Android市場にバルミューダが挑戦・・「アタイ、嫌いじゃないよ」

 iPhone の新製品が出てもエントリを起こさなくなって久しいが、Android 端末の新製品で書きたくなった。そういう意味では魅力的なのかもしれない。

 日本では珍しいスタートアップ、バルミューダの新製品。熾烈な Android 市場で生き残れるか見守りたい。

 提灯記事ではしきりに「オリジナルのアプリがいい」とか書いてあるが、デジヲタとしては「よけいなことすんな」だ。Android のアップデートについていけるのか。脆弱性へのパッチを当て続けられるのか。

 Apple がそれをできるのはハードウェアを自社でコントロールしているからだ。ハードウェアとOS(ファームウェア)の組み合わせが正確に分かる(それでも、大きなアップデートのあとで旧モデルの挙動がおかしくなったり電池の消耗が速くなったりは珍しくないが、それは別の話)。

 Android の場合はそれをやるのはベンダーだ(この場合バルミューダ。メーカーは京セラ)。Google が勝手に書き換えたOSが自社のハードで動くか検証し、必要があれば対応しなければならない。今のOSはガイドラインに従ったものであれば比較的アップデートの負担は少ないはず(詳しくは知らんけど)だが、改造したOSを載せている場合は新しいバージョンの改造版を作る必要がある。

 アイコンを書き換えているとかくらいならいいが、機能を追加していたりすると難易度は上がり時間もかかる。バルミューダにはその能力はないだろうから、京セラにやってもらう必要がある。当然費用がかかる。それを、売った後の端末(収入につながらない)のためにできるのか。その覚悟があるのかが問題だ。これまでバルミューダが売ってきた家電品とは違う。

 提灯記事で必ず取り上げられている電卓の億・万単位表示。経理経験者からいうと「いらんことすな」だ。3桁ごとのカンマ(国によっては点)があればいい。というより、3桁ごとにカンマの入った資料を見ながら計算するときにオリジナルの表示をされても入力ミスにつながるだけだ。ま、実際には切り替えられるとは思うけど、提灯持ちが持ち上げようと必死なので突っ込んでおく。

 後、気になるのが価格パフォーマンスレシオだ。この程度のスペックの端末に10万円は高い。メモリカード非対応なのに 128GB しかストレージがないのも気になる。

 端末に10万円以上出していいと感じるようなヲタクは128GBでは足りないのではないか。また、128GBで満足できるような一般人に10万円は高いのではないのか。

 2年後の答え合わせが楽しみだなぁ。

パーツ交換できるスマホへの挑戦者「Fairphone」

 未だにこんな挑戦者が現れるのは嬉しいが買うことはない。

 携帯電話を買い換えるのは「一部のハードウェアが壊れたから」ではないからだ。モジュール交換で治せるような要素パーツだけが壊れるなんて考えにくい。一番多いのは「落として液晶が割れた」だろう。しかも、液晶が割れるような壊れ方したときに他のパーツが無傷かどうかをユーザーが判断できるのか。「益陽を換えても直らなかった」で次々モジュールを買い替えるような自体になるのではないか。

 また、機能も限られるし重い。モジュール交換できるようにするためにはモジュール間の着脱パーツを付ける必要がある。スペースを取るし重くなる。その着脱パーツの接触不良という副次的トラブルも発生する。また、防水も期待できないだろう。スマホが防水化されたおかげで持ち運びがかなり楽になった。

 最も致命的な点だが、スマホを買い換えるタイミングは壊れたからではないということ。新機種のカメラ性能がほしいとか5G通信で高速通信したいとかだろう。Androidの場合はメーカーがOSのアップデートに対応していないのでというケースもあるだろう。モジュールタイプの機種で通信機やCPU、カメラを最新機種にアップデートできるのならいいが、そうじゃないのなら交換できる意味が無い。

情報源: パーツ交換できるスマホ「Fairphone」さわってみた:普及の鍵はユーザーと市場の価値観の変化?

