デジヲタがフィットネス・トラッカーを使うと・・・(前編)

20160527_00 Fitbit のデータを Apple の HealthKit に取り込む方法が分かった。残念ながら Fitbit のアプリが対応したのではなく、サードパーティのアプリが必要となる。

 そのアプリは sync Solver

 Fitbit charge HR に感じていた不満の最大のものがあっさりと解消された。アメリカのユーザーにも同じように感じている人がいたのだろう。

 ヘルスケアには charge HR で取れる情報の大半が転送される。ヘルスケアの表示はシンプルなグラフか詳細なリストしかなく、Fitbit アプリのようなグラフィカルな分析はない。なので、個々の項目を詳細に見たい場合は Fitbit を開くしかない。また、Fitbit や Movescount にあるような詳細な時系列の心拍記録や距離を軸にした運動のログはヘルスケアには存在しない。

 体組成計の情報が取り込めれば自分的には完成。だが、HealthKit にはタニタやオムロンが提供するような情報を持っていないので、HealthKit 対応体組成計を持っていてもヘルスケアで管理することはできない。これは残念だが、体重(BMI)と体脂肪率以外の指標は各社が異なるアルゴリズムで計算していて、世界的な標準がないので仕方がない。今後も骨格筋率とか筋肉量といった指標が取り込まれることはないだろう。

 更に、これは Fitbit の問題だが、距離については引っかかるものがある。自転車とラン・ウォークの距離を合算してしまう。ランとウォークならまだしも、自転車で 10km 走るのとウォーキングで 10km とは全然負荷が違う。また、その自転車の距離も実際の距離とは全くかけ離れた数字で何の参考にもならない。Epson のように自転車を選んだら距離を 0 にするようにしたほうがマシだ(前にも書いたが、重要なので何回も書く)。

 おかげで、他の HealthKit 対応アプリ全てで利用できるようになった。するかどうかは別にして出来る方法があることが重要なのだ。HealthKit 対応にうるさくこだわっていた理由がこれだ。HealthKit のDBに登録されたデータはセンサーやアプリに依存しなくなる。フィットネス・トラッカーや体組成計を他社品に買い換えても、HealthKit 対応のデータは引き継げる。

 Fitbit charge HR でとったデータも、Sync Solver がなければ、他社のフィットネス・トラッカーに買い換えたらそれっきりだ。新しいデバイスでゼロから始めるか、遡って手入力するしかない。だから、各社は HealthKit に対応しないのだろうが、一度入れたデータは他でも使えるほうが便利に決まっている。そう考える人が多く、多くのアプリで連携が進んでいる。この流れに逆らうより流れに乗ってユーザを呼び込むほうが正解だと思う。少なくとも自分は、HealthKit にデータを遅れるようになったことで charge HR の魅力が大きく増した。

 残るは体重と体脂肪率だ。今使っているオムロンHBF-254Cは袋小路なので、Fitbit へはアプリを見てて入力している。体組成計の数字を覚えておいて転記するよりはマシではあるが大差はない。タニタはアプリにより HealthKit と同期できるようになった。素晴らしい。自分がオムロンを買う前にやってくれていたら、オムロンの体組成計を買ってがっかりすることもなかったのに。なお、オムロンのサービスには一つ良い所があって、過去6ヶ月のログをCSVでダウンロードしたり月ごとのレポートをpdfで読むことが出来る。これは fitbit でも提供されていないことで、素晴らしい。「体脂肪率の数字がこんなじゃなくて、HealthKit に対応してくれていればなぁ」と思うが別問題。

 長くなるので後編に続く

Pebble 2 をフィットネス・トラッカーに、俺はする

 「Pebbleの新作スマートウォッチはフィットネス狂 : ギズモード・ジャパン」:fitbit charge HR を持っていなかったら絶対に申し込んでいた。だが、charge HR と比較してクールなモニタと防水機能以外が追加出来るだけだ。むしろ、かっこいいモニタは要らんねんなぁ、俺は。ジョギングするときとかは信頼性の高いSUUNTO T6 をしなければならないから、時計風の外観のフィットネス・トラッカーをしたら両腕に腕時計しているキモいジジイになってしまう。

 core は面白い。これと腕時計でスマホを持って走らなくて良くなるなら負担が大きく減る。スマホを持って走るのは物理的な負担(重さと大きさ)以外に心理的負担が大きい。汗で濡らさないようにとか落とさないようにとか常に意識しなければならないから。

 ここまで書いた後で放置していたが。昼休みに kickstarter で eary bird 枠がまだ残っているのを見てクレジットカードを取り出してしまった。良ければ charge HR を置き換えるし、使えなかったらオークションで処分すればいい。

 しかし、Pebble のサイトを見ていたら、気になる文を発見。

 Pebble Health syncs with Apple HealthKit and Google Fit, with plans to add more integrations over the next year.

