装備の重要さに改めて気づく

 今日は、ウェアを見なおした。

ベースレイヤー:ユニクロ・ボディテック>パタゴニア
アウターシェル:dhbウォータープルーフウィンドブレーカー>Kucharik マイクロファイバーウィンドブレーカー
タイツ:UAコールドテックタイツ+パールイズミのレーパン>dhb秋冬用ロングタイツパッド付き
アイウエア:メガネ>コンタクト+ユニクロのアイウエア

 ボトムは、重ね履きの窮屈さからは開放された程度でほとんど変わらなかったが、他は昨日とは打って変わって快適になった。ユニクロのボディテックは夏用のベースレイヤーだしクオリティが低いのでこの時期のベースレイヤーにすべきではない。後、防風性と通気性を兼ねたマイクロファイバーのウィンドブレーカーの威力は絶大だった。前半の寒さは昨日のウィンドブレーカーと大差ないし、後半で汗ばむくらいになってからの快適さが全く違った。

 一番大きかったのはコンタクトレンズだ。防風性の高いアイウエアと併用することで昨日とは全く異なる快適さが得られた。涙が出ない。昨日は信号待ちのたびに涙を拭い、メガネを拭かなければならなかった。そして、涙が出るとハナミズが出るのでこれもかまなければない。今日はこれらから開放された。後、当然だが視界が広いのも気持ちがいい。

 朝の通勤もメガネでは不便すぎるので、冬場はコンタクトを使ってみようと思う。ただ、コンタクトをすると近くが見えにくくなる老眼・・・老眼鏡を買うかな・・・

ookawase dam 三田から今田の兵庫陶芸美術館に行き大川瀬ダムの東岸を通って返ってきた。SUUNTO T6 のボタンをおすのを忘れて 30分9km程度ログが取れなかったのだけが残念。
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冬の準備

RX3 武庫川沿いから青野ダム。ゆっくりと紅葉の写真を撮って回ろうかと思っていたが、紅葉も終わって葉がほとんど落ちてしまっていた。

 スタートは寒かったが、青野ダムに着いた頃には暖まったいた。三田のボウリング場付近の温度計では10度だった。夏用長袖ベースレイヤーに春秋ジャージ、ウィンドブレーカーだったが、最初は寒く帰りは汗を掻いた。辛いほどは寒くないがウェアの選択は難しい。今日困ったのは、目だった。メガネで行ったが涙が止まらなくて信号待ちのたびに涙を拭いメガネを拭いて鼻をかむ必要があった。実に面倒くさい。視界も悪いし楽しくない。早く力上げた理由の一つはこれだった。

 コンタクトにしてアイウェアを使うのもめんどくさいし・・・度付きアイウェアをつくろかなぁ・・・それも面倒くさい・・・

 帰ってから、食事、洗濯、掃除機かけ、RX3のFタイヤ交換、RX3ハブ調整、RX3リアブレーキ交換、RX3ブレーキ調整、izoard空気入れ、掃除、洗車(拭き)、ワックス掛け(拭き)

 RX3のブレーキ交換は2ヶ月位前に買って置いたものを取り付けただけだが、通勤用だし前だけちゃんとしとけばいいかと思って発注したものだった。今日、元のアームを取り外して取り付けてみるとシューの「Front」表示が逆だった。「あれ?シューの取り付け間違えてんのか。シマノさん、しっかりしてよ」と思ったが、箱を観たらRにチェックが入っていた・・・Amazonで注文する時に、FとRの両方をカートに入れてRをキャンセルしたつもりがFをキャンセルしたようだ。

 しょうがないので、Fを取り付けなおしてRを交換。気のせいかタッチがソフトになった気がした。アームがバネのようにしなるのが分かる。それでいて最後の方はしっかりと掴む感じだった。まあ、リアだし、走りだした時にどの程度影響があるかはわからないけどね。気分が良ければそれでいいのだ。自転車のパーツなんて、自分のような貧脚には気分90%だから、色が変わってかっこ良くなったらそれでいいのだ。安いしね(^^;

