛かったが、有馬温泉(谷間のようになっているので16時でも日陰になっている)や木陰の道は涼しくて気持ちよかった。

 レーサーレプリカっぽいフルカウルだが意外に立ったポジションで楽だった。250cc とは思えないくらいの安定感がありボリューム感もあるので「バイクに任していればいい」という安心感がある。自分がこれまで乗ったシングルのバイクには感じられなかったものだ。エンジンもストレス無く回るし、下のトルクもそこそこある。シングルエンジンにありがちな息つきやアイドリングの不安定などもなく、エンストの心配は皆無だ。EFI なので当然なのかもしれないが・・・

 もちろん、逆に言うと、2ストやビッグシングルのような面白さはない。優等生的なバイクそれが KAWASAKI Ninja 250 R(2014 sp)だ。

我が家に新車がやってきた

 20日の夜、息子が突然帰ってきた。「バイクが納車されたから、嬉しくて乗ってきた」

 先日、探し回っていた、KAWASAKI ninja 250R(special edition)だ。息子がこだわっていた黒にブルーのカラーリングが美しい。KAWASAKIというとライムグリーンだが息子には無関係だった。というより、色で選んだと言ってもいい状態なので、この色がなければこの車種にはしなかっただろう。

 この色は期間限定モデルで、昨年の秋に発売されて売り切れになっている所が多かった。たまたま、カワサキのサイトに正規代理店として掲載されていたショップがあり、ストリートビューで見たら店の前にそのバイクが置いてあった。ストリートビューの撮影がいつかわからないので残っているかどうかは分からないが、行ってみたらあったらしい。その場で契約しその日のうちに現金で全額を支払ったそうなwww

 で、ナンバーを取得後20日の夕方に仕事帰りに受け取ったらしい。そして、21日が休みだったので、試走を兼ねてうちまで帰ってきた。下道の国道を帰ったので3時間近くかかったらしい。

 数百メートル試走してみたが、SRX250Fとはまったく別物のハイテクメカになっていた。EFIに排気ガス浄化装置付きだ。250ccのツインだが、軽くパワフル。車体は大きくて400ccクラスのボリューム感がある。フルカウルでエンジンが見えないから余計だろう(エンジン自体は小さい)。

 誕生日とかに「なにか欲しい物があるか?」と聞いても、「特になんもない」という息子が新しいものを手に入れて喜んでいる姿は嬉しい。

 フルカウルは一転けで大ダメージがあるだろうが、それもバイクの面白さだ。乗りこなせるようになって、遠くに行くようになったらもっと楽しめる。自分はエンジン付きのバイクからは完全に遠ざかったが、今でもまたがったら、盛り上がる。

パイクスピーク総合優勝を狙う1387psのEV

大好きなモータースポーツだが、年に一回しかないことで知らない内に終わってることで有名なパイクスピーク。

 今では10分を切っているらしい。電動車が総合優勝(プロトタイプクラスだったと思う)に2.5秒差に迫っていることも驚きだ。

いつかはそうなると思ってはいたがこんなに早い段階でそうなるとは。

 パイクスピークのように標高が高い所では、内燃機関は燃焼効率が下がってしまう。電気モーターには無関係だ。重量物の形状の自由度の高さも内燃機関より有利だろう。トラクションコントロールも電子制御に馴染みやすいはずだ。一輪に一つずつモーターを付けて、さらに4WS機構にして4つのモーター出力をリアルタイムで変化させれば、滑りやすい路面で安定した加速ができるはずだ。一輪に一個のモーターが重量的に無駄があるかもしれないが・・・エンジンを2つ積んで4輪駆動車を作ったモンスター田島なら(作ったのはスズキの技術陣だが)作れるのではないか。というか、下の記事では「6基の YASA-400 モーターを搭載し4輪を駆動」とある。4WDは当然として6つのモーターをどうやって動輪につなぐんだろう・・・面白いなぁ。