 一気に Pebble 2 の魅力が赤丸急上昇(古!)だ。Healthkit で一元管理するというのは大きい。ここでも散々書いた。最後まで Jawbone Up3 を待ち続けたのはアプリが Healthkit に対応しなかったからだ。(EPSON pulsense は Healthkit に対応しないことと同時に bluetooth によるスマホとの接続が不安定という報告が上がっていたことがある)。

 OMRON の体組成計が Healthkit に対応してくれれば体重と体脂肪率を転記する必要がなくなる。

VFF KSO 買ったよ

VFFKSO-unbox Bikila や komodo sports よりひとつ前の世代のモデル。KSOというのは Keep Stuff Out の頭文字らしい。ミニマルにするという意志を強く表すネーミングなのだろう。その後、TREK や KSO EVO に引き継がれて行ったらしい。

 足の裏のようなソールで溝は殆ど無いし他素材を貼り付けたりもしていない。他のモデルは通常のスニーカーのように土踏まず部分が盛り上がっているが、KSOにはない。他モデルは中底とソールの間にEVAのクッション材が入っているらしいが、KSOにはない。

VFFKSO-sole ソールをよく見るとスペリーソールのような切れ込みがあった。滑り止め効果というよりソールの柔軟性を高めるための切れ込みだろう。そういういうものが必要なくらいにソール自体は硬い。後のモデルでは薄いベース素材に異なる素材を貼り付けて見た目のアクセントとクッション、滑り止めにしている。そのパッチの切れ目によりソールの曲がる方向を制御するという思想だろう。

 また、KSO のソールは切れ込みが入っているだけなので柔軟性があるのは切れ込みの反対側に対してだけだ。これに対して、新しいソールは外側に対しても柔軟性がある。

 新しいソールのほうが柔軟性は高いし、パッチの材質を貼る場所によって変えることで、すり減りやすい所、柔軟性を高くしたい所、不要な所(土踏まず)を使い分け、柔軟性・耐摩耗性・滑り止め性能・軽量化に貢献しているのだろう。TREKやKSO EVO などは足の保護を強化し泥や土、石の道路への対応性を高める方向で進化しているし、今KSOを選ぶ理由は全く無いことが分かった。

 写真を見て、よりダイレクトな靴下感が味わえるのと期待していたが、意に反して、しっかりした剛性のあるソールだった。その後 TREK に発展したことを考えると、オフロードを想定したものなのだろう。KSOのレビューでもTREKと比較したものが多い。

VFFKSO-180g 重量は 180g と自分が持っているVFFの中では一番重い。ソールの容積が大きいことによるのだろう。

 今度はUS mens 7.5 にしてみたので、裸足だとフィットしない感じがある。底が平坦なので、土踏まずは完全に浮いている。フィットしない感じは土踏まず部分のフィット感のなさによるかもしれない。拇指球周りやカカト部分はしっかりと密着していて、大きな靴を履いた時のような”遊び”はない。アッパーのある硬いゴム草履を履いている感じといえば伝わるか。

 月曜日から会社の通勤(往復 2.5km)や買い物ウォーク、ジョギングに使ってみた。就業中にも履いてみたが、座り仕事が大半なので、良くも悪くも影響はなかった。ただ、PC作業をしている時でも、意識して足を動かすことで刺激が受けられるのは若干のリフレッシュ効果に繋がる。たまに、机の下に足つぼマッサージなんとかみたいなのを置いたり健康サンダルを履いたりしている人がいるが、そんな感じだ。

 会議室への移動で階段の登り降りが必要だが、VFF を履いていると、ダイレクトにトレーニング効果が得られる。これまでは社給安全靴だったが、安全靴はソールが硬く接地感が伝わりにくく階段では足裏全体で接地するような歩き方になる。VFF はダイレクトなので拇指球付近で接地しふくらはぎの筋肉を使って登る事が出来る。

購入記録

VFF はソールが命

左が KSOのソール 右は新しいタイプのソール
左が KSOのソール 右は新しいタイプのソール
 KSOは貼付けタイプの貼り付けた部分と同じ厚みのゴム板に切れ目を入れたようなものだ。

 切れ目の反対側(足の側)には柔軟だが逆は分厚いゴム板と同じ硬さになる。

vibram fivefingers sole 対して、貼付けタイプのソールはベース部の硬さしかない。そして、パッチの形状や隙間の方向、パッチの材質によって柔軟性を持たせる方向やクッションがコントロールできるのだろう。

 ただし、KMD sports のソールは貼り付けたというよりそういう形の型で成形して色を塗り分けたようにしか見えないので、パッチの材質によってクッションを使い分けているというのは怪しい。これは自分が買ったものがそうだというだけで、全てがそうなのかどうかは確かめる術はない。