 Fitの洗車は購入後初めて。あまり汚れないように感じていたが、全体的にホコリがかぶっていて分からないだけだった。特に天井は雑巾で拭いた跡がくっきりと残るくらいに汚れが溜まっていた。窓は撥水剤の効力が落ちてきたので、ガラコでコーティングした。これから寒くなるから、次の洗車は来年の3月くらいだろう。

 夕方、今シーズ初の灯油を購入。夕方にガソリン・スタンドに行ったら灯油売り場付近がごったがえしていたので、夕食後に行ってきた。近所の皆さんも冬支度に忙しいのだろう。

秋の京都を満喫 2日目

 息子と自転車で出発。三条通を東進し東大路を南下。午前中というのに、小さな店やバス停で人が並んでいるのを車道から横目に見ながら七条通。目的は鳥獣戯画展をやっている京都国立博物館。しかし、入り口前に「博物館に入るまで50分、鳥獣戯画展示室入室までに80分(数字は正確ではないが合計で2時間以上かかるというのは間違いない)」という看板があった。午前中に着けばそれほど混んでないと思っていたのが甘かった。鳥獣戯画の威力恐るべし。

 鳥獣戯画は普段、栂尾高山寺という寺にあるらしい。この寺の所在地を見たら R162 号線の近くで、9月に息子と通っていた。ただ、高山寺でも普段から全幅を公開はしていないので、今回の公開は少ない機会らしかった。まあ、そんなありがたいものでも自分のように素養のない人間には馬に小判(違う)だが。

三十三間堂 仕方がないので、道路を挟んだ南側の三十三間堂に入った。場所は知っていたが二人とも入ったことがなかった。120mの建物に1000体の千手観音像が並び、手前に二十八部衆が並ぶ。目に入るもの全てがほとんど国宝。二十八部衆は個性的で、その時代の妄想が伺われる。どの宗教でも、世界観を強化するために後付けされたような取り巻きには信仰者の妄念が伺われて楽しい。

 三十三間堂を出たら昼過ぎだったので、東大路を引き返して息子が見つけた油そば店に行った。ねこまたという名前で、暖簾の絵に描かれた猫の尻尾が二本に枝分かれしていた。
nekomata


油そば 丼の底にある出汁というのか味付け油というのかを絡めて食べる。俺の塩というカップ焼きそばと似た食べ方だ。腰のあるきしめんのような形状の黄色いコシのある麺とタレが美味しかった。家の近くにあったら外食バリエーションの一つに加えたいところだ。とんこつ、背脂、魚粉という今流行の味が苦手なので、ほとんど新規開拓できていないから、近くに出店してほしいが、チェーン店なのかどうか知らないし、うちの近所では恐らく2年持ちこたえられないだろう。

清水寺 その後、すぐ近くの清水寺に寄ってみた。自分は小学校の息子は中学校の遠足で来たっきりだった。先日も、人通りの多さに辟易して引き返したのだった。今日は時間的にも余裕があるので、徒歩でアプローチして行った。

 清水寺の一帯は人種の坩堝で、いろんな言語が飛び交って、そのうち日本語で話しているのさえ意味がわからなくなってくる。舞台から三重塔、その後人の通らないルートを通って帰った。

 清水からは息子の部屋で一休みして 3 時頃に帰途についた。亀岡市で少し遠回りして waze の編集エリアを増やしてきた。途中、夕食のための買い物をして6時には家に着いた。たのしかった。

京都のダイソーで買ったiPhone6用の液晶保護フィルムを貼ってみたらなんとも残念な仕上がりになった。マットとブルーライトカット・クリアの2種類があったが、マットは嫌いなので当然クリアを選んだ。貼ってみたら、白のフレームにかかる部分がションベン色になった。青をカットするんだから仕方ないけど、これはないわ…

