相変わらず

 阪神がリーグ優勝を決めた。弱いチームが久しぶりに勝つのを見ることは悪い気はしない。

 しかし、例によってアホにわか阪神ファンだけはうっとうしい。特に、相も変わらずに道頓堀川に飛び込むカス。取材するマスコミ。あんなもん、完全に無視すればいい。カウントする必要が何処にある?

 警察も、本当に止めたいなら河の横に、はしごを立てたりせずに、橋の下に川を覆うようにボートを係留しておけばいい。

 頭の痛みはかなり収まってきた。昨日はうなづくことや横に振ることが難しかったが、今日は強くない限り大丈夫だ。そのせいか、首筋のこりも収まってきた。少しホッとした。

 草むしりと、息子の服の整理と、掃除機掛けと、洗濯、アイロン掛けまでできた。しかも、夕食はてんぷらを作ってしまった。主婦だね・・・(^^;

ノーネクタイ

 俺の良く知っている会社でノーネクタイを行うようになった。そのときの掲示文書が情けなくて笑えるような、突っ込みどころ満載のクズだったが、残念ながら、ここに載せるわけにはいかない。

 一般的に、カジュアルデーとかは、硬直化した組織や風土を少しでも変えたいための苦肉の策で、ほとんどの場合が失敗に終わる。というか、柔軟な組織や風土を持っている会社がカジュアルデーなんて言い出したのを聞いたことがない。それは、省エネスーツをアピールしようとして失笑を買った自民党政権と同じくらいに硬直化して機能しなくなった終わってる組織の最後の足掻きだ。多くの企業が失敗し、効果がなかったことを認識し、諦めて元に戻した話を何回も読んだ。省エネスーツが定着しなかったことも誰もが知っている。省エネスーツを着ることではなく、スーツにこだわる習慣を変えない限りダメなのだ。また、その習慣が変われば、ノーネクタイだカジュアルデーだなんて旗を振る必要なんかないのだ。

 能力の少ない経営者にはそちらを買える能力がないので簡単に見た目で変えられるものを導入したくなるんだろう。

 本当に、柔軟で自由でユニークな個性や個人の能力の活性化を実現しているような組織はもともとこんな事をする必要がないのだ。GoogleやQUALCOMM、昔日のNetscapeにカジュアルデーはない。組織として目指すのはこちらだと俺は思う。

 まあ、わが世の春を謳歌しているGoogleの処遇のよさがいろいろ挙がっていてうらやましいが、そんな企業は昔にもあった。ほんの十数年前、Appleは毎週末にビアパーティーを開いているというのを聞いた(その後廃止)。Netscapeもバブリーに楽しんでいたから、数年後は分からないが・・・

 なんにしても、俺の良く知っている会社のノーネクタイは、実行率では100%だが、社内の雰囲気を変えるとか活性化するといった面では達成率0%だ。形だけ入れて、中身を入れないというというのはこの会社の得意技なので予想通りだった。だいたい、エアコンをガンガン効かせてノーネクタイにしても何のメリットもない。

 能力主義や個性尊重というマネジメント手法だけ取り入れて年功序列を崩さない日本社会の悪い面をそのまま現したような一夏の現象だった。来年どうするかは知らないが、やらなくても何も変わらないだろう。

リテラシー

 相当前の日経情報ストラテジーという雑誌で、「コンピューター・リテラシーを高めることが必要」とする論があった。コンピュータの操作というだけでなく、使いこなしレベルに高めなければ、パソコンを全員に配っても生産性に寄与しないといった内容だった。もう、10年近く前の話だ。

 現在でも、俺がよく知っている会社は同じような状態だ。ほぼ全員が、ワード、エクセル、ノーツの操作方法は覚えた。しかし、情報の有効活用は全く進んでいない。ワード文書をノーツメールでばら撒くバカが未だにいる(という以前に、それがデフォルトだったり・・・)。掲示板にpdfを貼り付けて本文を書かないアホも後を絶たない。しかも、これらのソフトすら満足に使いこなせていない。このようなレベルの組織なのに、リース切れのたびにパソコンとサーバーをアップグレードし続けている。

