RD-X4 DVD-Rの制限

 RD-X4を購入して約2ヶ月。DVD-Rのディスクを買ってきた。10枚1000円のノーブランド品。評判の悪いRD-X4のDVDドライブで書けるかどうか楽しみだ。

 とりあえず、HDDに置いておかなくてもいいようなタイトルを焼いてみようしたが、断られる。調べてみると、DVD-Rに焼くことが前提のタイトルを録画するときには「DVD互換モード」とやらで記録しなければいけないらしい。このDVD互換モードというのは、多重音声の音声トラックを主か副かどちらか一方で記録するということらしい。この機能はデフォルトではオフになっている。

 DVD-Rには音声多重で記録することができない・・・ステレオの番組の音声をステレオで記録することができるのに音声多重はダメとうことだ。なんだか脱力する規格だ。

 リージョンコードとかコピーワンスとか高機能なガードシステムの開発には熱心なクセして、アナログのビデオテープでできる音声多重記録ができないって・・・情けなくないのか、家電メーカー。「DVD-Rには音声多重番組を音声多重で記録することができません」って、はっきり書いてあるものを見たことがなかった。一般の認知はどうなんだろう・・・

 字幕のない日本語吹き替え版を副音声で記録してしまえるほどの英語力はない。全編を英語にしてしまうと映画自体を楽しめなくなってしまう。時々、「あそこのシーンはオリジナルでどんな表現なんだろう」とオリジナルで聴くという程度だ。

RD-X4 ユーザーインターフェース2

 直接的なものではない。サポートwebサイトの問題。

 最近の家電メーカーのサイトにはpdf版の取扱説明書が置いてあることが多い。紙の取説をなくしてしまったり行方不明になることは良くある。場所は分かっていても取り出すのが面倒な場合も多い。そこで、製品のマニュアルをオンラインで公開してくれるのは大変助かる。メーカーにとっても、マニュアルをなくしたという理由で、マニュアルを読めば分かる程度の問い合わせに対応する必要がなくなることはメリットだろう。印刷物にしたマニュアルならpdf版を作ることにはほとんど追加費用はないから、メーカー・ユーザーともにメリットがある。

 PCやブロードバンドが手元にあるヲタだけかもしれないが、俺はこれが大好きで、手元に紙のマニュアルのある製品でもpdf版はダウンロードしている。検索が簡単だからだ。最近の家電品は機能の割にマニュアルが簡素で、最小限の記述しかない場合が多い。機能の名前付けも分かりにくく探すのに苦労することが多い。そんなときにページを繰るより検索機能を使ったほうが速いことが多い。

 RD-X4も製品に同梱されていた取説が全てダウンロードできるようになっている。しかし、ここにも問題が。rd-styleというRDシリーズのサポートサイトに掲載されている取説と、東芝のサイトにある取説とが違うのだ。rd-style版にはRD-X4Eのマニュアルもあるが、東芝のサイトにはない。rd-styleのサイトのほうが詳細なのはコンセプトとして間違いではないが、統一は必要だ。

 また、細かい話だが、東芝のサイトからダウンロードしたpdfはセキュリティの設定で、テキストデータをコピーすることもできなくなっている。これができないテキストデータはデータとしての価値が大きく下がる。必要な箇所をピックアップしてメモりたい時にいちいち打たなければならない。

 中途半端なものを東芝のサイトに掲載するのではなく、専用のサイトを設けているような製品の場合は、そのサイトへのリンクだけでもいいだろう。

http://www.toshiba.co.jp/toshiba/lv/top-manual.htm

 ユーザーインターフェースの基本は統一だ。画面や操作体系だけではなく、消費者に対するメーカーの全てのメッセージが一つにならなければダメだ。東芝のサイトから検索したユーザーが機能拡張版の取説にたどり着けないのでは困る。