秋の京都を満喫 1日目

 息子の iPhone 6 Plus を持っていくのを口実に京都に行ってきた。

 10時頃に出発し下道を通って京都に向かった。行楽期で天気が良かったせいか、亀岡市内の9号線が混んでいた。京都市内は意外に空いていてスムーズに息子の部屋の近くに着いた。しかし、いつも使っていた最寄りの駐車場が空いていなくて探さなければならなかった。この時 waze を編集していた成果が現れた。

 息子は仕事なので、一人で上京区を回った。

千本釈迦堂
千本釈迦堂
 前に waze を描いていて知った国宝のある寺がよく知っている道の近くにあることを知ったので行ってみた。地図で見た時の距離感が違って、北大路まで走ってしまった。北大路に着いた所でやっと走り過ぎたことに気づいて引き返したがこの辺りは碁盤の目状ではなく、迷走してしまった(迷走の様子はMovescountのログで)。行ったのは大報恩寺 千本釈迦堂。七本松通を北上する時に入り口の前を通り過ぎていたのだった。民家の駐車場の入口みたいなところから入れるようになっていたのだ。iPhone がなければ見つけられなかったと思う。絵になる写真は撮れなかった。国宝の本堂に入るには拝観料を払って靴を脱いで入らなければならなさそうだったので、境内を歩くのみ。

北野天満宮前の市。和菓子の型だろうか。
北野天満宮前の市。和菓子の型だろうか。
 その後、近くにある北野天満宮。大学受験の頃に一回だけ行ったことがあった。参道と門前は市が立っていて人混みで自転車を置くスペースを見つけられなかったので境内に入らずに引き返した。門前市は一部今風のフリマ的な出店もあって面白かった。

20141025_daitokuji その後、北上し北大路の北にある大徳寺。大徳寺というのか、一体の寺院群に迷い込んだ。特に、なにか目的もなく寺の間にある道を自転車でウロウロしただけだが、木陰があってひんやりとした静かな空気を楽しんだ。

20141025-Kyoto その後、河原町通りを一気に御池まで下り、京都市役所前で一服。先週、何かのイベントで大魔神像があったらしかったので寄ってみた。大魔神像はなくフリマの後始末しかなかったのでそのまま御池通を西進。

 夜、食事に出たついでに三条商店街の祭りを半分くらい歩いた。プロの屋台ではなく商店街の店主が店の前にカウンターを出して特別奉仕品を提供したりわた菓子や風船つりをしたりしていた。祇園祭のような観光客向けのイベントではなく、歩いている人は徒歩圏内に住んでいる地元の家族連ればかりという生活に根付いた”祭り”の空気があった。

 その後、息子の部屋で iPhone 6 plus のセッティング。ソフトバンクの SIM を iPhone 5 から移植して iTuens のバックアップから復元。しかし、iTunes で復元をしようとしたらソフトウエアが古いので復元できませんといったダイアログが出て進めなくなった。iPhone 6+ を素でアクティベートだけして iOS 8.1 にアップデートしてみた。しかし結果は一緒・・・しかたがないので、古いバックアップで復元してみたらエラーは出ずに終了した。その時点で、また iOS 8.1 のアップデートが走った気がしたが結果オーライ。

 更に、その状態から再度最新のバックアップから復元を試みたらうまくいった。ここから再度アップデートが走って、再起動後 iPhone 5 で使っている状態のホーム画面が表示された・・・自分のような JB した端末の iOS 6 のバックアップからでも復元できたのに、正規状態の iPhone 5 の iOS 7 バックアップから復元できない理由は不明。