 EVの課題は電池の重量だろう。セルの出力が上がればそれも解決される。そうなれば過給器付き内燃機関を上回るパワーウェイトレシオが得られる。出力特性も扱いやすいはずだし。今年、どんなマシンが出てくるか楽しみだ。一番下に昨年のモンスター田島のオンボードカメラの映像を載せておくので堪能していただきたい。

出力1387psのヒルクライム用EV、ラトビアのDrive eOが発表。パイクスピーク総合優勝を狙う – Engadget Japanese

ラトビアの競技用車両メーカー、Drive eO が1387馬力(ps)の出力を持つヒルクライムマシン、PP03 を発表しました。Drive eO はこのマシンを駆り、米国で開催されるパイクスピーク・ヒルクライムに参戦します。

Drive eO は今年、ヒルクライム専用マシン PP03 を新開発。搭載モーターの総合出力を従来の約 400kW(544ps) から1030kW(1387ps)へと大幅に引き上げ、一気に総合優勝を狙う構えです。

PP03 は6基の YASA-400 モーターを搭載し4輪を駆動します。最大トルクは2160Nm(220kgfm)、最高速度は260km/h。50kWh のバッテリーを含む車重は1200kgに抑えられています。

長年パイクスを制してきたのはガソリンエンジン搭載マシンでしたが、近年は EV 車両のタイムがそれに肉薄しています。昨年総合2位に食い込んだ三菱 MiEV Evolution III のタイムは、総合優勝車から遅れることわずか2.5秒でした。なお、MiEV Evolution III の最高出力は450kW(612ps)。1030kW もの出力をもつ PP03 なら、今年のパイクスにおいて EV による初の総合優勝も期待できそうです。

リトルカブのタイヤ交換顛末記

プロローグ 6/22

 それは一本の電話から始まった。

 「おとうさん、なんかカブがおかしい。後ろがガタガタいう」

 「どこ?(xxの前)行くから待っとけ」

 カブは我が家の車には乗らないので、車による回収はできない。とりあえず、自転車で現場に行った。バイクを見たら一発で原因が分かった。リアタイヤのパンクだった。

 そこから、娘にRX3を押させて自分はリトルカブを押した。途中数百メートル娘に代わったが、1km以上押した。最後の自宅の前の坂道をパンクしたカブを押して登ることは不可能なので、エンジンをかけて押して上がった。

 暗いし押して歩いて疲れたのでこの日はそのままにした。

ステージ1 6/23

 昼は実家に行っていたので、帰ってから修理に臨んだ。

 パンクの穴は小さくて画鋲をさした程度だった。パッチを貼ってチューブを戻そうとした。全てここから始まった。

 ホイールを外すのが面倒だったので、ホイールをはめたまま修理をしようとしていたが、タイヤがはまらない。リトルカブのリア周りはごちゃごちゃして空間がないのでタイヤレバーを入れられる角度が非常に少ない。しかも、タイヤが固定されていないのでくるくる回る。

 息子に手伝ってもらって悪戦苦闘したが結局諦めて寝た。(この時、タイヤの中でチューブが大変なことになっていることを知る由はなかった)

ステージ2 6/24

 100円ショップで万力を買って来た。タイヤをはめるのに苦労したのは、それまではまっていた所が外れてしまうからだった。そこで、万力でビードが外れないようにし逆側からはめるという作戦だった。作戦は功を奏して数分でタイヤをはめることができた。

 しかし、空気が入らない。ポンプを押しても全然手応えがない。「これは、やってもたか」と、せっかくはめたタイヤを外しチューブを取り出したらレバーで開けた穴があった・・・

 すでに何箇所もパンク修理のパッチが残っているチューブなので、もうタイヤごと交換しようかと思い、Amazon で前後のタイヤとチューブを発注した。(蟻地獄に落ちているとも知らず)