トレーニングログ 5/16

5/16(Mon)
 午後から雨が降り始め変える時間帯には強く降っていた。筋肉痛はほぼ収まっていたが、昨日の疲れは残っていたので、完全オフにした。

 VFF komodo sports は予想通り雨に弱く、事務所を出てから20mくらいですでに浸水していた。普通の靴と違い、足にフィットしているので靴の中に水が溜まったり、グジュグジュいうこともないので、それほど苦痛ではなかった。ただし、これは1km程度しか歩かないこと、濡れても冷たくならない季節限定だろう。靴を履き替えられない状況だったり、寒い季節だったりしたら地獄だろう。

 帰ってVFFを洗った。裸足で履くので普通の靴よりは頻繁な洗濯が必要だろう。

5/17(Tue)
 昨晩干したVFFを触ったらほとんど乾いていたので VFF で出勤した。指先は複雑な形状をしているので乾きが悪いが、それ以外のところはすぐに乾く。これからはもっと頻繁に洗濯しよう。

 今日は朝から気持ちよく晴れていた。体調もいい。筋肉痛や倦怠感も完全に無くなった。やはり、たまに完全休日を作るほうがいいのだろう。

 アシックスGEL 1120 (asics gel 1120)で11kmジョギング。体の調子がいいのか SUUNTO T6 の調子がいいのかわからないが、130bps 台で走れた。

 このルートは movescount のログを見てもらえば分かるが、高低差は少なく、坂も緩い。が、舗装が悪い。しかも、土のように弾力がないから何かあるとダメージが大きい。今日も、暗がりの段差で足を取られて転倒しそうになった。なんとかこらえられたが、バランスを崩した状態から立て直す時に足にかかる負担は非常に大きい。悪い姿勢から急に立ち上がるようなものだからだ。筋肉にも関節にも大きなダメージが残る。下手をすると故障につながりかねない。

 また、歩道が車道に向かって傾斜しているところが多く、足首に負担がかかる。歩道のないところは逆で、道路の外側に向かって下がっている。排水を考えると仕方がないかも知れないが、ランニングには適していない。とくに、アシックスGELのようなシューズの場合は、路面に対して足が垂直になるようサポートするので、路面が傾いていたり凸凹があったりすると足首に対して斜め向きにするような力が働く。しかも、ソールがカカトよりかなり広いので、自分の足では踏まないはずの段差にも引っかかり、その一が重心位置より遠ければ遠いほど強い応力がかかる。アシックスGELはフラットな路面を走っている時には楽だが、凸凹があったり傾斜していると足首を痛めそうになる。

 明るい時間帯に走れば、傾斜についてはどうしようもないが、路面の凸凹や継ぎ目で足首を痛めることはないだろうが。朝走るのは怖い。何が怖いか考えると、その後の仕事のモチベーションがだだ下がりになるのではという恐怖だ。今の職場は朝でもその気になれば運動できる。スーツを着て行かなくていいし風呂や更衣室もある(本社には男性用の更衣室はない)。「ランニングをして会社に着いて、汗を流して着替えて仕事」ということもその気になれば可能だ。が、もう一仕事終えたような気持ちになってしまうのではないかと危惧されて踏み切れない。

 後、夏場にそういう習慣をつけても冬になったら絶対にできないことは目に見えている。

20160516

5/18(Wed)
 ルートを見なおして走りやすい道を選んで走ってみた。距離は往復することで稼いだ。

 今日は NIKE FREE 4.0 flyknit で走った。歩道の舗装が悪い社宅近辺ではこちらのほうが楽なくらいだ。

 ジョギングで使うのは主に、工業団地内の歩道だが、ガス・上下水道管などが埋設されているために掘り起こしての工事が多い。そして、歩道だから埋め戻しは簡易舗装しかしない。車道のように大きなローラーで均すこともしない。しかも、それらが縦横に行わた歴史が積み重なっている。舗装路でありながら凸凹でというのはサポートの強いシューズにとっては悪夢だ。足首のサポートが逆に働いてしまう。

 この凸凹による消耗は夜に走るから増幅されている可能性はある。昼間なら見えているし避けることも可能だろう。夜に路面を見ようとしたら視線が下がってフォームが崩れる。

 後半で走りやすい道を見つけたので少しペースを上げてみた。まだ10kmなので、これをどれだけ続けられるか分からないが。

20160518

5/19(Thu)
 二日連続10km以上走ったので、会社帰りに遠くのスーパーまで歩くだけにした。
5/20(Fri)
 明日、自宅帰る途中に良さそうなランニングコースがあることを思い出したので、明日に備えて今日もオフ。