モジュールタイプのスマートフォンという考えは、その昔GoogleがProject Araとして取り組んでいた頃からかなり注目していました。パソコンを自分で組み立てたことのある人間からしたら、素晴らしいアイディアだと思います。ただ一般的ではなかったようで、Project Araはお蔵入りしていしまいましたけど。コンセプトではなくリアルで使えるモジュールタイプのスマホの代表(というか一択のみ?)といえば、Firphone。オランダ発、モジュールタイプで修理ができるようデザインされたスマートフォンです。他がモジュール型で苦戦・失敗する中、第4世代となる最新機種Fairphone 4まで続いていることは賞賛に値すると思います。もっと注目されてほしい。

 この話題については何回も書いた:下のエントリは Project Ara が中止されたときのもの。

予想通り>Googleがスマートフォンをモジュール化するProject Araを中止 – GEEK_12

2016年の Google I/O では実機のデモもやってたらしい・・
ーグル「Project Ara」–担当責任者に聞くモジュール式スマートフォンの現状

ありがとう Mobilse Note

 オンラインサービスの終焉は静かに進んでいる。今回は何年前からか使ってきたメモアプリ・クラウドサービスが終わることになった。

 初期バージョンアプリの日本語が機械翻訳そのままだった。「ここがおかしいよ」と指摘したら、先方から「じゃ、やってよ」と返事があった。

 で、出力するテキストを送ってもらって、修正して送り返した。1週間くらいでアプリがバージョンアップされて日本語が使えるレベルになった。そのときに、「お礼に有料サービスを使えるようにしてあげるよ」と言ってくれて、それ以降制限無しで使ってきた。

 iPhone アプリとウェブとで同期できて動作が軽いのでオンラインメモはずっとこれで運用してきた。iOS のメモは Windows PC と連携が面倒なので魅力が半減(これに限らず、Apple のオンラインサービスは iTunes と podcast 以外使わない)だから。

 自分が使うPCの全てにこのショートカットがあり、歴代の iPhone にもこのアイコンはフォルダに入れずにホーム画面に置いてきた。記録を残すというより一時的な下書きの思いつきをメモして消すという使い方がメインだったのでページはあまり多くないが、単身赴任を始めるときの買い物リストとか、読んだ本の記録とか今でも懐かしいページが残っている。

 最近、同期が不安定になっているなぁとは感じて iPhone のホーム画面ではフォルダに入れていたが、こういう事情があったのか。「クラウドサービスは金さえ払っていれば(自分の場合は特例で無料だったが)使い続けられてデータも安全」というのは過去の話だ。自分で作ったデータさえもが消えてしまう。

 でも、12月までの猶予があり、前データをダウンロードできるようしてくれているところは高く評価したい。

 ありがとう。さようなら Mobilsenote。

 またひとつお気に入りのアプリが消える。

#Insta360 GO 「修理顛末」または 「車のドアを締めるときにはご注意を」

 由良川堤防を20km走って走り終わったときに、車のリアドアのヒンジ部分にGOを貼って(GOの本体後面には磁石がついている)シューズの紐を解くシーンを撮った。その後、帰るときにGOを付けたことを忘れてドアを閉めてしまったのだった。着替え終わったときにGOが見つからない気はしたが、汗だくでヘトヘトで「(その辺を簡単に見回しただけで)着替えの中に紛れてるんやろ」と自分を納得させて帰った。部屋に帰って着替えを選択して荷物を確認したが見当たらなかった。

 「車の周りに落として気づかんかったんかなぁ」と、半信半疑で、現場に戻ろうかと車に乗るときにドアの周りを確認したら・・・あった。レンズが割れた状態で。ひと目見て取り返しのつかない状態だとわかった。

 修理するかどうか迷いながら半月以上放置していた。2万円くらいで買ったデバイスで、かつ、後継の高性能モデル(Insta 360 GO 2)が出てしまっている旧モデルを直す価値があるか迷ったのだった。1万5千円とかだったらバカバカしい。Insta 360のサイトでサポートに問い合わせをした。

 修理費用を聞いたら$99との答えだった。ちょっと高いと思ったが、おそらく交換になるだろうから、妥当な金額とも思えた。ただし、送付先が中国だったら送料で数千円かるので、送付先を尋ねたところ国内とのことだったので修理を決めた。

 当然新品になって帰ってきた。プチプチで包んで、60cmの箱の中で遊ばないようにガムテープで固定されていた。自分が送ったときは定形外で120円で送ったのだが、返送料は$11だった。「定形外で送ってくれてよかったんやけどなぁ」と思ったが、メーカーとしてはトラブルが起きたときに責任の所在がはっきりしない送り方はできないのだろう。

これが最後のシーン。

その時動画(動画を編集している時点では GO の事を忘れています・・・):

