カテゴリー: Running

　久しぶりに朝から涼しかった。帰りに25度を切っていたのは何ヶ月ぶりだろう。

　昨日、ハーフ距離を走ったので、今日は走らないでおこうかと考えていたが、余り気持ちいい空気なので走らずにいられなかった。こんな気温で毎日走れるようになるのは10月に入ってからだろうから。

　最初は昨日の疲れが残って足が重かったが、日が沈むとさらに気温が下がったらしく、久しぶりにふくらはぎに乗ったフォームで走ることができた。秋が待ち遠しい。

　午後から降水確率が70%で、雲行きもそんな感じなので雨を待っていた。

　午後2時くらいに雨が降ってきたので喜んでスタートした。

　しかし、雨脚は弱く、気温は高いのでほとんど水冷効果はなかった。気温が高いと言ってももちろん35度とかではないが30度近く有ると少々の雨では冷えないということだ。

　途中から少し雨が強くなってきて、このまま気温が下がればと願っていたが、新音無瀬橋を渡る頃にはすっかりやんでしまった。そこからは暑く湿った空気の塊を突っ切って走らなければならなかった。風がほとんどなかったので、空気の塊が崩れないのだ。熱い空気の塊に入ると濡れていても全然涼しくない。湿度が高くて蒸散しないのだ。帰りは登り基調なのでホントにキツかった。

　前回20km走ったときには途中で空腹で足が止まったが、8kmくらいの所でエネルギーバーを食べたのが効いたのか、最後まで空腹は感じなかった。水は250ccボトル2本でいけた。が、帰ってからのどが渇いて仕方なかったので、少なかったのかもしれない。

　今日も、結局雨は降らなかったが、夕方から雲がかかって少し気温が低かった。といっても３０度弱（GARMIN connect で２８．９度）だが、３５度とかを経験しているとマシに思えてくる。

　弱い下りから登り返すルートだが、登り返しのときには日が完全に落ちて少し気温が下がったので昨日よりだいぶマシだった。昨日は小雨が降って湿度が爆上がりしたので息苦しいほどだったが、今日はそれよりは湿度が低かった。ただ、田んぼの近くは湿度が高いことがはっきりとわかった。この時期は稲の成長期で水と日射と気温が重要だから稲にとってはいいのだろうが、ランナーには辛い環境でしかない。

　「午後になったら大気の状態が不安定になり所々で雨が降る可能性があります」との予報だったので、天気が悪くなるのを待ったが、午後4時頃までは快精でエアコン無しではきつかった。その後、5時過ぎ頃から雷雲がかかって雷の音が聞こえた。今か今かと待ち構えていたが降りそうになく、仕方なく6時半くらいに家を出た。

　曇っていて日差しはなかったが、路面は熱がこもっていて床暖房の上にいるよう。5km位走ったところで、田んぼの中なら涼しいかもと思って田んぼの間の道に向かったら逆に湿度が上がって暑かった。田んぼの水分が蒸発してその周囲に熱のこもった空気が停滞しているらしかった。サウナのような中を通るのはきつかった。

　なんとか元の道に戻ったところで少しずつ雨が降ってきた。が、降りが弱くて全然体は冷えなかった。それどころか、暖められたアスファルトに水がかかって蒸発することで湿度がとんでもなく上がってきて、くうきがモワッと感じるような熱気に変わってしまった。雨脚が弱いので降り出してから15分位経っても良くならず、それどころかどんどんひどくなって、うんざりした。

　念願のシャワーランだったが、雨脚が弱すぎた・・・

　走りにくい路面だったこともあって、最後まで快適に走ることはできなかった。