 中身についても一言。

 このマニュアルで時々、「タイトルを選ぶ」といった基本操作からスタートすることを説明するページで、「108ページの手順1~2を行う」(P114:RD-X4_manual3.pdf)とだけ書いてある場合がある。全く同じ内容のものをその度に記述するのはスペースの無駄だということは分かる。

 しかし、ここで、「108ページの手順1~2」に対するヒントが全くないので、いちいち「108ページの手順1~2」を確認しなければならない。何回も見れば分かるが、ここで、「108ページの手順1~2を行い対象のタイトルを選びます」と書けば、108ページを開く必要など一切ない。

 「108ページの手順1~2を行う」で済ませるのは、何日もこのマニュアル製作に携わっている人間の発想だ。一般ユーザーは、自分のやりたい操作を見つけるためだけに取説を開く。そして、目次や索引であたりをつけてそのページだけ開くのだ。この視点がない。

 A5502Kのときも感じたが、RD-X4にも技術者の思い込みというのか、作る側の都合がはっきりと見える。もちろん、規格上避けられないところでの話だ。コピー制限などは、技術者というより政治の問題だからね・・・

FMトランスミッター

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 息子がiPodminiのためにaudio-technica AT-FMT5 SV カーFMトランスミッターを買った。ヘッドフォンでは寝るときに不便だから、ラジオに飛ばして快適に過ごそうということらしい。

 車でもつかえると何かと便利(俺の車はCD・ラジオプレーヤー)なので試してみたが、なかなか難しい。トランスミッターにある出力周波数変更ダイヤルが小さいアナログ無段階ダイヤルなので、周波数が合わなくてノイズが出るのか、実際の放送局の周波数とバッティングしているのか、アンテナの受信状態が悪いのか、プレーヤーの音量が不十分なのか分かりにくい。

 また、車ではエンジンからの電磁ノイズを拾わないようにしてあるはずだ。このため、エンジンルームではないにしても、車内空間に置いたプレーヤーから出た電波が車外のアンテナに拾われにくいような気がする。

 さらに、車だけの特殊要因ではあるが、一度設定した周波数であっても、走っているうちにバッティングする周波数を使っている放送局の圏内に入ってしまうことがある。

 家の中で、固定したFMラジオに室内から飛ばす分には十分だが、例えば、パソコンのヘッドフォン端子に繋いで部屋のチューナーに飛ばすのは、なかなか難しい。パソコンとチューナーの位置関係によっては、どうしても人が障害になってしまうのだ。しかも、パソコンといば、かなり近くに人間がいて、広角度をカバーしてしまうことが多いのも辛いところだ。

 iPodを持っていない俺だが、iTune+トランスミッター+ステレオで快適生活を送ろうと思ったが・・・甘かったか(^^;

 7時過ぎの大阪駅のホームから撮ってみた。暗くなるのがかなり早くなってきた。夏休みも最終日。フラッシュがたかれた上に、指に光が反射していた。あんまり何回も撮り直せる雰囲気でもなかったのでそのまま。

RD-X4 インターフェース1

 主に不満な点をリストアップ

1.見るナビ

 最も良く使う見るナビ画面。リモコンの移動ボタンでターゲットを移動するが、左右ボタンは押し続けると行をまたがって移動し、左上で左、右下で右を押すと次のページへと移動する。ところが、上下ボタンは押し続けてもそれ以上移動しない。下を押し続けても上へ戻ることも右の列に移動することもない。


2.録るナビ
 次に良く使う予約登録と確認画面がこれ。左右矢印ボタンの動きは見るナビと一緒だが、上下ボタンは違う。上下ボタンを押し続けると上又は下に移動する。小さなことだが、こういう基本的な不整合がそこここにあり、戸惑うことが多い。
 それと、この画面では左右にターゲットが移動することに意味はない。このリストでは、一タイトルが一行なんだから、ターゲットレコード(タイトル)の移動は上下だけでいい。そして、スクロールとページジャンプができれば十分だ。項目間の移動(左右方向への移動)は編集モードに入ったときだけでいい。
 大体、一レコード(タイトル)一行のリストのページ移動が左右キーで行われることにはすごく違和感をがある。