拾い物の休日は四谷シモン展と平坦ルートで暮れる

simon doll 久しぶりに有給を取得した。天気が悪いという予報だったので、ついでに娘と西宮大谷記念美術館でやっている四谷シモン展を観に行こうと思ったのだ。

 ゆっくり起きて、娘の iPhone 6 を iOS 8.1 にアップデート、その後 iPad 3 を iMac につないでアップデート。11時くらいに家を出た。

 大谷記念美術館の駐車場はがら空きだった。この調子で展示場も空いているのかと恐れていたが、平日の昼にも関わらず、数十人の観客が常にいるような感じだった。

 玄関を入った正面にすっくと真っ赤なドレスを着た人形が一体立っていて、そこだけが写真撮影可能となっていた。

simon doll ticket Coolpix330はもっていっていたが、車に忘れていた。仕方なく、iPhone 6 で撮ったのが右の写真。iPhone 6 か iOS 8 からなのか分からないが、露出補正ができるようになった。この人形は美術館の庭をバックにしていて外光をバックに美しく立っているが、ダイナミックレンジの狭いデジカメには最悪。夜にスポットライトで撮ればいいものが撮れただろうが。

 人形の感想は、何を書いても陳腐になるだけなので止める。文章力がないから。

 一つ、興味深いものがあった。澁澤龍彦の自筆原稿だ。四谷シモンの作品について書いた文章で、自分が持っている本に載っている。澁澤の自筆原稿を肉眼で見たことはなかった。後、家に帰って目録を見て分かったことだが、澁澤龍彦邸の人形が二体出展されていた。

 帰ってから、自転車に乗れたのは棚ぼただった。三田から青野ダムを回ってきた。秋冬用ジャージとフルフィンガーグローブでは暑かった。

秋晴れ散歩

SUUNTO log 家の雑用を放置していたので、1時間くらいで帰ってくるつもりで出発した。

 三田に行き、武庫川の堤防を西の端まで走ったところで南に向かい三木市をかすめて吉川から岡場、五社付近から返ってきた。結局2時間40km程度のライドになった。楽しかった。

 途中からアップダウンの連続で調子に乗って少し重いギアで駆け上がってみた。帰ったらてきめんに膝が痛くなった・・・

 帰ってからは、掃除・洗濯・自転車の空気入れ・自動車のウィンドウ拭き・冬布団の準備・夏物ウェアの片付け・ゴーヤの回収準備(ネットを外しゴーヤの根本をカット)。最後に、娘の minivelo を借りて郵便局に、不在通知が入っていた書留を受け取りに行った。が、残念ながら窓口は16時までだった・・・知らんかった。というか、はがきに書いてあったはずだが、読んでいなかった。

 帰りに、長い遊歩道を通ってみた。いたるところに気持ちよさそうな公園があって羨ましかった。

 夜、娘と弱虫ペダル第2話。まだゴールしない・・・飽きてきたww

秋の一日はパタパタパパ

20140928-cosmos 今日もいい天気だったが、起きるのが遅くなったり、荷物を待ったりで出発は午後になった。

 5時までに図書館に本を返しに行かなければならないので、軽く切り上げてくるつもりで家を出た。走り出したらサイコンのセンサーが反応をしていないことが分かってテンションが下がり、1時間くらいで帰ることにした。R176を北上し吉川に行く前に左折したが、結局、遠回りを繰り返し、最後をアドベン坂(下のグラフの25km〜27kmのあたり)で汗だくになって帰った。結局1:45くらい走っていた。

 感覚的には軽く散歩した程度だったが、距離的には昨日の会社への片道分ある。しかし、ストレスが全然違って楽。まあ、昨日の帰りには道路のストレス以外の要因があったが。

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 帰ってから、RX3 の前輪に空気を入れ、ヘッドの増し締め。RX3のタイヤはちゃんとはまっていたようで一安心。7気圧で様子を見る。しかし、Schwalbe Marathon のような耐パンク性能や反射性能は一切ないから注意が必要だ。

 その後、食器を洗い、米を洗い、図書館で本を返却し、コープに寄って食材を買って帰った。<イマココ

 夕食は野菜に豚肉を載せたものを蒸し焼きにしたものとインスタント味噌汁。夜には TAXI でウサを晴らす。

最高にいい天気の週末だが・・・

 昨日、土曜日は出勤日。休日出勤ではなくそういうカレンダー設定なので、手当等はつかない。大半の社員は有給消化にあてている。が、そういう日は席に座っていても楽なので、自分は出るようにしている。どうせ休むなら普通の平日に休んだほうが休んだ感があってお得。それに、邪魔する人間がいなければ仕事もはかどるしww といっても、特に急ぎの仕事があるわけではないので、自転車で行くことにした。