 出勤と退勤に遠回りして各1時間くらい歩いたのみ。

5/21(Sat)
 自宅に帰る途中に青野ダムの周回路を走ってみた。約25㎞を3時間半かかった。

 これについては別に書いた

20160521

5/22(Sun)
 昨日の疲れが残っているかと思ったが、案外筋肉痛は少なかった。が、経験したことのない運動をしたので安全を優先してオフにした。

 午後になってもひどくなることもなく、体も軽いのでウォーキングがてら買い物。そして、西宮北ICまで30分歩いてバスに乗・・・ろうと思ったが、なんと、25分遅れで来たバスは一瞬だけドアを開いただけで十分に確認もせずに走り去った・・・行き先が見えにくくて一瞬出遅れたのは認めるが、予約しているのだから、声をかけるべきだろう。そこから30かけてしかも結構思い荷物を背負って合計1時間歩いたのでいい運動になったが。

 しかたがないので自宅で娘と夕食を食べてから自分の車で社宅まで移動。帰ったら中国からの荷物の不在票が入っていた。

 遅かったが、福知山市の郵便局は24時間受け取れるので、自転車で往復して受け取ってきた。

初めての25㎞ラン

 昨日、自宅に帰る途中に青野ダムによって走ってみた。青野ダムは自転車で幾度と無く走ったところで、その時に歩いたり走ったりしているひとを見ていて「よく自分の足で走れるなぁ」と思っていた。まさか自分がそのうちの一人になるとは思ってもいなかった。

aonodum ランニングをするようになって、なんでわざわざこんな所まで来て走るのかが分かった。

  • 平坦
  • 信号がない
  • 車の往来が少ない
  • 日陰区間がある
  • 路面の凸凹が少ない
  • 途中に橋が二本あり、距離の調節ができる
  • 周回なので、車に補給食などを置いておけば定期的に摂取できる
  • 自販機やトイレが比較的短い間隔にある

 自転車でも感じていたことだが、ランニングだとありがたさが増幅される。トイレなどは自転車なら数キロくらいなら我慢したとしてもたいした時間ではないが、ランニングだとその3倍位の時間がかかる。

 今回走ったのは青線で星マークが駐車場。駐車場は他にも点在しているが自販機とトイレが側にあるのが便利だからここにした。赤と緑の線が橋なので、いろんな長さのルート設定が可能だ。走っていて楽しいのは南エリアなので、赤い橋を使って南エリアだけを走る人も多い。ここなら8kmくらいなので、ウォーキングでも1時間半かからない。最も距離のある青の線で約13km、緑の橋を使って10km程度だ。南エリアは蛇行しているので直線距離の割に道路の距離は長い。

 ただし、南エリアには数カ所上り坂があって足に来る。トラックを走るようにトレーニングするなら赤い橋と緑の橋を使ったほうがいいかもしれない。ただ、直線が多いので、当然ながら退屈さとの戦いとなる。後、南エリアの南岸は木が生い茂っていて木陰が多い。昨日も赤い橋より北側はほぼ直射日光に焼かれっぱなしだった。

 7月並みの気温で快晴だったので、もし熱射病的な症状が出たらすぐにやめるつもりだった。関節痛が出た場合も同様。最短経路で車に戻るつもりでいた。が、どちらも発症しなかった。南エリアの木陰で走っている時間が結構長いのが良かったのかもしれない。膝については、安全を期してアシックスGEL1120をチョイスしたのがせいかいだったか。

 失敗だったのは300mlのペットボトルを手に持って走ったこと。最初ウエストバッグに入れていたが上下して鬱陶しいので手で持った。300mlならそれほど影響はないと感じていたが、3/2くらい飲んだところで短パンのポケットに入れてみたら急に楽になった。腕のふりが軽くなり足取りも軽くなった。手に持っていいのは懐中電灯が限界か。

 1周めで1時間50分近くかかって(ウォーミングアップ・ウォーク込)車に到着。水とBCAAを飲みトイレ。補給食に持ってきたスニッカーズを食べようとしたら・・・当然、真夏の炎天下の車の中に置いていたチョコレートになっていた。包装紙に半分くらい持って行かれながらも3本(小袋タイプ)食べた。ペットボトルに水を補給し2周めスタート。

 ペットボトルをポケットに入れウエストバッグを車においてきたおかげで身体が軽くなった。前半では一周目よりスピードを高めにして走った。が、後半の炎天下区間に来て身体が重くなった。太ももの前がだるくなってきた。ピッチも落ちてどうしても前かがみ気味になってしまう。そして、足の振りが安定しなくなるのか、シューズのソールがくるぶしに何回も当たった。振りだそうとする足が直線的に出て行かなくなったのだろう。こうなると疲れも増すしくるぶしも痛いしでダメージが蓄積した。アシックスGELはソールが広いので当たりやすい。Nike FREE なら当たらないかもしれないしVFFならそもそも当たるようなソール自体が存在しない。更に、アシックスGELはソールの表面はかなり固い。衝撃吸収材が厚いので剛性を保つために構造を保つための部材は固い。柔らかい吸収素材だけだとふわふわして安定が悪くなるからだろう(だからクッションタイプのシューズは重い)。