 不整合とは別にメニュー画面が使いにくい。全てがページ単位でスクロールしない。ページ送りはあってもいいが、スクロールがメインのほうが分かりやすいと思う。

・現状:左右ボタンを押し続けると左上と右上ではページ送りになる。画面は全てリフレッシュされ新たな6タイトルが表示される。上下ボタンは上下するだけ。ページ送りボタンは左上・右上と同じ動き。


・スクロール案:ページ単位という概念はなく、左右ボタンを押した場合はジグザグにターゲットをめぐり、上下ボタンで一番上、一番下の次は次の行が表示される。ページ送りボタンでページ単位のジャンプを行う。

 リモコンの操作体系が全然練られていないと感じる。めったに使わない単機能ボタンが多すぎる。DVDを使うときにしか使わないような専用ボタンは邪魔なだけだ。プログレッシブボタンなんか、機器のセットアップ時に一回使うだけだろう。そんなものを常時露出しておく必要はないだろう。

 一番戸惑ったのが、プレイボタンと決定ボタンの役割分担。プレイボタンは、方向キーとは別カテゴリーとしてまとめられている(場所が違いボタンの形も違う)。ところが、見るナビでタイトルを選んだときには決定ボタンで再生できる(プレイボタンも効く)。しかし、早送りやスロー再生では効かない。早送りやスロー再生といった再生モードは方向キーの周りに配置されたリング状のボタンで開始するのに、それをキャンセルし通常再生に戻すには異なるラインのプレイボタンを押す必要があるのだ。頭では分かる。分かってはいても、決定ボタンで通常再生に戻すべきだと思う。そうすれば、キャプチャーを打ちたいときに早送りで目的箇所に近づき通常再生・頭だし箇所通過・スロー戻り・スロー再生・キャプチャー打ちといった一連の操作が中心の方向ボタン周辺だけで完結する。

 それと、普段の利用で一番不満なのが、ビデオのチャンネルとテレビの操作ボタンの位置関係。ビデオのチャンネルは普段、RD-X4のチューナーを使ってテレビを観るときに一番良く使うボタンが、押しにくいリモコンの右上端だ。また、テレビ操作ボタンが一カ所にまとまっているのはいいが、ビデオのチャンネルが遠すぎるためにチャンネルを換えてテレビの音量を調節したい場合にすごく使いにくい。チャンネル操作と音量調整は一連の動作なのだから近くに置くべきだろう。

 また、何を考えてこんな配置にしたのか理解に苦しむのが、リモコンの数字ボタン。0(ゼロ)がこんな位置にあるテンキーなんて見たことがない。

 RD-X4の操作はクイックメニューを使いこなすことで楽になる。クイックメニューの操作は間違っていないと思う。これだけの高機能なものをハードボタンに割り当てるのは困難だ。その場面で行える操作や設定を選択して出してくれる、PCのポップアップメニューのような感じのクイックメニューというアイデアはいいと思う。だったら、もう少し大きな押しやすい目立つボタンにしたほうがいいだろう。

 PCでタイトルデータの編集をしたり、予約をしたときに出る「完了できました」というダイアログは邪魔だ。完了できましたというのを出すのではなく、完了して変更完了した画面に戻ればいい。失敗したときだけ、その理由を教えてくればいい。

 見るナビでタイトルを削除したときに、テレビ画面まで戻るのはおかしい。見るナビのタイトル一覧でタイトルを選んで削除したんだから、タイトル一覧に戻るべきだろう。たまったタイトルを確認しながら消していくときに、一つ消すたびにテレビ画面から見るナビボタンを押すのは無駄でしかない。

RD-X4 ファイル管理

 HDDの残量は十分だが番組数が多いと管理がめんどくさい。

 サムネイルのある「見るナビ」は6タイトル、テキストリストの「ライブラリ」でも9タイトルしか一画面に表示されない。SP(通常モード)で100時間録画できるHDDレコーダーではあっというまに20~30のタイトルがたまってしまう。

