MovableType 設定見直し

 トラックバックスパムを受けてトラックバックを表示していなかったが、他の方の情報のおかげで対策を打てた。再設定のためのメモはwiki_memoに。ここには今日やったことだけ。

  • 編集メニューでのコメント、トラックバックの一喝削除可能テンプレート
  • 1バイトトラックバックの拒否設定
  • トラックバックを受けたエントリの表示

 参考にさせていただいたサイトはどこも多くのトラックバックを受けているし、そちらのサイトを見た人がここに来る必要はないだろうからトラックバックはしない。

eoネットについて_1

 今のところ快調に使っているeoホームファイバーだが、ISPとしてのeoネットについては残念なところも多い。気づいたことを気付いた順に挙げていく。気が向いたらwikiにまとめる・・・かもしれない。

1.ユーザーサポートページ
●ユーザーサポートのページに「本ページではポップアップ方式を採用しております。ブラウザによっては、ページが開かない場合がございますが、[Ctrl] キーを押しながらリンクをクリックすると、一時的にポップアップ ブロックが無効になり、ページを表示することができます。」という記述があり、ブラウザやツールバーによるポップアップ設定解除方が解説されている。しかし、やるべきなのは、ポップアップを使わないサイト作りだ。ポップアップ広告が問題になっているときに、ユーザーがポップアップ広告の餌食になるような設定を推奨すべきではないだろう。

2.NewsGroup
 Yahoo!BBもそうだったが、ニュースグループをサポートしていない。2chがあるので、便所の落書き場所には困らないということかもしれないが、メールと並んで黎明期のインターネットを支えた情報共有の場を無視するのは、ISPとして間違っていると思う。

3.メール
◎アドレスを自分で設定可能
◎エイリアス利用可能
◎複数宛先への転送設定が可能(フィルタリング転送可能)。
●保存期間は最大60日しかない。
●最大容量200MB。Y!BBが2Gであることを考えると少ない。
●ウィルスチェックは有料。スパムフィルターは存在しない。
●MLは一本1000円/月。月額300円未満のレンタルサーバーに無料MLが添付されるのに、MLオプションだけで1000円では誰も使わないだろう。まあ、使わせたくないということかもしれないが。
●webメーラーは使えるが、携帯のブラウザーには対応していない。

制限は多いのに機能は少ない。
回線業者の有料サービスとしては物足りないが、クリティカルなメールのやり取りを特定の相手と行うのには十分だろう。
ISPのメールアドレスはユーザー名で固定されてしまうものが多いが、スパム対抗策として、メールアドレスを自分で変えられるのはいい。また、エイリアスも使えるので、アドレスを複数持ちたい場合には便利。会社などで、営業マンの名前を付けたアドレスと会社のアドレスを使いたいようなケースでは重宝する。
複数の個人で使うときなど、他のメンバーにメールを読まれて困るような場合(普通そうだろう)は、追加メールアドレス(有料)が必要。
転送設定で、フィルタリングをサポートしているところは少ない。重要な相手からのものだけケータイに転送したりということも可能だ。これは珍しい。

4.webスペース
●容量20MBしかない。
●CGIの設置不可
●アクセス分析も有償(150円/月)。
○URLは~使用だが、~以後の文字列は設定可能

正直使い物にならない

5.blog
 blogは関西ドットコムとタイアップで、eoユーザー得点として100MBのディスクスペースが貸与される。

関西ドットコムのblogに馴染めるのなら十分だろう。関西ドットコムのロゴは入るが、広告は入らない。
WYSIWYGエディタあるので、自分でタグを覚える必要がないのは、ハードルを低くする上でいいことかもしれない。一時期のテキストサイト見たいなのは勘弁して欲しいが・・・
CSSを触ったりプラグインを入れたりは一切不可

6.ダイヤルアップ
●200円/月の有料。

出先からのメール確認はwebメーラーでできるんだから(転送設定も可能だし)、ダイヤルアップの必要性は感じない。

7.端末の台数制限
●5台となっている件について質問を送ったが返事はない。LANに接続されている端末(ビデオやルーター)も含めば、5台で収まらない家庭も多いはずだろう。これを制限するのかしないのか問い合わせているのに返事はない。