新製品が出るも呼ばれないパーティ感しかない

 偶然か意図的か知らないが Apple の新製品紹介イベントと GoPro Hero 10 の発表が連日になった。

 どちらも、対岸の火事でしか無い。といっても、もう Apple の新製品は火事にもならない。自分の Twitter TL でも夜中に実況する人はいなくなった。朝になっても興奮したツイートも見ない。

 今回の発表で注目したのは mini が続いて発売されるかだった。とりあえず13 mini が出たのは自分にとって朗報。12 mini を買い換えるときまで mini シリーズが続いてくれることを祈るのみだ。13 mini に買い換える気はまったくないが、512GB モデルが追加されたのは羨ましい。12 mini 512GB が出ていたら迷わず買っていた。

 Insta360 で動画を撮るようになって iPhone のストレージが厳しくなった。今は、素材のinsvも出来上がったmp4もPCに吸い上げて消している。

5分でわかるiPhone 13シリーズまとめ。iPad mini(第6世代)やApple Watch Series 7も発表

日本時間の9月15日にAppleが開催したスペシャルイベントにてiPhone 13シリーズが発表されました。

今回のラインナップは、6.1インチの「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13」、6.7インチの「iPhone 13 Pro Max」、そして5.4インチの「iPhone 13 mini」となり、iPhone 12シリーズを踏襲した格好。カメラ機能のアップデートが大きなトピックと言えそうです。

また、同イベントでは第6世代となるiPad miniも発表に。こちらは待ち焦がれていたという人も多いことでしょう。そのほか、第9世代のiPad、Apple Watch Series 7も発表されています。

 下は GoPro から15日の朝に届いたメール。表題は「覚悟はOPK?」。うん、今年10が出ることは予想してたから全然動じないよ。

 自分の予想では9と同じボディで性能アップでしょ。iPhone 以上に代わり映えがしないこと間違いなし。

 9から5K動画が撮れるらしいが、自分のPCでは現実的ではない。というより、4Kですら使っていない。今、社宅で使っている Win10 マシンでは 8 の 1920×1080-120fps の動画すらしんどい。windows media player ではまともに再生すらできない。240fps や 4K なんて考えられない。

 これは YouTube の仕様にもよる。自分のアカウントでは画質にこだわってもアップロードしたときに低画質に圧縮されてしまうからだ。そこそこきれいに写っている動画を上げて確認したときのがっかり感といったら・・・まあ、これは GoPro が悪いのではないが。Seth の動画なんかは8を使っていた時の動画でも自分のとは比較にならないくらいきれいなのだから。

AKASO EK7000

     

  • ランニング動画を撮るには手ブレ補正が弱すぎる。
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  • 画質は6,000円のデジカメ相当。
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  • ドラレコにならなんとか。ただし、スタート・ストップを自分で管理しなければならないので、通勤で使うのには使えないと思う。ドラレコモードは4Kは使えない。
  • 理由はわからないが iPhone 12 mini とWi-Fiでつなぐことはできなかった。

Softbank光 導入記録 part3 開通!

 昨日、モデムを受け取った。3日に配達予定の通知が宅配業者からあったので、4日の19時以降にしてもらったのだった。

 工事は今日(5日)の13時~17時の予定だったので、午前中に雨の中を走ってこようと着替えていたら電話があった。普段なら出ないところだが、工事の確認があるかもしれないからと電話に出た。すると、「もし都合がよかったら、今からすぐに工事させてもらいたいんですけど」。こちらとしても、工事が終わるまで出られないし、雨も降ってるから、願ったり叶ったりだった。

 10分くらいで到着して工事開始。30分くらいでNTTのモデム取り付けが完了した。

 その後、Softbank光のモデムを取り付けたらあっさりと開通した。FASTスピードテストでテストしたら320Mbps(upは360Mbps)だった。iPhone 12 mini でテスト(SpeedTestアプリ)したら93Mbpsだった。これは TP-Link のルーターのせいだ。Archer 50 の有線ポートは 100Base-T なのでこれが限界。でも、これまでの 9Mbps より10倍速いので十分に快適。

 SNSが届いて「IPv6 IPoE+IPv4 への設定変更を行っております」とあった。こちらでやることは何もなさそうなので放置していたら、突然ネットが切れた。モデムを観たら「インターネット」LEDが消えて赤になり、オレンジになった。そして緑色(正常に接続)になって回線が復活した。