 そこで、初めてDVD-RAMディスクにコピーしてみた。一枚目のディスク(ビクター製)がいきなり初期化に失敗した・・・「こんなときはローレベルのフォーマットを試せ」と取り扱い説明書にはあるが、一枚をフォーマットするには70分もかかってしまう。しかも、フォーマット中にはHDDへの録画もできないらしい。なんか、FDDを使っているみたいだ・・・まあ、4.7Gのメディアをなめるのだから70分でもすごく速いのではあるが。

 しつこく初期化をしてみたら3回目くらいで完了した。コピーもできたが読み取りに失敗。評判の悪い東芝ドライブだけにかなり焦った。「今頃初期不良かよ・・・」。しかし、再度初期化してコピーしたら正常に使えるようになった。このままこのディスクを重要なものの保存に使う気はしないので、時間を見てフォーマットしてみたい。

 メディアはビクターなので、DVD-RAM規格を主導する松下製と同等と思われる。ということは、リファレンスとして東芝も十分な対応をしていると考えられる。どちらかというと東芝のDVDドライブのほうが不安要素なので、かなり焦った。

 2枚目のディスクは初期化をせずに書き込んでみた。今度は普通にコピーできて見ることもできた。テストを兼ねて初期化もしてみたが、このディスクは問題なく初期化もできた(一枚目は途中でプログレスバーが止まることが多かった)。

 2枚目のディスクに録りためたドレミノテレビを保存しようとしたがSPでは全然無理だった。かといって、レートを下げると、画面のコントラストが高くエッジの効いた画面が多いためmpegノイズが気持ち悪くなってしまう。仕方がないので、キャプチャーを打って不要部分を削除した。最終的に2時間を超過した番組は15分程度になってしまった。途中で、操作ミスで失った曲もいくつかあったし(;_;)

 ふぅ・・・疲れた。

 こんなんだったら、安いDVD-Rディスクにコピーしてしまったほうがいいかもしれない。

さすがのRD-X4もオリンピックスケジュールには勝てない

 オリンピックの開会式の模様を全て録画しようと思って何日も前から予約していた。途中まで生で見ていて、ビデオが動いているので安心して寝た。

 起きて観たところまで早送り、快適快適。入場行進も早送り。ますます快適。開会宣言があって聖火ランナーが入ってきた。いよいよ聖火点灯というところで。画面が止まった。

 他にもいるよね、時間で予約していて聖火点灯を録りそこねた人(;_;)

RD-X4 ユーザーインターフェース

●リモコン
悪評どおり、リモコンは使い難い。ボタンの数が多く、小さいために押しづらい。

また、単機能のボタンが多いのは無駄に感じる。使用頻度の多い機能を単機能に割り当てるのは正しいと思うが、HDD/DVDの切り換えのような排他的選択ボタンは別々に置くより、一つのボタンで切り換えたほうが分かりやすい。

また、中心の決定ボタンと4方向ボタンの周りにリング状に配置されたボタン。これが最悪に押し難い。しかも、メニュー画面のページ送りやピクチャーサーチ(早送り、早戻し)などでよく使う。さらに、チャンネルや予約で数字を上下させるときに左下のリング状ボタンを使うが、数値の増減とボタンの上下が逆なので、違和感が大きい。

カーソルの移動は左右のボタン、決定は真ん中の決定ボタンなんだから、数値の上下は決定ボタンの上下のボタンでするのが普通だろう。操作中の指の動線がでたらめだ。数値入力の際に、上下ボタンに他の機能が割り当てられているというのならともかく、その間は上下ボタンは反応しないのだ。上下ボタンで対象行を選択し、決定ボタンで編集モードに入ったら、上下ボタンは数値の上下に割り当てたほうが分かりやすい。