ステージ3 6/25

 タイヤとチェーンカッターが到着。しかし、平日なので作業できず。

ステージ4 6/29

 作業開始。しかし、新しいタイヤを株の横に持っていった時に違和感を覚えた。「あれ?でかくね?」

 そういえば、「カブ」のタイヤを注文した。しかし、娘のは「リトルカブ」だった。リトルカブがリトルであるのはタイヤが小さいということだった orz…(カブのタイヤは17インチ、リトルカブは14インチ)

 途方に暮れていてもしょうがないし、できれば土日に修理を完了させたかったので、近くでタイヤを買ってくることにした。近くにはバイクのパーツ屋がないので、ホームセンターに行った。カブのバルブやオイル、ヘルメットなどを買っている所でタイヤも置いてあった気がしていたからだ。しかし、あったのは17インチだけだった。

 引き返し、現状のチューブの修理を試みた。新しタイヤを買うまでの応急処置だけでもして娘が通勤する時に使えるようにしようと思ったのだ。

 ここから地獄が始まった。レバーで開けた穴というか破れにパッチを貼っては、空気を入れ、違う場所のエア漏れを発見するという事の繰り返し。全周にわたって10箇所近く穴を開けていた。

 しかも、ここで従来のパンク修理では遭遇したことのないトラブルに遭遇した。貼ったはずのパッチからエアが漏れていたのだ。前オーナー(中古なので)か販売店かがパンク修理剤を入れていたらしい。それが経年劣化してクーラントみたいになったものが穴からしみだして、パッチとチューブの間に入って接着を妨げていた。このために、それまでに貼り終わったパッチを何枚もはがして貼り直さなければならなかった。

 手持ちのパッチでは足りなくなり100円ショップに買いに行くこと3回(キットしか売ってなくて一つのキットには5枚しか入っていない)。

 夕方まで断続的に作業して安定して新しい穴も見つからない状態になった時に大変な所に穴が開いていることが分かった。以前から貼ってあったパッチに小さな穴があった。パッチの有る所は二重になっているのに・・・

ステージ5 6/30

 昨日までの反省にたって再度、パンク貼りに挑戦。

 昨日貼ったパッチの数ミリ横に穴を発見して、すでに完成しているパッチを剥がす必要があったり、空気漏れを確認する時に空気を入れすぎてせっかく貼れているパッチが剥がれたり、例の液体が漏れだしたりして空気が漏れたりしたが、もう動じなかった。次から次に出てくるトラブルに笑いが漏れるくらいだった・・・もう、スムーズに作業が進むと心配になるレベル。

 最後のパッチを貼り終えた後も、穴の確認しなかった。これでだめなら諦めるつもりだったから。

 そして、チェーンのカットに取り掛かった。チェーンは交換したばかりで、長すぎたのだった。作業自体は簡単・・・に、ピンが落ちた。しかし、工具が外れない。ピンがチェーンの穴に挟まって外れない・・・チェーンカッターのサイズを間違えたか?

 30分近く悪戦苦闘したが、チェーンと工具の間に金属板を挟むことでなんとか外すことに成功・・・こんな所にもトラブルのネタが転がっているかと笑えてきた。

 その後、ダメ元でチューブをタイヤに納めてタイヤをはめた。万力を使うことで大きく作業を効率化できた。

 せっかくなので、チェーンが長すぎて使えなかったチェーンカバーもつけてみた。

 空気を入れた・・・手応えなし・・・「そう来ると思ったよ」

ステージ6 7/1

 北伊丹にバイクパーツの店があることを思い出し、会社帰りに寄って2.75-14インチのダンロップとチューブを買って帰った。(ココにも地雷があった)

 通販で買ったタイヤは、全後輪とチューブ一本で5,000円しなかったが、バイクセブンのタイヤは後輪一本だけで3400えんもして、チューブと合わせて5,400円もかかった。まあ、時間を買ったと諦めるしか無い。

 チューブはたすきがけにしてRX3に乗って帰った。

ステージ7 7/2

 フレックスを使って 16 時に会社を出た。明るいうちにタイヤを交換しようと思ったから。

 帰ってすぐに作業にかかる。昨日つけたばかりのチェーンカバーを外し、サスを外し、ブレーキロッド、ブレーキのロックを外してからアクスルを抜く。何回かやっている作業なので5分程度でタイヤが外れた。まあ、XT250Tなら 3 分もかからなかったが・・・

