どうなん?サムスン、「iCloud」対抗クラウドストレージサービスを発表か – CNET Japan

 「対抗」というより「追随」だろう。どちらも自社の端末向けのサービスだから競合するサービスという表現はあたらないだろう。競合するのは、Dropbox とか Skydrive といったサービスとだろう。だが、iCloud も S-Cloud も元々無料のサービスなので、それらとも競合はしていないのかもしれない。このサービスの導入で影響を被るのは自前でクラウドサービスを持てない Android メーカーだろう。同じ OS で同じアプリが動く端末で要素技術もほぼ同じものを扱ってる競業他社との差別化はできる。

 が、ここには「iCloud と同様にクラウドにコンテンツを送信して複数の端末で同期できる」とあるが、iPhone には iPad や Macbook、iMac があるが、Samsung にはこれに対抗できるラインナップは無いだろう。何より、Samsung は OS を持っていない組立屋だ。だから、モバイルからデスクトップまでをシームレスに扱える環境を完結させることができない。そもそも、android のタブレットに同期したいようなものなどないだろうww

 本質的な違いは、iTunes を持っているかどうかだ。Apple がコンテンツまでをシームレスに扱えるのに比較して、Android 組立屋ができないことは多い。ビジネスモデルとして対抗できるのは Amazon と Google だけだろう。

サムスン、「iCloud」対抗クラウドストレージサービスを発表か – CNET Japan

 新たな報道によると、サムスンは英国時間5月3日の「GALAXY S III」発表でAppleに照準を定めているが、それだけでなく、「iCloud」に対抗するサービスを用意しているかもしれないという。

 韓国の毎日経済新聞は米国時間4月20日、サムスンの「強化計画」に関する情報を入手したとして、英国時間5月3日にロンドンで開催されるイベントにおいて、サムスンがiCloudと競合する「S-Cloud」を発表すると報じている(Google翻訳による英語版)。S-Cloudは、iCloudと同様に、クラウドにコンテンツを送信して複数の端末で同期できるが、毎日経済新聞によると、S-Cloudはアップロードできるコンテンツの種類に制限がないという。

 サムスンは先ごろ、5月3日に特別イベントを開催すると発表した。このイベントについては、同社がGALAXY S IIIを披露すると予想されている。GALAXY S IIIに関してはこれまで多くの噂が飛び交っており、クアッドコアプロセッサの搭載から洗練されたデザインコンセプトに至るまで、さまざまな可能性が論じられてきた。同端末をめぐる興奮はひしひしと感じられる。

 毎日経済新聞は、S-Cloudのサービス開始時期に触れていないが、世界展開が順調に進むようにサムスンがMicrosoftと提携した可能性があると報じている。

 サムスンにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。

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