 2周めの後半3kmくらいは水を飲むたびに歩いた。SUUNTO のログを見れば一目瞭然だ(ログにはクールダウンでの歩きも含まれている)。

 故障無く4時間近く走り続けられることを確認できたのは収穫だった。息が上がったり苦しくなったりということは全く無かった。心拍数は高かったが、暑かったのも大きいだろう(自転車でも同じ程度の負荷で走っても真夏の炎天下は高かった)。首も痛くならなかったし背筋も辛くはなかった。もっと距離が伸びたり速度が上がったりしたら変わるかもしれないが、今のところ最弱点は足の筋肉だ。フォームが悪いために負荷がそこに集中している可能性も有る。ハムストリングや尻の上の筋肉も全然疲れていないから。使えていないのだろう。

 関節痛がなかったのは嬉しい。筋肉は練習を続ければ鍛えられるが関節が痛んだら休むしか無い。しかも、同じトレーニングを繰り返している限り再発の可能性が高い。故障さえなければ単純に練習を続けられる。

 次回青野ダムに行く時には、荷物を持たずに南エリアを周回してみたい。そして、NIKE FREE で走ってみたい。

20160521

Do nai sey chu-nen?LDLコレステロールについて考える

 健康診断の結果が出た。ガン系の検査はすべて陰性で、とりあえず一安心。

基準値を超えているところに赤を入れてみた。
基準値を超えているところに赤を入れてみた。

 毎年ギリギリオーバーだった中性脂肪も大幅に減った。低炭水化物ダイエットとアーモンドの効果だろう。

 ただ、肝機能系の値は大差ない。ギリギリではあるが基準値を越した検査項目がある。しかし、何をどうすればこれらの数値が改善されるのかわからない。改善案の決定的方法として書かれているのは「飲酒をやめて運動習慣をつける」だ。故障寸前まで運動しているし、痩せすぎに分類されるBMI値にまでなっているのに、どないせいっちゅうねん!

 運動と飲酒、規則正しい生活については、自分で言うのも何だが、これ以上の改善は難しいくらいだ。食事も低糖質なものを心がけていて、その成果は体重に現れている。ただ、食事で思い当たるのは青魚や貝を食べる機会が少ないことくらいだ。毎日ちくわを食べているが、これは青魚の成分はほとんど無いだろう。

 一番いいのは青魚の刺し身を食べることだろうが、生魚が苦手な自分にはハードルが高い(アレルギーではない)。イカやタコなら刺し身でいけるから、食べる機会を増やしたい。ただ、毎日というわけにはいかないし、摂取量も足りないだろう。

 そこで(出た!)、サプリメントの出番だ。必要な栄養素をピンポイントで摂取するにはサプリメントが一番。必要なのはタウリンらしい。「タウリン1000mg」で有名なタウリン。「1000mgて1gって言えよ」で有名なあのタウリンだ。タウリンが 1000mg 入っているのが何だったか忘れたが、栄養ドリンクとかは低糖質ダイエットと相容れない他の成分が多そうだし、コストパフォーマンスも低いので却下。

 サプリメント先進国のアメリカから輸入品に頼ることにし、発注<イマココ

 結果は来年の健康診断待ちだ・・・

ヲタクダイエットの効果検証

 昨年の10月に転勤で単身赴任になった。借り上げの社宅は勤務先との距離が近く約1.2kmしか離れていなかった。それまでは、片道8kmを自転車で通勤していたので、平日の運動量が大幅に減ってしまう。仕事の内容はほとんど変わらないので、業務による運動量の増加は望めない。

 そこで、前から興味のあった低炭水化物ダイエットに挑戦してみた。「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編 」という本を参考に自分なりに、メニューを考えて生活を心がけた。原理主義者ではないので、「マンガで分かる肉体改造 糖質制限編」に書かれている内容を忠実に守ってはいない。大好きな砂糖・ミルク入のコーヒーや缶入清涼飲料水はやめられない。

 スタート時の体重は55kg程度で体脂肪率は22%(タニタの体脂肪計では15%)だった。約半年が経過し4月は49.8kg17.4%(タニタでは8.7%)。

健康診断の前回との比較
健康診断の前回との比較

 ただし、低炭水化物ダイエットの効果かどうかは分からない。他にも生活や運動が変わったから。

トレーニングログ 2016/5/9

5/9(Mon)
 本社に出張。といっても、昨日までも自宅にいたので、自宅から出社。といっても、それほど出勤に要する時間は変わらないww

夜も自宅に寄って食事をしてから社宅に移動。ずっと雨が降っていて早く帰ってもジョギングも出来そうになく、息子が帰ってきていたこともあって、ゆっくりして帰った。家についたのは22時50分。