 10時くらいに着けばいいやと思っていたが 6:30 に目が覚めた。朝食を摂り、RX3の準備をした。空気を入れてSUUNTOの速度センサーをロードから移植した。ウェアの選択に最後まで迷ったが、下は会社に行く時のズボンで上はスポーツTに長袖ニットジャージにした。10時くらいに着いてもOKなので、ゆっくりするつもりだったが、7時半くらいには準備が終わったので出発した。

 R176を下って行くと、快晴の中、日は上がり、標高は下がりでどんどんと気温は上がった。武庫川の南岸を下り武庫川サイクリングロードに入った所でジャージを脱いでTシャツになった。これでも全く寒くなかった。武庫川サイクリングロードを南下し山幹に入り東進、適当に右折左折を繰り返してJR尼崎駅についた。途中、袋小路に入ったりiPhoneで地図を確認したりといったロスタイム込みで1:30くらいだった。

JR尼崎の市営駐輪場においてて切られたシュワルベ・マラソン。センターの成形跡がまだ残っているくらい新しい。 中の緑色のは耐パンクベルト・・・さすがに刃物には勝てなかった・・・
JR尼崎の市営駐輪場においてて切られたシュワルベ・マラソン。センターの成形跡がまだ残っているくらい新しい。
中の緑色のは耐パンクベルト・・・さすがに刃物には勝てなかった・・・
 自転車を駅地下の駐輪場に停めて会社に行った。そして、4時過ぎに会社を出て駐輪場に向かった。まだ日が高くて暑かったが、暗くなる前に名塩を越えたい気持ちがあったので早めに出たのだった。

 駐輪場で鍵を外し自転車を下ろしたら前輪がぺっちゃんこだった。走っているときは気付かなかったが、細い何かを拾ったかと憂鬱になりながらタイヤをチェックしたら一瞬で原因がわかった。駐輪場のおっさんに報告したが、「駐輪中のトラブルには責任はない。そこに警察があるからそっちに」という対応だった。まあ、広い駐輪場で目が届かない場所だったし、その気になってタイヤを切るくらいは一瞬の作業なので、彼らに責任を追求するのは無理だろう(それ以前に、使用条件に書いてあるし)。警察に届けた所で犯人を探すはずはないだろうし、調書を取るのも面倒なので放置することにした。

 近くの商店街にママチャリが並んでいる自転車屋があるのを知っていたので、700x23c のスポーツタイヤがあるかどうか不安だったが行ってみた。ラッキーな事にタイヤがあった。選択肢は一切ないが Michelin のセミスリックだった。Schwalbe Marathon からのグレードダウン感は激しいが贅沢は言っていられない。チューブは持っていたので、近くの公園で交換した。その後、自転車屋で空気を入れてもらい、切られたタイヤも処分してもらった。「高くすると、噛みこんでいたら爆発するから低い目にしとく」というおじさんの配慮で低い目の空気圧で帰った。もちろん、リムを打たないように気をつけなければならないほどではなく、ママチャリ程度の空気圧ということだった(今日、自分のポンプで入れたら4気圧くらいだった)。

 むしゃくしゃしたが、被害は新品のSchwalbeMarathonと何回かパンク修理跡のあるチューブ一本だから、本体を盗まれた時ほどのことはない。しかし、タイヤを切るということの犯罪性、悪意が向けられたことが気持ち悪く嫌だった。

朝のSUUNTOログ
朝のSUUNTOログ

帰りのログ
帰りのログ

Waze 圏外の憂鬱

 昨日の「秋の京都ライド2日目 貴船>芹生峠」で京北町から亀岡近辺までを編集可能エリアにできた。京北町の国道と地域の主要道を編集できるようになった。貴船神社から R477 を府道にしたほか多くの道路を編集できた。