 タイヤを外してチューブを見たらエア漏れの原因が分かった。昨晩タイヤをはめた時にまたも一カ所噛みこんでいたのだった。また、相当にトリッキーな貼り方をしたパッチは全て機能していた!例の古いパッチの上から貼ったパッチからもエア漏れはなかった。ということは、もっと慎重に作業していたら一応は直ったはずだったのだ・・・

 気を取り直してタイヤをはめようとしたが、リムテープがダヨンダヨンで役割を果たしていない・・・昨日買っておけばと思ったが後の祭り・・・悪い方に転がりだすと打つ手打つ手が外れる・・・自分の人生のry

ステージ8 7/3

 再び、会社帰りに北伊丹駅で降りバイクセブンに寄る。売り場も分かっているので、リムテープを買って一直線に店を出る。滞在時間は3分程度。学生の頃はバイクのあるところなら飽きずにいれたが、今はいるのが苦痛。

 家に着いたら8時前で、天気が悪いこともあって真っ暗。諦めて食事をした。が、買ってきたリムテープを間違えていなかったか気になってホイールを玄関に持ってきてみてはめてみた。ピッタリ(当然だが)。

 慎重に、慎重に作業をしタイヤをはめた。ホイールを外した状態なら足でタイヤを押さえつけられるので、万力は要らなかった。タイヤレバーを深くまで差し込まないように慎重に。ビードに石鹸を塗って滑りやすくし、タイヤを入れた。

 空気を入れた手応えがあった。押せば押すだけ空気圧が上がる(当たり前)・・・

 こうなると、組み付けたくなるのが人情。娘に懐中電灯で照らしてもらい組み付けた。手順は覚えたので10分程度で作業完了。

 家の周りを1kmくらい走ってみて、ブレーキの遊びの調整とリアタイアに不備がないかの確認をした。

 チェーンを切ったこととシフトレバーの角度を調節したことにより変速の操作感が大幅に向上したこともあって、快調だった。

 明日朝、空気が抜けていないことを祈って寝る。

エピローグ 7/4

 朝、ベッドの中でチェーンカバーの取り付けをいつするか考えていた。その時、取り付けボルトが仮止めのままだったことを思い出した。取り外した時に、ネジを無くさないように元のネジ穴に軽く手で止めたままだった。そこで、もう一箇所、しっかりと止めて置かなければならいボルトの締め込みをしていないことを思い出した(良かった)。

 朝起きて、着替える前にボルトを締めてきた。タイヤは昨晩の組み付け後の状態を保っていて、夜も正常だった。ホッとした。

 今日は天気が悪そうだったので、株を借りて駅まで乗った。タイヤ交換の実感などは無いが、「普通」を守ることの大変さを噛み締めた。

雨の日は忙しい(聴力アシストアプリ)

 自転車に乗ることはできないことが分かっていたので、自転車に乗らない日にすることを片付けた。

 図書館に本の再貸出、息子を散髪屋に送る、息子が散髪から帰ってくるまでの時間で iPhone アプリの調査・インストール・使い方の学習、息子が作ってくれた昼食を食べて親の家に移動(1時間半のドライブ)、母のPCのメモリ増設、2台の Window PC の Windows update のチェック、Adobe reader のアップデート、iPad アプリのアップデート、父に iPhone 3GS を使った聴力アシストアプリ(午前中にダウンロードしたアプリ)の使い方を教える、帰宅(1時間半のドライブ)・途中で夕食のパン購入・本屋に立ち寄り、帰宅後娘のカブのパンク修理(タイヤがはまらず)、娘の迎え。