チャンネルボタンが使いにくい位置にある。このように頻繁に使うボタンは中心付近に置くべきだ。メニュー呼び出ししていない状態では決定キーの周りのボタンをチャンネルに割り当てればいい。
●操作体系
厳密にはユーザーインターフェースではないかもしれないが、起動に時間がかかることに戸惑った(もう慣れたが)。完全なコンピューターシステムの起動なので当然だが、これまでのビデオやテレビとは全く異なる。画面が表示されているのに音が出ないと、テレビの音量を触りたくなってくる。

メニューを実行すると元の画面まで戻ってしまうのは面倒。いろんなシーンで、メニューからメニュー項目を実行した後で、メニューに戻らないケースが多く、肩透かしを食ったような気持ちになることが多い。

クイックメニューボタンがあり、そのモードで使える機能がメニューで表示される(PCのポップアップメニューのようなイメージ)。これはいい。クイックメニューを使うことがRD-X4を快適に使うコツかもしれない。しかし、それにしてはボタンが小さい。

RD-X4 D1接続

 RD-X4とテレビをつなぐのにD1ケーブルを買ってみた。2600円もしたので、かなり迷った(^^;

 良く調べてから買えばよかったんだが、うちの家の東芝製フラットブラウン管テレビはプログレッシブ入力に対応していなかった。だから、D1でつないだからといっても、RD-X4の本領を発揮させることはできなかった_| ̄|○

●テレビ画面
 あまり変化は感じられなかった。もっと高品位な入力ソースなら差が付くのかもしれないが、アナログ地上波UHFを表示するのにはオーバースペックのようだ。

●DVDビデオ:アニメ
 試しに、娘のガンダムseedのDVDも使ってみたが、こちらもほとんど差はない。アニメ映像では差はつかないのかもしれない。

●DVDビデオ:ゲームのデモ

●DVDビデオ:映画
 

 なお、再生品質の限界は、ソース、経路、出力のうちの最低品質のものになる。これは、テレビに限らない。オーディオ機器でも一緒だ。どんな高品質な音源であっても、プレーヤー、アンプ、ケーブル類、スピーカーのうちどこかの品質が低ければ、それ以上の音は望めない。テレビ・ビデオも一緒だ。

 テレビの場合、機器の性能以前に、電波状況がネックだろう。うちの場合は、アナログ地上波UHFなので、その時点で終わっている可能性は高い。ビデオの場合はDVDであればソースとしては問題はないが、この場合はテレビ出力がネックとなりそうだ。これらは、どちらも、RD-X4とテレビを結ぶ付属のケーブルより品質が低そうだ。

 そうやって、冷静に考えてみると、うちの環境ではD1を使うこと自体に意味があるのかどうか疑わしくなった。ただ一つ言えるのは、「今の環境の中でできることはした」という満足感はあるということ。「D1なら画質が良くなるのかもしれない」と思いながら暮らすよりはマシだろう。

 ただ、高画質を売りにしているハイエンド機は多いが、それが自分の手持ちの環境(あるいは、近未来的に構築する環境)のなかで力を発揮出来るかどうかは考えておく必要があるだろう。将来といっても、10年とかいうスパンでは無意味だ。今選ぶテレビやビデオを10年間も使うかどうか分からないから。

エアコン取り付け完了

 先日購入したエアコンの取り付け工事が終わった。

 12時頃に来て、一人で取り外し、取り付けを行っていた。邪魔になってもいけないので、ベッドを動かして現れたほこりだらけの床の掃除だけした。

 去年は、即日取り付けも可能だったが、今年は3倍以上の工事で待ってもらっているとのことだった。

 俺の部屋と息子の部屋のエアコンは古くて温度調節が荒く冷えすぎて困る。だから、俺が寝る部屋のエアコンは今年は一度も使っていない。息子の部屋ものも、勉強するときだけ使うように言っている(守っているかどうかはわからないが)。娘の部屋についていたものは一番新しく引っ越し前は最高に快適だったが、引っ越ししてから使わずにいるうちに冷えなくなった。8月末頃に引っ越して、その秋くらいまでは使えていたが、翌年の夏に使おうとしたら調子が悪くなっていた。エアコンにまつわる思い出が浮かんできて嫌な気分になりそう(-_-)