 まあ、いろいろあげつらってきたが、接続業者でしかないということだろう。サイト構築とかblogとかをしたいのなら、別途レンタルサーバーと契約するほうが正解。レンタルblogでいいのならこのままでもいいかもしれない。ただし、公開用のメールアドレスにここのものを使わないようにね。

ネタの種

ITmediaで「ITmedia PCUPdate:文書作成前のネタ集めにピッタリな新発想スクラップブックソフト──「ネタの種」」という記事があった。

 「紙」を高機能にしたようなものか。情報の断片を保管するためのソフト群については、TidBITSでは度々取り上げられていて、面白そうなものも多い。前に書いたM$のOneNoteも似たアプローチだ。

 これらのソフトはそれぞれ特徴があり、少なくともワープロや表計算よりは興味深い。ただ、データを特定のOSで動く単一のマシン上に保存するところが残念(OneNoteはM$のサーバーソフトを使って共有のノートも作れる)。OSや特定のマシンに依存したフォーマットで保存するするソフトはもう使いたくない。

 ネタの種やoneNoteの機能がPDAに載ったら話は別だ。PDAはPCより人に近く、どこへでも一台を持ち歩くことを前提として考えられるからだ。そして、母艦を通じてPCのネットワークと同期できるようになれば問題は一挙解決だろう。そのためには、特定のPCを母艦とするようなものではなく、,macや.NETのようなアプローチになるだろう。そして、そのデータは全てのネット端末から見れて、共有もできる。

記憶・継承

 人間が短時間のうちに文明を築くことができたのは、言葉と記憶(記録)によって(文字以前は口述伝承だったはず)、無形の概念や情報を継承し積み重ねる能力を獲得したからだろう。動物も子供に捕食や安全確保の方法を肉体的手段で子に教えることはする。しかし、記憶の伝承方法を持たない動物は、親や祖父の代に起こったことから学ぶことはできず。生まれた固体は生存のための最低限の知識しか継承できずに命をつなぐ。

 ニュートン力学や相対性理論は突然現れた大天才によって成し遂げられたような隔絶ぶりだが、じゃあ、彼らが100年早く生まれていたら同じことができただろうか。俺はできたとは思わない。それまでに営々と積み上げられた先達の記憶があってこそのジャンプだったはずだ。ニュートン力学があったから相対性理論が生まれたのだ。常識(過去の歴史)を覆すような創造性は、常識の中からしか生じないだろう。

 もっと極端な話、人は(天才だろうが凡人だろうが)それまでに積み上げられたものや環境(時代といってもいい)という激流に生じる粟のようなものだ。

時間が川の流れなら
俺たちは浮かんでは消えていく泡
くっつりたり離れたりしながら
ぱちんとはじけてさよなら(白濱隆)

 人類の大天才のほとんどは、その力を発揮せずに終わっている。これは、俺の言葉だが、確信に近いものがある。今、高等教育(読み書き以上の教育)を受けられるのは人類として生を受けたものの何パーセントか考えれば分かる。たまたま、教育環境に恵まれた社会に生まれても、その力を発揮できるような教育環境に育つのは少ない。さらに、その人間が発揮できる分野に目覚める機会があるとなるとさらに少ないだろう。時代に早すぎるか遅すぎるかしてもだめだ。日本の江戸時代の農村にニュートン並みの天才が生まれていたとしても、その能力を発揮することはなく、「あの子は賢いね」で終わっただろう。今でも、紛争地域に生まれているかもしれない天才は成長に必要な栄養すら与えられずに終わっているに違いない・・・

 相原コージの漫画にあった一こま。(八百屋のおばさんに矢印があって)「物理学をやればニュートンレベルの天才」とあり、次のコマで「でもやっぱり、八百屋のおばさんで一生を終える」というもの。

#ほかのエントリを書いているときに書いたら、収まりが悪くなって別にした。結論なしご免。

eo 光電話開通

 工事といっても局内工事なので、何もすることはない。ただ、線をつなぎかえるだけ。部屋のモジュラージャックにつないでいた電話線をeoの光電話アダプターのモジュラージャックにプチっと入れるだけ。

 ケータイへの電話が1分18円というのはそれほど安くないが、まあ、1分以内で終わることが大半なのでそれでいいか。音質的なことやトラブルがあればまたエントリする。エントリが無いということは快適に使えているということだ。