心理的にはヘトヘトに疲れたが体は全然疲れていないというバランスの悪い状態だ。自宅にいる間は炭水化物も多く摂取するので、リセットしなければならない。

5/10(Tue)
 引き続き降ったりやんだり。夕方は小雨が降っていたのでジョギングは諦めた。

こころと体の疲れのバランスが取れてないせいか、ローラーを回す気にもなれずにグズグズ。8時頃に25分程度ダラダラと漕いだが心拍を上げられず。食後、雨が上がっていたので35分程度VFFで歩いてきた。公園で少しジョギング。

5/11(Wed)
 やっと雨が上がったので、少しジョギングしたかった。が、食料が底をついていたので買い物にも行かなければならなかった。

車で行った後でジョギングをするという選択肢もあったが、車を出すには中途半端(1.5kmくらい)。かといって、歩いて往復した後でジョギングは時間的にだるい(買い物を入れると1時間くらいかかる)。

しかたなく、リュックを背負ってスーパーに歩いて行った。買い物を終えてから、スロージョギングで遠回りして帰った。トータル6.5kmくらいで、ジョギング区間は3kmくらい。

今日はアシックスGELで行った。300gとVFFの倍、NIKE FREE の1.5倍くらいの重さがあるが、自分のスピードでは影響はない。先週20km走ったときから左足の甲にが痛かったから。通勤の1kmをVFFで歩いても、後半部で少し痛み出すから、完全に治りきるまで VFF と NIKE FREE でのランニングは控えるつもり。

荷物を背負っているし、厚着をしていたのでペースを上げられなかったが、止まらずに走れた。心拍や膝や足にも痛みは無かった。心拍が上がり切らないペース作りも少し身についた気がする。スピードを出すのは長時間ジョギングができるようなってからだ。

ただ、アシックスGELで走っているとどうしてもカカトが当たる気がする。カカトを当てないように意識すると変なフォームになりそうで本末転倒だ。正しいフォームが分からないので矯正する必要があるのかないのかすら分からない・・・

5/12(Thu)
 出張。仕事は午後からなので9時前に出発。13時から仕事を開始(11時くらいに着いてメールを読み書きはしていたが)。14時半に会議が終了。15時過ぎに会社を出てゆっくり帰ってきた。いい天気で暑くも寒くもない天気でちょっとした旅行気分を味わった。最寄り駅から最短で3kmくらいだが、スーパーに寄って食材を買って4kmくらい歩いて帰宅した。

それでも18時半くらいに家に着いたので、アシックスGELを履いてジョギングをしてきた。ジョギシューを履くと足先に近い部分の痛みは皆無だ。

少し肌寒いくらいで走りやすかった。水を持って走ったが、腰にぶら下げていると揺れて鬱陶しい。途中からたすき掛けにしたら少しマシになったが、改善したい。いま発注しているバッグはヒップバッグぽいのでダメかもしれん・・・腹巻きタイプかリュックのほうがいいのかもしれない。

スタートした時点で明るかったので油断してライトを持たずに出てしまった。走っているうちに月明かりだけになってしまい、路面状況が見えなかったりして楽なペースを続けられなかった。さらに、路面の継ぎ目や木の根による隆起、複雑な形の路端ブロックに足を取られることもあった。田舎道は車や自転車と衝突する危険はほぼないし信号もないが、街灯のないところがあって危険だ。というより、自分が今日走ったルートで明るかったのは半分以下だ。路面を伺いながら走るのは意外に疲れる。

前から気になっていたジョギシューの弱点を思い知らされた。これについては別の機会に書きたい。

5/13(Fri)
 昨日の疲れが残っていたが、いい天気だったので走ってきた。昨日と同じルートを逆周りした。街灯のない歩行者専用道路を明るいうちに通過するためだ。道路の傾斜が左右逆になるという効果も狙った。

 今日は懐中電灯を持って走ったが、懐中電灯で道路を照らしながら走ろうとすると腕の振りが制限される。何かいいものはないかな。

 10kmをジョギング。最後、公園内の舗道を4周してみた。同じところを回るのは退屈だが、路面の状態がよくて照明があるところを走る方が集中できていいかもしれない。問題は、適した周回路が近くにないこと。

 水をどうやって運ぶかが問題として浮上してきた。1時間程度なら走る前に十分に水を飲んでおけば大丈夫だが、1時間半くらいになると喉が渇く。体にもよくないはずだ。ベルトポーチに500ccのペットボトルを入れて行くと揺れてうっとうしい。斜めに掛けるとまだマシになるが、立ち止まらないとボトルを取り出せない。かといって、ジョギングでハイドレーションパックは要らないだろうし。走力がつけば手で持って走れるようになるのか。