 重要なのはパソコンやコンピューターのリテラシーではなかった。それより重要なのは情報に対するリテラシー。ひいては、仕事に対するリテラシーだったのだ。

 ベテラン社員が仕事を知っていると思うのは大間違いだ。彼らが知っているのは、目前の手続きだけで、中身を理解していない。社内手続とか社内営業、根回ししか知らないことが多い。そして、そういうことを覚えることを仕事を覚えることと勘違いしてるバカばかり。

 だから、いつまでたっても、ワードやエクセルなど目に見える手書きの延長線上での機械化しかできないし、そういうやり方でやったものしか評価できない。こんなレベルの管理職が前線の指揮を執っているのだからたまらない。

 社長や役員は何処かで聞いてきて「ITの推進」とか「組織は柔軟に」というが、中身は全然解っていないから、上申書がワープロになったりカラー印刷とグラフを入れる程度のことしか評価できない。組織を変えても、ポストを減らすことが怖くて、名前を変えるだけしかできない。変わるのは名刺の肩書だけ・・・

 はっきり自慢だが、俺が先日やった例を書く。それは、株主総会に関する資料のデータベース化だ。基礎資料となる株主のデータは代行会社からFDで受け取った。それをエクセルで切り分けて、ファイルメーカープロに取り込んでデータベース化した。そして、それにリンクして、議決権行使書の議決権を集計するデータベースを作った。株主数が約3000、送り返されるハガキが約800だ。これが、約2週間、実質は4日程度に集中して返ってくる。受領したハガキの議決権を集計するのが仕事だ。

 去年までは、手で集計していた。それも夜中までかかって。俺は、これを一枚あたり約5秒で入力できるようデータベースを作った。付随作業やファイル作成の時間を入れても、合計で10時間もかからなかった。しかも、去年までは合計の数字しか残らなかったが、今回は送ってきた株主のリストや集計を出力できる。また、会場での作業も大幅に軽減し資料的な価値も大きくなった。さらに、FMPのweb公開を使って、他のマシンのブラウザーで株主資料を検索できるようにし、集計データのメンテナンスも可能にした。

 ところが、上司は評価できない。彼にはこのような抽象化された情報の価値が理解できないのだ。今でも株主の資料を調べなければならないときに、俺の作ったデータを使わずに一覧表を出してきてページをめくっている。彼にとってはそれが「仕事」なのだ。株主のデータを検索することは仕事ではないから、俺のやったことも仕事としては評価できないのだ。

 彼に見えるのは、前任者が夜中までかかっていたことを定時で片付けたこと。これまで3人でやっていた現場集計業務を2人でできたことだけなのだ。

 こんな人間が評価をするのだから、組織としての仕事に対する仕事のリテラシーが高まるわけがない。俺はこの時間でデータベースを作ったが、FMPに習熟というバックグラウンドがあったからだ。それを獲得するには相当の労力を要する。全く何のサポートのない会社で、仕事として評価されていない中ではなおさらだ。

消え行くフォーマット:TwinVQ

東芝、20GB HDD内蔵オーディオプレーヤー「gigabeat G20」

 とっくの昔に捨てられていたのかもしれないが、TwinVQを押していた東芝がTwinVQを読めないプレーヤーを発売した。実に腹立たしい。この新製品に腹を立てているのではない。この製品は、デザインを除けばいけてるプレーヤーだ。iPodより大幅に安くしないとメリットはないと思うが、winユーザーには使いやすいかもしれない。

 しかし、以前、スマートメディアの需要喚起にシリコン・オーディオを普及させようとしていた東芝がとなると、ちょっといやな気持ちになる。TwinVQについては前にも書いた。TwinVQユーザーの不幸は、このフォーマットを開発した企業(東芝・NTT・コベルコシステム・yamahaだったと思う)が、利益確保にこだわるあまり普及しないままに終わってしまったことだ。そうこうしているうちに、iPodが出てしまった。ストレージが十分大きくなって圧縮率のアドバンテージを失ってしまった・・・

 「儲からないからやめ」たというのは仕方がない。資源をつぎ込むこともできないのも理解する。せめて、作ったものをwebに公開しておいて欲しい。失敗したかもしれないけど、一度は売り出したものだ。ユーザーに向かって「これいいよ」と言ったんだから。そして、何がしかの金員と引き換えに自社の名前の入ったものを売ったんだから。売ったらそれっきりの家電品感覚で、ファイルフォーマットを扱われたら迷惑するのはユーザーだ。