 電話機との相性のせいか、Y!BBを使っているときは電話がかかってきても電話機が呼び出し音を鳴らさないことがあった。これが解消されていると嬉しいが、同じ症状なら電話機(ファックス)を買いなおすしかないか。

 とりあえず、ケータイでテストした限りでは大丈夫だった。気になったのは、発信のときにダイヤル後、呼び出し音がなる前にかなり長い無音状態がつづくこと。プーとかピーとかでもなっていれば、「今、呼び出してんな」と思えるが、完全な無音なので、不安になる。これは、ケータイ相手だからかもしれないが。

iPodは旧ウォークマン世代の夢を見るか

 実際に使われている台数ベースではMDは当分首位を保つが、カセットプレーヤーがそうだったように静かにフェードアウトしていくだろう。

 しかも、その大半がiPodへの移行というのが現在の図式だ。電車に載ってiPodユーザーを見ない日はない。これが、地滑り的な現象であることはユーザー層を見れば分かる。俺よりも上の世代、ウォークマン発売時に20前後だったであろう年代や、「パソコンは仕事で使ってるけど、ワードとExcelくらいしか使わない。家ではインターネットで楽天とか見るくらい」といった御局世代のOL風。つまり、MP3もACCもoggも知らないような、ヲタではない人々がiPodの需要を支えているのだ。

 これは、これまでのHDDプレーヤーやMP3プレーヤーがなし得なかったことだ。そして、これは、単にiPodの売れ行きだけにとどまらない。

 「学生時代は良く音楽を聴いたけど最近機会がなくて」という、社会人を音楽市場に引き戻したのかもしれない。俺が、前から書いているように(俺自身その世代だから良く分かる)、仕事に生活の大半の時間を使い、家へ帰っても自分の時間などほとんどない大半のリーマンはゆっくり音楽を聴く時間ははない。かといって、CDをMDに落とす時間もないし、MDを管理・保管する場所も時間もない。

 ところが、iPodなら一挙に解決してくれる。音源については個人差があるだろうが(俺の場合は大好きなディスクの大半がビニール板だった)、俺のような特殊ケースを除けば、お気に入りのCDを買うことは大きな障害ではないだろう。タイトルによっては借りるという手もある。そして、iTuneに取り込んでしまえば(ほとんどのユーザーはオートロードで自動的にエンコードが始まり排出されるだろう)、後は聴くだけだ。

 なつかしの音楽を通勤途中で聴けるのは楽しい。これが引き金となって、次々音源を買っている人もいるはずだ。俺はまだiPodを持っていないが、CD-RWを手に入れた時にこれが起こった。制限するのではなく、開放することで需要は増えるのだ。原価のかかるものならともかく、ソフトは売れれば売れるほど固定費比率は下がっていくのだ。

HDD/シリコンオーディオの販売数量シェアがMDを超える

HDD/シリコンオーディオの販売数量シェアがMDを超える
†GfK調査。1月の最終週にシェア約40%を達成

くっだらない会議はコストだと意識すべき

 出る必要の無い会議に出席した。「xxさん(他部署の部長)が出席をするようにと言って来ている。前の打ち合わせ(俺が出た)には無かったこともあるから」と言ってきたから。

 出てみたら、予想通り。なんら俺に関係の無い話ばかり。しかも、俺が何らかの意見をさしはさむべき内容でもない。はっきりいって、どうでもいい内容。結果だけちゃんとした資料にまとめてもってくればいいだけのこと。しかも、わざわざ、関係の無い工場の担当者まで呼んで、電子会議。電子会議をしたかっただけじゃね?くっだらねえ。

 だいたい、会議なんて、必要最小限の人間で、利害関係を調整すればいいのであって、それをどうするかに直接関係の無い関係者(その結果がどう転んでも仕事に影響の無い俺のような立場の人間)をたち合わせることに意味が無い。むしろ、会議コストを上げるだけ。意見を求められたって答えようが無い。「どっちでもいいすよ」としか言いようが無いのだ。どっちに転んでも俺の仕事が増えるだけだし、それでどこかにしわ寄せが行ったら、ちょうちん持ちに責任を取ってもらうからね。