 娘のカブのパンク修理が完了できなかったのだけが心残りだ。チューブ貼りまではできたがタイヤがはまらない。ホイールを外すのが面倒なのでつけたままやろうとしたが、力が入らず最後のひと押しができない。今日の所は諦めて再チャレンジすることにした。学生時代にXT250Tのパンクはホイールを外さずにやっていた。モノサスでタイヤの周りに空間があったからできたのだろう。カブはホイールが小さくてスプロケットとの間隔がない上にリアサスと泥除けがかぶっていてタイヤレバーを使える角度の制限が大きい。後、持っているタイヤレバーの構成が今イチで厚くて長いのが邪魔で使いにくいのも敗因。

 以前、一回パンク修理をしたが、その時もはめるのに苦労した。その時は万力でタイヤを固定してはめたが、今回はその時に使った万力が見当たらなかった・・・

 次の休みに、ホイールを外して修理することにした。どうせホイールを外すのなら限界に来ているタイヤも交換しようと思い発注した。前から交換したいと思っていたので、この機会にチューブごと交換する(すでに5箇所くらい修理跡があって不安なので)。

 父に渡した iPhone 3GS は息子が使っていたもの。引き出しに放置されていた。父が使ってくれたら嬉しい。iTunes で調べてみたら、似たようなアプリが何本もあった。が、老人が使うので操作の簡単なものを選んで説明した。iPhone では重いので、これを継続的に使うなら iPod touch を買ってもいいと思う。

 このアプリは iPhone のマイクで周囲の音を拾って増幅するだけのものだ。アプリによっては、左右のチャネルごとにイコライザー処理を加えられるものが有る。これにより、左右で聞きづらい方の耳の音量を増幅することができる。また、聞きづらい音域だけを引き上げることも可能だ。高機能なものには周囲の雑音にフィルターを掛けられるものもあった。一緒に住んでいるなら時間をかけてチューニングできるがそうもいかない距離なので、簡単に使えることを優先したのだ。

 考えれば、iPhone でなくても、今時のスマートフォンは単体でノイズリダクション昨日は持っていて、周囲の雑音を拾って(iPhone の場合は本体上部のイヤホンジャックの横の穴が環境音をモニタするためのマイクになっている)処理した音を音声として録音(電話の音声に)している。この技術を使えば、マイクから拾った音をイヤホンに送るだけでなくノイズリダクションをかけた上でイヤホンに送ることは可能だろう。

 ニッチな市場なせいか、今イチこれというアプリが見つからなかった。3000円の日本製のアプリがあったが、ちょっとためらわれた。ノイズリダクションは効果を感じたが、アプリのデザインがとんでもないもので、機能とは関係がないのだが、躊躇してしまった。父が本格的に耳が遠くなって生活に支障をきたすようなら専用の補聴器を買ったほうがいいかもしれないし、一時的(耳鼻科に通っていて、回復傾向に有るらしい)なものなら、アプリを探す必要もなくなるしという状態だ。それ以前に、iPhone を常時持ち歩いて使ってくれるかどうか分からないし。そして、一番のハードルは最後の「持ち歩かない」だ。

 両親は家では携帯を持ち歩かない。iPad 2 (セルラーモデル)も持ち歩かない。このようなライフスタイルの老人が iPhone 3GS とイヤホンを日常的に使ってくれるかどうか・・・ホントは自動車の運転の時とかにも使って欲しいのだが・・・自動車の運転にはノイズリダクションがないと厳しいだろうか・・・

そこに内燃機関有る限り・・・星形エンジン

redbaron_610x419 40年近く前のジャンプ漫画にゼロ戦のエンジンをバイクに載せるという話があったのを思い出した。その名の通り「絵空事」だと思っていが、本当にやってしまった人がいた。

 星形12気筒OHV空冷エンジンか・・・問題は冷却と潤滑だろう。飛行機は停止することがない。時速100km以上で飛び続けるので、フレッシュな空気が常にシリンダーに当たる。それを前提に設計されているから一般道を長時間走るのは難しいだろう。