微妙な問題

p>メガネチェーンの型破り経営:NewsStation

年商、およそ80億円。この平成大不況の最中、売り上げを伸ばし続ける、メガネ小売りチェーンがある。広島を本拠地に全国展開を図る『メガネ21』。この会社は、元勤めていた会社をリストラされた人たちによって設立された。リストラの衝撃をエネルギーに、社員をいかにしてやる気にさえるかを考え抜いて作った仕組みが巧く機能して、現在の快進撃に繋がっている。『社員の幸福を第一に考えた』その仕組みを紹介する。

 平均年収が800万円はうらやましい。査定もオープンで、これなら俺のような腐った人間を造らずに済むだろう。しかし、考課の項目に「サービス残業時間」があったのはちとマズイ。

 サービス残業とは賃金の不払いだから、本来許されるべきではない。現実では存在するし、そうやっている人に賃金という形で還元することは悪いことではないが、無駄な長時間労働につながる可能性も有り、難しい。経営側が悪用する可能性も高いからだ。

 この程度の規模の会社で資源の再配分が明確だから不満や不正が入り込まないのだろう。ちゃんとした経営者がこの程度の人数の組織を管理するなら、考課のためのサービス残業をさせないことは可能だろうしね。ただ、この会社と同程度の人数の組織なのに、全然仕事をしていないお荷物にしかならないクソホワイトカラーを高く評価し実際に仕事をしている人間を不当に低くこき使っている会社をよく知っている。

 #俺がどっちに属しているかも微妙だが、少なくとも不当に高い賃金はもらっていないので、俺の場合は例外的に賃金と仕事のバランスが取れてるかも(^^;…

何のためのルール?

「総務型ルール遵守社長」が会社を滅ぼす

 ここに書かれた組織の弊害は俺の良く知っている会社によくあてはまる。「こんな無駄なことはやめて、社内規程を変えればいい」と、何回言ったことか。

 法律を換えることや顧客との慣習を変えることは難しいだろう。しかし、社内の規程はなんてローカルルールなんだから、法的な問題がなければ、仕事のやり方に合わせて変えればいい。昔に必要だった手続きの多くが不要になっている。また、仕事のやり方の変更によって邪魔にすらなっている。

煩雑なルールを覚えることに若いうちにエネルギーを割きすぎ、その結果として本当に重要な仕事の構想力や大きな視野といった能力の開発が未発達のまま放置されたりする。細かい手続きには通じているが、どうみても「小物」という若手が増えてしまうのである。
 二番目の問題は、・・・・どのようなルールであれ、それがルールである限り守るべきだと信じてしまう若手が増えてしまうことである。・・・ある種のルールは命がけで守るべきだが、ある種のルールは時と場合によっては破るという判断力が本来は必要である。判断力が必要な仕事をしているから人間が雇用されているのだが、ルールを守ることを優先する人は、ルールにぶつかった瞬間に自分の頭で考えるのをやめてしまう傾向がある。・・・

第三に、・・・細則や派生ルールに基づいた無意味な「筋論」をスマートにこなすスキルがそのうちに発達してくる。・・・そのスマートさを身につけても、企業本来の目的である利益獲得には一切つながらないのである。
  また、そういった企業ではルールに抵触しそうなときに、それを回避する裏技が発達したりする。その裏技を見つけだす作業も、一見賢く見えるのだが、よくよく考えればムダな作業である。なぜなら、そもそもの無意味なルールが存在しなければ、その裏技は何の役にも立たないからである。若い人たちがこの種の裏技こそ経営管理だと思い始めたり、この裏技が“デキル”がゆえに上司から可愛がられるようになってしまうと、本当に生産的な仕事とは何であるのかという基本を忘れ始めてしまう。

 まさにこの作業に面することがあり、うんざりすることがある。ある部署は、予算の実績を操作するために、同じものを買ってもそのときによって費用の科目を変えている。実に無駄な労力だ。そこで使われた費用が何に対してどれだけ貢献しているかという視点でチェックしない予算管理を厳しくしたらこうなってしまう例だ。

 また、そんなルールを守ることだけを仕事と勘違いする人間だけが高く評価をされるようでは、実際の仕事のレベルが上がらないのは明らかだろう。実際に、俺の良く知っている某企業ははっきりその弊害が現れている。