 「これのことか」と思ったが、別に何も変わらない。ルーターと端末間の条件は何も変わらないので当然だ。ネットワークのプロパティで調べたらIPv6のIPアドレスが入っていた。前からデフォでIPv6の使用はチェックしてあったから勝手につながったようだ。PCの再起動すらする必要がなかったのには驚いたが、結果オーライ。

 が、その後FASTスピードテストでテストしたら速度が落ちていた・・・IPv4とIPv6は互換性があるから、問題なくつながるが、IPv6の本来の性能を出すには経路すべてがIPv6でなければならないのだろう。だから、相手によっては遅くなってしまうこともあるらしい。でも、実用上は全く問題ないので、IPv6を切るつもりはない。

 さらに、Google の速度テストをしてみたら500Mbps近い数字が出た。が、こちらは複数回やってみたら300Mbsp~510Mbpsとばらつきがある。アップロードも300Mbspくらい出ているかと思ったら25Mbpsだったりもした。

 今日のpodcastをYoutubeにアップロードしたら、いつもなら3~4時間かかっていたが、1~2分程度で終わった。これまで0.9Mbpsで3時間以上かかっていた。まあ、アップロード速度が300倍くらいだから当然か。ADSLは下りは9Mbpsくらい出ていたが、上りが0.9Mbpsしかなかったからだ。

 これで、Zoom会議の音声遅延とかVPNでつないでいたら接続が不安定になったりといったことから開放される。会社のサーバーへのアクセスも快適になるだろう。ひょっとしたら、社内にいるときより快適かもしれない。これまではZoom会議の前にはVPNを切っていたが、その必要もなくなるはず。ますます在宅勤務が快適になるwww

 ちなみに、TP-Link Archer C50 を古いNECのルーターにしたら iPhone 12 mini のスピードテストで下り:162Mbps、上り150Mbps出るようになった。2012年のルーターだがIPv6パススルーも対応しているし有線はギガビットイーサだからだろう。ただし、Wi-Fi6とかいう技術には対応していないのでこれが限界なんだろう。

Softbank光 導入記録 part2

 なかなか連絡が来なかったのでWEBで契約書を確認したら26日工事予定とあった。すぐに26日の休暇を申請して準備したのが先週。

 しかし、その後も工事予定日について連絡もなくモデムも送られてこなかった。ぎりぎりになって送ってくるんかなぁと思っていたら小さな封筒が届いた。「やっと工事日が届いたか」と思ったが中身は契約の確認書だけだった。
 17日に届いたショートメッセージ。


 20日に届いたショートメッセージ。

 チャットにアクセスしたが、1を入力後5分以上待たされたが進まないので諦めた。夜に試そうとしたらサービス時間が終わっていたらしくチャットに進めなかった。

 21日の昼休みに腰を据えてPCからチャットに入り放置していたら進んだ。そこからはスムーズに進んで5月5日に工事予約できた。しかも、祭日にもかかわらず、追加料金は不要だったので休まずに済んだ。有給休暇自体は余っているが、連休前後は会議とかの密度が高くて休みづらいから助かる。

 ソフトバンクの都合で Softbank光 の契約をしたのに2週間どころか約一ヶ月待たされることになった。やれやれ・・・

Softbank光 導入記録 part1

 だいぶ前から Yahoo!ADSL を止めるという連絡が来ていた。「単身赴任が終わるまでもってくれ」と祈りながら放置していたが、ついに今年の9月にサービスを終了するという最後通告があった。

 無線系でもと考えたが、田舎で電波状況が悪いことも予想されるし、合計の容量が無制限でも「3日でXXGB超えたら速度制限」とかいう隠れ制限があったりするのも面倒くさい。自分がどれくらいの容量を使っているか正確には把握していないが、YouTube や Amazon prime video、Netflix を垂れ流してるし、Youtube に動画をアップロードしたりする。iPhone や Windows のアップデートも必要だ。これらはギガ単位の通信をしている。

 最後通告には、今のアカウントで Softbank光を契約したら工事費只にして月額料金も割引するとあった。

 申し込んだが、なかなか工事日の連絡が来なかった。サイトに行ってしらべたら26日とあったので休暇をとった。しかし、昨日送られてきたSMSが右。

 キャンペーンやっておきながら、注文が来たら対応できない。実にソフトバンクらしい。大昔のADSLモデム只配り事件を思い出した。