5/14(Sat)
 昼前から405で2時間くらい走ってきた。シングルトラックを3本やってから、未知の道路を求めて行ったことのない方面に行ってきた。シングルトラックは見つけられなかったが、林の間を抜ける砂利道を見つけた。

 昼食を食べ、洗濯物を干してから図書館に行った。VFFで徒歩。片道25分。

20160514

5/15(Sun)
20160515-01 3日前と2日前のランニングの筋肉痛が残っているので回復に専念することにした。

 しかし、めったにないウォーキング日和。快精であつすぎずも寒すぎもしない初夏の気持ちいい晴れ間なので、PCの前にいるのももったない。そこで、ウォーキングならいいだろうと(十分にトレーニングを積んだランナーならジョギングもリカバリになるのだろうが、まだその域に達していない)、歩くことにした。しかし、普通に1~2時間歩いても物足りないと思い、長時間ウォークに挑戦した。

 今日の目標は4時間歩くことにした。駅前のスポーツ量販店でランニング用品を見たい気持ちもあった。最短ルートを通ると往復で3時間位なので、遠回りしていった。三段池公園という公園に立ち寄り池の周囲を一周して来た。

20160515-02 この公園は自分が子供の頃から有り、幾度と無く行ったことがある。小さい頃は親に連れられて、小学校高学年から中学生くらいまでは自転車で、高校になってからは原付きで行った。大学生の頃は車で行ったこともある。子供が出来てからは子供を連れて行ったこともある。思い出のある公園だ。小学校の頃は外周を歩くと長時間かかる気がしていたが、今の時間感覚なら短い。遊具も入れ替わりが有り、スリス満点だった大きな滑り台はもうない・・・

 ゆっくりと路面を楽しみながら歩いていたら意外に時間がかかり、スポーツ量販店にはよらずに帰った。途中でスーパーに寄り補給したのは正解だった。こういうときにめんどくさがって無理をするのが自分の悪い癖だ。紙パックの豆乳を飲みチーズを食べた。そして、スポーツドリンクを飲みながらそこから1時間半歩いた。

 VFF komodo sports で行ったが、終盤は荒れた路面を歩くのが辛くなった。足の疲れというより足の裏が刺激に耐えられなくなってきていた。まだ足ができていないためだろう。一応リュックにNIKE FREE を持っていたが、履き替える程ではなかった。

 が、走行距離を見ると16kmくらいしかなかったので、平均速度は 4km/h 程度だ。instagram に投稿したりスーパーで買い物した時間も含んでの4時間なので平均速度はもう少し高いとは思うが、ジョギシューを履いている時よりはかなり遅い。ウォーキングでならジョギシューと同レベルのペースを保てるようになりたい。

 ただ、今日はペースを保って必死で歩くという感じではなく、立ち止まりながら写真を撮ったりPodcastを聴いたりしながら長時間続けることが目的だったから、目的は十分に達成できた。

20160515

トレーニングログ 2016/5/2-8

5/2(Mon)
 10時頃に家を出て30kmくらい走ってきた。

 交差点としては良く知っているが、そっち方向には曲がったことはなかった道を行ってみた。残念ながら整備されて新しく作られた道だった。直線的なアップダウンが続くしんどいだけの退屈な道は自転車には最悪だ。距離とアップダウンはトレーニングに最適なルートではあるのだがMTBでは走る気がしないかもしれない。

 午後に自宅に移動。夜に VFF で45分くらいウォーキング。有馬川公園は土なので走りたくなったが、汗を掻きたくない服だったので、諦めた。

5/3(Tue)
 午後から娘を連れて実家に帰る予定で、午後からは降水確率が90%だったので、午前中に有馬温泉ルートをウォーク・ジョグ。

 ウォーキングだと1時間20分くらいのコース(約8km)を1時間11分。有馬温泉までの上りは歩いたので、あまり走ってはいない。チノパンにデニムシャツだったので汗をかきたくなかったからだ。それでも、終盤はデニムシャツを脱いでドライメッシュT(半袖)になったが。

 昼食は久しぶりにモスバーガーのスパイシーチリドッグ。いつ食べても美味しい。実家では正月以来のかっぱえびせんを食べた。

 実家にはウォーキングマシーンがあるので、雨が降ってもウォーキングできる。自転車のローラーと同様、信号待ちや路面の状態や坂にペースを乱されることなく一定の負荷で歩くことができるので効率がいい。ただ、残念ながら両親の家にあるマシーンは最高時速が 6km/h しか出ないのでランニングにならない。スロージョギング風に走ってみたが、ランニングのフォームにならない。