ケータイ

 松本ファンか、ツーカーファンか、CMファンかは分からないが、いつになく評価が多くて楽しい。

 既存設備を骨までしゃぶるやり方は間違いではないと思う。設備投資をしない分、ユーザーにも還元し、サービスも従来のものを継続していけるなら一つのモデルとしていいと思う。むしろ、欲しがってもいないデジタル放送に多額の投資をして視聴料をとり、のみならず、視聴料で投資して作った衛生放送を観るのにさらに追加料金を取り、さらに、地上波の放送時間に衛星放送でしか観れない番組の宣伝を入れる、やらずぶったくりの自民党放送局NHKなんかよりはるかにマシだ。

 しかし、ツーカーがどういう会社かによって全然評価は違う。ツーカーはKDDIの子会社だ。つまり、ツーカーはAUのブランドを守るためのかませ犬でしかないと思うのは俺だけか?

 シンプルな機能のものが好きなのは良い。電話だけ使いたいならそうしてもらえばいい。今の日本市場なら、高機能機だって1年もしたら無料端末になるやん。携帯にお金を払いたくないなら、型落ちの端末や中古を使えばいい。携帯電話に選択枝はある。

 大体、携帯電話なんて必要なものではないのに、「お金は大事」という誰も否定できない主張を振りかざして否定するということに「ムカツイタ」のだろう。また、それを、若年層への親和性の高い反常識的多数派タレントを使っていうあのCMにも。

 社会の常識を疑うような言辞を弄して不満層を取り込もうとするタレントにはうんざり。ジャニーズ系のアホガキが乱暴な言葉を使っているのと同レベルだ。どうした松本。

 松本、タモリ、トンネルズ・・・どうでもいいや

むかつく?

 ムカツクという言葉にはうんざりしている。特に関西地方限定かもしれないが、携帯電話のツーカーのテレビCMで松本が「なんかムカツクんですよね。はなしできりゃええやん。お金大事でしょ」と言うやつ。

 松本にもうんざりだし、ムカツクにもムカツクし、ツーカーがそれを言ってうのにも閉口する。ツーカーはAUのPDCゾンビだろ。そのうちフェードアウトさせる気満々のラインナップのくせしてと思う。

火?

 ニュース23でスポーツコーナーに入るときに女性キャスターが「セリーグの火は消えてしまうのでしょうか」

 ハァ?セリーグの火?なにそれ?

 札束で顔をはたくようなトレードで大物を漁っている東京の球団が優勝できなければ消えるのか?巨人が独走する方が遥かに興味は失われるぞ。阪神ならどんなにリードしてても安心できないから、興味は尽きない。これまでだって、6月くらいまで首位だったのに、シーズンを終えたら最下位なんて何回もあったじゃない。

 とはいうモノの、俺は阪神ファンではない。むしろ、阪神はもりさがって欲しいくらいだ。帰りの電車が混むから。

 でも、俺は阪神には優勝して欲しい。大きな経済効果があるらしいから。これがきっかけで大阪経済が再生したら、俺の転職チャンスも生まれるかもしれないしね(^^;

#そういえば、USJの経済効果はどこに消えたんだろう・・・USJができても大阪の経済が上向いたなんて一回も聞いたことがないぞ。大体、USJを作るときの建設会社は全部東京に本社があるだろうから、大阪で建てたからってお金は大阪では上がらないんだよね。地元採用の日雇いとか運転手とかへの給料くらいじゃないの、大阪経済にもたらした効果なんて。

ばか

1 家庭内暴力で妻に逃げられた男がおこした事件。「事件を起こしたら妻が戻ってくると思った」って・・・・引かれるだけなのに、そんなことも分からないのか・・・

2 「本田惣一郎の息子が逮捕」ではなく、「無限の社員が逮捕されました。本田XX容疑者は本田技研の本田宗一郎の息子で・・・」だろう。

 本田宗一郎をしても、馬鹿息子しか育てられなかったと思うと、俺が勤めている会社のもうろく会長が無責任なアホ息子しか育てられなくて当然か。

3 ロシア人デュオの行為を人非人のように非難するマスコミ。おまえらそんなに偉いのか。只の仕事上のトラブルを「マスコミに対する挑戦」にするなんて、選民意識がみえみえだ。だって、ファンはそんなに怒ってもいないし、社会に実害もなかった。怒っているのは、テレビ局とイベントプロモーターだけだろう。

 おまえらの後ろには視聴者も社会もいない。