 とにかく、娘の部屋は一番快適になった。これまで実際問題昼間に勉強することは不可能だったが、これをきっかけにしてくれればと思うが・・・

 ただ、今のところだけか、うちの近所だけか分からないが、夜の気温は低いので寝苦しくて困ることはない。今朝などは、窓を開けていたら寒くて夏布団をかぶったくらいだ。

RD-X4 ネット関係設定

 IPまでの設定は前のエントリに書いたので、ここではiEPGとメール予約の設定について。

●webサーバー
 RD-X4はhttpサーバー機能を持っていて本体側の設定を行える。イメージとしては、ルーターのような感じだ。webフォーム入力に慣れていれば簡単に設定ができる。

 文字入力などが伴うときには、これが使えないとやっていられないだろう。

 「webサーバー」と書けば、ここの読者なら何か引っかかるものがあるはずだ。そう、「外部からでも使えるんじゃねーの?」。答えは正解(なはず)。うちは自宅サーバーとして80をDuronサーバーに送っているので、ポートを変える必要がある。RD-X4のポートを変え、そのポートへのアクセスをRD-X4に送るようにルーターで設定すれば外部から予約の編集ができるはず。リモコンも使えるはずなので、誰かが家にいるときに心霊現象を起こさせることも可能だ。

 DVレコーダーからの入力を録画して、録画した画面のサムネイルでリモートカメラとしても使える・・・はず。残念ながら動画サーバー機能が無いので、動画をパソコンから観ることはできない。

 ま、予約くらいしか使い道は思いつかないが、ビデオがネットワークに繋がったことが実感できて楽しい。もちろん、Linuxマシンとしての解析が進んでいるAXならもっと高度なことができるだろうが。

●iEPG
 単体で番組表予約をサポートしていないRD-X4だが、ネットワークを通じて番組表から予約データを取り込むことができる。

 東芝のiEPGサイトに入るには、東芝のサイトで機器の登録をし、IDの発行を受けなければならない。

 次に、予約をするためのチャンネル設定をしなければならない。ここでまた新しいコード体系が現れる。本体側CHポジション、チャンネル名、チャンネルコード、局コード。このうち、本体側CHポジションは本体のチャンネル設定に使ったときのポジション、チャンネルコードはガイドチャンネルと同一でよさそうだった。チャンネル名は日本語文字列の一般に言う「毎日放送」とか「関西テレビ」に該当する文字列だった。局コードは全然違うもので、他のサイトから該当するコードを探してきてペーストする必要があった。

 ここで面倒だったのは、ユーザーインターフェースだ。下に本体で設定済のコードが出ているが、そこを直接編集はできずに、上にある一行の編集用フィールドで設定しなければならなかった。これは、本当に使いにくい。

 本体に登録したチャンネルをリストし、その右に付加する情報を入力するフィールドを置き、一番右に更新ボタンを置くのがいいと思う。あるいは、リストをクリックすると別ウィンドウを開くかすべきだ。

 せっかくネットワークへのアクセスが可能なのだから、本体のチャンネルと併せて設定できるはずだろう。

●eメール録画予約
 RD-X4はメールクライアント機能を持っていて、指定したpopサーバーにアクセスし、本文コマンドを解析して予約に反映させることができる。

 既存のアドレスでもいいが、混在すると面倒なので、専用のメールアドレスを作った。RD-X4での設定は、通常のメールアカウントの設定と同様だ。popサーバー、SMTPサーバー、メールアカウント、メールアドレス、パスワードを入れるだけだ。

 入出力先にもっと高度なものを求める場合にはさらに設定が必要かもしれないが、現行地上波しか視聴しないのならこれで設定は完了。次回以降のエントリでは使用感などをメモしたい。