ワクチン接種が明らかにすること


 福知山の接種券配付スケジュール。年齢別に時間差を設けているのは正解だろう。早い者勝ちで多くの人に送ってサーバーがダウンするなんて愚の骨頂だ。予約を希望してくる人数をコントロールできるんだから、優先順位の高い順に捌ける範囲内で送付すればいいだけのことだ。



 ワクチン接種にキャンセルが出るのは仕方がない。体調が万全でなければ危険になりかねないのが予防接種なんだから。しかも、今は高齢者から始めているのだから、キャンセル者がある程度の数いるのは前提として考えておかなくてはならない。そして、ワクチンを無駄にしないための手段も用意すべきだ。そういう意味でこの福知山のキャンセル待ち登録は正解だと思う。

 しかし、一つ残念なことがある。それは、登録できるのが接種券を持っている人に限定されていることだ。キャンセル待ちは制限を加える必要はないだろう。キャンセルが出たときに連絡する順番は市役所か保健所かで決めたらいいんだから、キャンセル待ちを早いものにするひつはない。キャンセル待ちのプールの中から接種券を持っている人を選んで連絡し、都合がつかなければ継ぎの接種券を持っている人と順に接種券を持っているに連絡して、それでも余るようなら接種券を持っていない人のうちで優先順位を着けて連絡すればいいんだから。

 後、できれば、医療従事者ではなくても感染者と接触しやすい立場の人、高齢者施設の職員、救急隊員とか教員、警察官、駅員、バス・タクシーの運転手といった人もとりあえずキャンセル待ち行列に入れておいたらいいと思う。



 こういうときには色々と面白い物が見られてウォッチャーとしては楽しい。「発送期間」の欄に「行っておく必要があるとされています。」って、アホとしか言いようがない。「決まっておりません」ではダメだったんだろうか。担当者の苦労が偲ばれる。

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