 一番後ろに座ってprismでhardballをして過ごした。おかげでこれまで進んだことが無い面まで進めた。prismはボタンが渋くなっているので、指が痛くなったがな・・・

使い捨てDVD失敗か

 開発されたときに話題になった使い捨てメディアを使用したDVDがいつの間にか終わっていた。日本には導入されなかったので、始まったことすら知らないうちに終わっていた。

 時間制限付のライセンスと考えれば理にかなっているが、価格とメリットのバランスが悪すぎたようだ。物理的なディスクを流通させるのにかかるコストは従来と同様なのだから、オンライン販売のような低価格化は難しい。

Wired News – ディズニー、使い捨てDVDの販売を中止 – : Hotwired

米ウォルト・ディズニー社は、48時間で映らなくなるDVDを使った映画の販売を中止した。しかし、この技術が消えてなくなるわけではない。

 設定時間を過ぎるとDVDが読み取り不能になる技術は、米フレックスプレー・テクノロジーズ社が開発したもの。昨年10月に同社を買収した、米コンベックス・グループ社(ジョージア州アトランタ)は、今後もこの『フレックスプレー』フォーマットを使ったコンテンツの販売を計画している。

“試される大地”の由来

 先日、夕張メロンキャラメルについて書いたエントリにトラックバックいただいた。”試される大地”の由来が分かった。そして、これがキャラメルだけではなく、北海道統一キャンペーンのキャッチフレーズだったとは。

 半分冗談だったが、本当にそんなに重いメッセージだったとは・・・かみ締めて食べたいと思ったが、もうない。

 ところで、coldzone144さんが飲まれたテトラパックのコーヒー牛乳はおいしそう。きっと、カフェオレとは別の飲み物に違いない。

足して2で割ったような

いや品名が凄いですね。”試される大地”って。由来を調べてもその強烈さは変わらず。北海道経済を盛り返すためのキャッチフレーズなんだそうですが、未開の地に新たなる可能性を求める臭がすごい。もちろんその背景には重苦しい過去があるぜ臭も。アグレッシヴ過ぎやしねーか、これ。

またもや、やってもうた。

 土曜日の夜中に、無線LANの電波を見ていたら、隣のチャネルに通信が立ち上がっていた。相手の強度は45%だったので、影響はないと思うが、せっかくあるチャネル設定なので切り換えてみた。そして、そのままにしていた。

 そう、それっきりdyndnsに設定したIPアドレスと整合性が取れなくなって、見えなくなっていたらしい。内側からは全然問題がないので、全くわからなかった。

 このドメインへのアクセスが、他のeoユーザーのルーターに行っているはずだ。その人がサーバーを立ててないことを祈るのみだ。今、IPアドレスでアクセスしてみたら、何の返事もなかった。どこにも使われていないのか、ルーターではじかれたかだろう。とりあえず、実害がなくて良かった。

 Yahoo!BBの場合は、ログインという概念が存在しないので、よほどのことがない限りIPアドレスは変わらないし、変える必要もない。eoのようねPPPoEを使っているISPではセッションを開始するたびにISPと相談してグローバルIPの割当を受ける。このため、PPPoEセッションが切れるたびに更新が行われるのだろう。

 eoのように回線とISPとがセットになっている場合、PPPoEを使う必要性は感じないし、わずかだがオーバーヘッドの分遅くなる。マシンによってはソフトを入れなければならなかったりもするはずだ。にもかかわらず採用しているのは、マルチセッションで他のISPとの接続が可能になるからだろうか。

 WR7800Hのアップデータが出ていた。そういうと、LANカードをつないでボタンを押すだけでできるという「らくらく無線スタート」で、何回か失敗したことを思い出した。「ボタンから手を離すタイミングが悪いのか」とやり直したら3〜4回目に成功したのだった。こんなのには慣れているので何も感じなかったが、これに頼っている人には重大だろう。しかし、ダウンロードサイトを定期的にチェックしているようなヲタならともかく、これを必要とするような人には届かないだろう。せめて、ユーザー登録にメールアドレスを書いたような人には告知メールを送って欲しい。

 良く考えたら、ユーザー登録してなかったよ。だから、告知があるかないかは分からなかった。