どこかで見た未来 / Windows 7 タブレット

 何を考えてこんなものを売ろうと思ったのか全く理解出来ない。ASUS は Android タブレットも ultrabook のノート PC も出しているのに。

 更に、PCよりはるかに安いのならともかく、これから主流を目指す ultrabook というフォームファクターのPCと大差ない価格だ。さらに、タブレットなのに、1.1kg もの重量があるタブレットを持ち運ぶ人間がいるんだろうか。そのくせバッテリー駆動時間は最長約3.8時間とHDD搭載ノートCPより短いくらいだ

 根本的な間違いは、PCと同じ OS をそのままタブレットに載せようとしていることだ。タブレットにはタブレットの UI が要る。画面の物理的大きさやデフォルトの持ち方によって変える必要があるくらいだ。(iOS は統一されているので関係ないが)

 残念ながら、多くの日本メーカーブランドのタブレット同様、発売後はほとんど話題にならずに消える運命だろう。でも、こういうチャレンジは大好きなので、記憶に留めたい。

Asus Eee Slate B121 国内発表、Core i5搭載&ペン対応の12型 Windows 7 タブレット – Engadget Japanese

ASUS windows tabletASUS が Windows 7 タブレット Eee Slate B121 を国内で一般向けに販売します。基本仕様は 12.1型 1280 x 800 FFS液晶、Core i5 470UMプロセッサ (CPU統合グラフィック)、4GB DDR3-1066 RAM (SO-DIMMスロット x1)、 64GB SSDなど。Core i5 でフル Windows 7 Home Premium (32bit) が動く点、静電容量式のタッチスクリーンと電磁誘導式のスタイラスペンに両対応する点が特徴です。

そのほかの仕様は USB 2.0 x 2、ミニHDMI 出力、SDXC対応SDスロット、200万画素ウェブカメラ、内蔵ステレオスピーカーにマイクなど。無線は 802.11b/g/n WiFi および Bluetooth 3.0 + HS。本体の厚さは16mm、重量は12.1型画面のWindows PC としては軽い部類の1.1kg ながら、バッテリー駆動時間は最長約3.8時間。

国内では4月上旬から、メーカー希望小売価格 9万9800円で発売予定。専用のフォリオケースとペンも付属します。昨年10月発売に発売された法人向けの Windows 7 Professionalモデルから4万円ほど安くなりました。電磁誘導スタイラスとフルWindowsタブレットが欲しい用途はもちろん、Windows 8 をインストールしてタッチ操作を試すにも良さそうです。ただしMetro の Snap (2アプリ横並べUI) は横1366pxから。

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