 しかし、昨日の走行ログのうち、ソフトバンクの圏外部分は切れていた・・・府道361号線を国道477号まで走ったのに、貴船神社付近から全くログがない。国道162号もブチブチ・・・

20140922-log4 Waze 編集エリアを広げられなかったのが残念。実際に通ったところが取れていたらこの編集可能域の隙間は無かっただろう。圏外になったら GPS の精度は落ちるかもしれないが、ログをiPhoneの目盛に残しておくことは簡単だろう。GARMIN のログでは10時間でも 1MB にもならないテキストデータだ。圏外になってもログを保存しておいて後でアップロードすればいいのに。

秋の京都ライド2日目 貴船>芹生峠

 今日は今回のハイライト。府道361>貴船神社>芹生峠>国道477>府道362>国道162。途中、貴船神社に寄る以外には何もない山岳ルート。

 朝9時ごろにスタート。貴船神社まで約1時間。8月の大雨で流された川床は全て修復されていた。渓谷に沿っていて日陰になっているので涼しい。

GEOS 貴船神社の標高は SUUNTO T6 読みで250mくらいだった。ここから 700m くらいまで一本調子で登るはず。右は、貴船神社奥の院と息子の GEOS Feruka。この時点では、その後の激坂は予想していなかった。標高差から考えて裏六甲程度の負荷かと思っていた・・・

kifune-jinja 貴船神社奥の院の参道。貴船神社で一番好きなのはここだったりする。

芹生峠頂上。比叡山を望むとあるが全く見えなかった。
芹生峠頂上。比叡山を望むとあるが全く見えなかった。
 ここからは登り。ひたすら登り。激坂につぐ激坂。しかも、足を休めるような箇所が全くない。更に厳しいのは路面の荒れ。簡易舗装が剥がれたのを簡易修復して、それがまた剥がれてというのを繰り返した歴史が刻まれていてダートのようだった。この凸凹に体力を削がれた。

 息子は自分のペースに合わせるより自分のペースで登ることを選択し先に行ったが、激坂でフロントが浮くことに切れて足をついて歩いてしまった。自分もギリギリだったが、RX3のインナー・ロー(28×32)でなければ絶対に登れなかった。ということは、自分はロードでは登れないということだ。そして、この強度は六甲山よりキツイと言える。六甲山なら全ルートをロードで走破できるから。


 ここから、R477 まで北山杉の森林を縫ってのダウンヒルだが、路面が悪く緊張の連続。途中2回落石による大きな石に前輪が乗り上げリム打ちパンクしたかと思った。ホイールもダメージを受けたのかブレーキシューが当たって音がしだした。登りで全身汗まみれになっているので下りは寒かった。しかし、木漏れ日の中を下っていくのはスリリングで楽しかった。Go ProがあればDH映像を残せたのだが。

 R477 に入ってからは軽快かつ快適な下り。きれいな川の横を快適に走れた。

 京北の道の駅できつねうどんで昼食。ここからは2時間ほどで家につくと思っていたが甘かった。距離は 31km とほぼ予想通りだったが、アップダウンが予想外にきつかった。峠の難易度はそれほど高くはないが、芹生峠で足を使っているので少しの登りでも足に来て辛かった。それと、標高が下がったために気温が上がり消耗した。

 結局、76km5時間45分のロングライドとなった。こんな長時間のライドは久しぶりだ。
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 横軸が時間の SUUNTO T6 ログ。下の距離での高度が実際の地形を現しているが、こちらは登っている時間を表している。この差がこの坂の厳しさを如実に表している。

20140922_HR-km 

 下のルートラボによると、貴船神社から芹生峠までは平均車度10%で最後の2kmの平均車度は13%。最大斜度は20%を超えていた。この厳しさはハニー坂にも匹敵する。というより、ハニー坂は500mくらいしかないが、ここは数キロにわたって、しかも凸凹の荒れた路面で続く。