 

5/4(Wed)
20160504  時間が中途半端だったので、先日開拓したルートに行ってきた。二回目だとかなり楽にこなせる。

 峠を超えた下り坂が始まったところで走っているカップルに遭遇して驚いた。そこまで3km以上人家が途絶えた道で200m近く登った峠を超えたところだ。しかも、地理的に考えてふもとまで自動車で来たとは思えない。もしそうしていたら車を回収するために引き返すか、電車とバスを乗り継いで2時間位かけて回りこむしかない(田舎なので電車やバスを乗り継ぐと車で20分くらいの距離でもこれくらいかかるのは珍しくない)。

 午後は娘と自宅に移動。以前の天気予報で3,4日は雨とあったので、運動を完全に諦めていた。

 VFF Bikila LS は娘にやった。娘だとぴったりだった。が、Trek sports は同じサイズなのに娘でも足が入らなかった。靴の口が固くて入らないのだ。LSは許容範囲が広いので、LSにしたほうが安全かもしれない。

5/5(Thu)
 スタートが遅れて、天気が良すぎたこともあって、自転車に乗る機になれなかった。昼食を食べてグダグダしていたが、じっとしているにはあまりにももったいない快晴だったのでランニングしてきた。

 時間があるので、ゆっくり長時間走るつもりでルートを考えたが、適当なルートが見つからない。どこに向かってもアップダウンがある。欲しいのはダラダラとジョギングできる平坦路なのだが・・・ルートを考えるだけで30分以上かかって、結局通勤経路をアレンジしたものにした。標高差が100m以上あるが斜度はゆるいので足への負担は少ないと思ったから。

 ただ、自宅の近辺は車も多く退屈かつうるさい道が大半で走っていても楽しくない。歩道の段差や信号、交差点でペースを乱される・・・楽しいジョギング体験とは程遠いが、道場駅の近くは静かで楽しかった。

 道場駅から引き返してからは延々上りで、左足の甲のあたりが痛くなってきた。上りとこの痛みとでペースがガタ落ちした。右膝はそれほど痛くない。帰って、左のシューズの靴紐が強く締まりすぎていたことに気づいた。シューズを脱いだら楽になり、痛みは残らなかったからだ。伸縮性の強い flyknit だからとついつい必要以上に絞めていたらしい。

 疲れて上体が前かがみになってしまうとスピードが落ちて足への負担も増えることが分かった。意識して背筋を伸ばして肘を振るようにするとペースが上がる。このフォームを維持できる筋持久力をつけることが重要なのだろう。ただ、背筋を伸ばして前を見るというのは自転車とは全く違う姿勢なのでなれるまでには時間がかかりそうだ。この姿勢は首の疲れにも影響がありそうだ。背骨の上に正確に頭が乗っている状態を保持できれば首のこりも起こらないのだろう。今日は、後半で首がこってくるのを感じたが、フォームがちゃんとしていれば2時間程度のランで首がこるということはないのだろう。

 あと一つ感じたのは、手に重量物を持つのは大きな負担になること。天気が良いのでVAAMを500ccのペットボトルに入れて手で持って行ったのだが、腕が振れずに走りにくかった。駅についたところで残りを全部飲み干してボトルを捨てたらかなり楽になった。距離を走るときはウエストバッグが必須だ。

 とにかく、SUUNTO の計測で16km程度を走ることができた。しかも、高低差のあるルートで。明日以降、痛みが出てなければ、10㎞程度の距離でトレーニングできるかもしれない(ただし平坦路で)。

20160505

5/6(Fri)
 朝から雨だったので、リカバリ日にした。

 リカバリウォークくらいはしたいところだったが、雨の中を歩いても楽しくないしシューズを濡らしたくないので家でゴロゴロ

5/7(Sat)
 6時頃までスカイプミーティングをやっていたので、起きたのは11時頃だった。

 昼食後も体が重くてなかなか動けなかったが、14時半頃にスタートして約2時間で13.4kmをウォーク&ジョグ。ジョグ区間は10㎞程度。

 左足の甲の痛みが出たので靴下を脱いだ。紐を締めすぎただけでなく、左足が甲高で靴がキツイのかもしれない。裸足だと楽なので、このシューズは裸足で履くしかないか。暑い季節はいいが冬は辛そうだ。冬はアシックスのGELでも寒いくらいだから NIKE FREE はサイズ以前に無理かもしれないが。

20160507

5/8(Sun)
 三田から川下川ダム逆ルート。R176が通行止めで退屈な道を遠回りしていかなければならない。このことだけでテンションを上げて走ることはできない。

 いい天気だったが、思ったより気温が低く、真夏のウェアででかけたので30分くらい寒かった。

 右膝と左の甲
 20160508