 まあ、このバイクでツーリングや通勤に使うことはあり得ないし、フルパワーで回すこともあり得ない(タイヤが受け止められないだろう)ので、渋滞さえなければ大丈夫かもしれない・・・

 そういえば、耕うん機のエンジンを48台つないだとかも面白かったなぁ。

カブの整備 その1

 娘は通勤に最寄り駅までリトル・カブを使っている。2008年に買ったときは 5,700km くらいだった。今では 20,000km も目前となった。しかし、この間一度もメンテナンスと呼べるようなものをしなかった。昔は SR400sp や XT250T、YZ125(’83) のメンテナンスは全部自分でやっていたのに。メンテしとかんといかんなあと思っていたが、近くのバイク屋が閉店してしまい、近所にはHONDAやYAMAHA のロゴの看板のあるショップは無くなってしまった。残っているのは胡散臭い感じのスクーター屋と自転車屋がついでに原付だけ扱っているというようなところだけだ。

 一度、チェーンを張ろうとしたが手持ちの工具では回せない大きさのナットに阻まれて放置した(チェーンの給油は何回かやっていたが、フルカバーがついているので、錆びついたりしていないことは辛うじて確認していが)。

 タフで有名なカブだが、さすがに厳しいだろうと思い、重い腰を上げたのが先週。ホームセンターでエンジンオイルを買ったが、雨が降っていたので作業できなかった。作業ができなかったので Amazon でチェーンと前後のスプロケット、前後のブレーキシュー、ヘルメット(シールドを固定するパーツが壊れていたので)を発注した。今日、ホームセンターで自動車のホイールナットを回すための十字レンチに23mmがついているのを発見して購入(単体の 23mm のめがねレンチより安かった)。作業に取り掛かった。

 十字レンチの威力は十分で懸案だったなっとはあっさりと回ってくれた。これを確認してから作業に取り掛かった。

 まず、簡単そうな前輪のブレーキシューの交換をしようとしたが、開けてみたらほとんど減っていなかったので、とりあえず保留した。交換は簡単にできるので、タイヤを交換するときにまとめてやるつもり。

 次にリアに取り掛かった。ナットは簡単に外れたが、マフラーが干渉してアクスルシャフトが抜けない。マフラーを外すか迷ったが、サスペンションを外すことで解決した。アクスルシャフトが抜ければ後はドラムブレーキのシュー交換の手順でいける。ブレーキ、ブレーキの空回り留めの取り外しは狭い所にあって面倒だが作業自体は簡単。こちらも意外にもブレーキシューはあまり減っていなかったが、タッチがおかしくなっていたので交換した。気休めにカム類にグリスを塗って組み上げた。

 スプロケットの交換も考えたが、前のスプロケットのカバーを止めているネジを手持ちの工具では外せそうに無いので、チェーンとスプロケットの交換は諦めた。後輪だけなら簡単(ここまできていれば)だが、古いチェーンに削られてしまうと新しいチェーンにした時に馴染まなくなるので、セットで交換したいから。で、そのまま後輪、空回り留め、ブレーキ、サスペンションを組み上げてチェーンに給油、張りの調整をしてリア周り完了。と、思いきや、その後のチェーンカバーの取り付けでタイムロス。一本だけ長いボルトが使われていたのを知らずにいてまごついたり、カバーがはまらなくて試行錯誤したりでカバーの取り付けだけで15分位かかった。

 最後はオイル交換。ドレンボルトを探すがカバーに隠れていて手持ちのレンチでは回せそうにない(ソケットレンチで回せたかもしれないことにあとで気づいたが)ので、エンジンガードを外すことにした。エンジンガードはカブの特徴のカウリング(というのか?)と共締めになっていた。後部はステップの棒に引っ掛けるようになっているらしかったが、外せなかった。が、そのまま後部を支点にして下に回すことができたのでこのまま作業することにした。

 オイル吸着を下においてドレンボルトを回すとドバっと真っ黒なオイルが右手にかかってくると覚悟をしてドレンボルトを抜いた。真っ黒な液体が出てきたのは予想通りだったが、勢いが弱い。交換時のオイル量は650ccなので、それくらいの量が出てくるはずなのに、とてもそんな量が出たようには見えない。エンジンが冷えているからかもと思い少しアイドリングで回してみたが大して効果はない。ということは、漏れるか燃えるかして残り僅かになるまで減っていたということか・・・片道 4km 程度しか乗らないので、熱的には問題はなかっただろうが、このまま放置していたら、バルブやクランクが焼きつくところだった。

 とりあえず、流れが止まったところで650cc のオイルを入れたら全部入った。ということは、やはりエンジン内に残っていたのは100〜200ccだったということだろう。とにかく、調子が悪くなる前に気づいたのは幸いだった。オイルは3l以上残っているので、1年に一回くらいは交換しよう。

 時間がかかった。試行錯誤の時間が長かったというのもあるが、工数自体が多いことが直接的に作業の長時間化につながる。また、使われているネジのサイズにも戸惑った。23mmのナットなど、400cc のロードバイクにも使われてなかった。しかも、カブのリアのアクスルシャフトの固定は独特で、2つのナットで止めるようになっている。一つはアクスルで23mmのものが独立で何を固定しているのか良くわからない。というか、別々に固定しなければならない理由がわからない。自転車をメンテするようになった時に15mmのスパナが必要になり疑問を感じたが、カブでは23mmがそれだった。

 試走した感じでは明らかに快調になった。エンジン自体は前から快調だったから差は感じなかったが、チェーンの遊びの調整は大きい。株の場合は遠心力クラッチで変速するので遊びが大きくなると変速のショックも大きくなる。これを解消できただけで体感的には随分調子良くなったと感じる。後、リアのブレーキシューの交換もタッチが良くなったような気がする。これまで、カックンブレーキの典型のような聞き味だったが普通のブレーキになった。

 タイヤとチェーン、スプロケットは限界を超えているのでタイヤを調達して交換したい(チェーンとスプロケットは調達済)。タイヤは摩耗が進んでいるのではなく経年劣化によるひび割れが多く発生しているから。カブのタイヤっていくら位するんやろ・・・

30年前の技術で作った「未来」な電動バイク「zecOO」

 まず右の写真を見て欲しい。年式は分からないが 1980 年頃のホンダエンジン搭載の elf project の耐久レーサーのストリップだ。

 ガソリンエンジン搭載でもここまでできる。ガソリンエンジンはエンジンの他に吸排気系(場所をとるのは主に排気管だが)、冷却系(主にラジエータ)、燃料タンクなど場所をとるものがたくさんあるのにこの大きさにできている。


 次が今年に発売開始されるという電動バイク。こけおどしのカウルが目新しく見えるかもしれないが、構造的には上の elf をそのままパクってるだけ。パワーソースを電動にしたというのは新しいかもしれないが、使われている技術は 30 年前に作られていた。

 人間が乗る2輪の原動機付きの乗り物というものはこれ以上無いんだろうか・・・少なくとも、Gizmode の記事のような感想は全く湧かなかった。

日本発の360度どこから見ても「未来」な電動バイク「zecOO」(ギャラリーあり) : ギズモード・ジャパン

内発売の予定なんですって!

元トヨタのカーデザイナー根津孝太氏がデザインした電動バイク「zecOO」(是空)がかっこいいのです! マテリアル感としい、片持ちフロントフォーク&スイングアームといい、すてきなポイントだらけ! ああ、こんなバイクで首都高クルージングしてみたい!

設計・製作は知る人ぞ知るオートスタッフ末広さん。最高にスタイリッシュなサイドカーの製作を得意としており、前2輪後ろ1輪の逆トライクや、日本が誇る直列4気筒250ccの車両をベースにトラッカーを仕立ててきているバイクショップさんなんですね。

NSRやTZRが好きな方も要チェックですよ! 

他にも高い知識と経験と技術力を持つメンバーが集合。プロの仕業をこれでもか!と見せつけてくれています。