2年前から気になっていた on running shoes の cloud を買った。
手にとって
- クッションシューズとしては軽い方(203g 25.5cm)だが、BEACON(184g 25.5cm) ほどではない。
- 仕上げは丁寧で素材に高級感がある。肌触りのいい素材が使われているが通気性は高くない。
- ヒール周りはしっかりしていて、パッドに包まれている。
- ゴム紐がデフォルト(替え紐付属)。
ソール
このソールが on の真骨頂。
プラスチックのベースに2列のミッドフォームが貼り付けられている。ちくわは独立しているわけではなく、ベースとなる部分から一体で成形されている。ちくわの空間が完全に潰れてもベース部分とちくわ部のフォーム素材が通常のシューズのミッドフォームの役割を続ける。なので、接地した瞬間とちくわが潰れきったときとでは抵抗力は違っているはずだ。バイクや自動車のサスペンションでいうところのプログレッシブ特性に近いものが得られる構造だ。
ちくわは場所によって剛性が違う。ちくわの形そのものと黒いゴムのパーツの厚みとで体重がかかったときの抵抗力が違っている。このゴムは、横から見たより深くまで達している。かかと分などは暑くて大きなゴムが使われていて、指で押したくらいでは凹まない。
黒いゴムはアウトソールとして路面との摩擦を高めたり耐久性を高めたりするだけでなく、クッションの強弱もコントロールしている。ヒールのちくわは指で押さえたくらいではびくともしない。
cloud の性格のためか、前足部の剛性は低い。New Balance VAZEE Rush より柔らかいくらいだ。
履いてみて
- ズームフライ(1)と同じくらいの幅。
- ヒールカップが深くてくるぶしに接触する。
- 履いた感じは NIKE STREAK 6 に近い。
- ゴム紐は長く設定してあって、そのままだと緩かった
走ってみて
- 乾いた舗装路のグリップ感は高い。
雨の日も走ったが無問題だった。濡れた路面でも舗装路は問題はないが、グレーチングや落ち葉ではすごく滑る。 - ライド感は普通。着地位置が正しければそれなりにスピードに乗れる。ニューバランスの Fresh form シリーズとよく似たニュートラルランニングシューズだと思う。
- フワフワ感はない。
ポッドキャスト:
音楽:
- 超回復 by ザナチュラルキラーズ
- OP:Let’s3 カワサキヤスヒロ
- ED:てぃんさぐぬ花 by 非常勤 from podcast 女子馴れ。この番組のためにレコーディングされた超貴重音源です。非常勤さんはなんであのとき放送局のライロジにも出演されています。Youtube で出演回を聴く。「予備校生さんが女囚に癒やされている回」では「てぃんさぐぬ花」の収録について語られています。
ご注意:番組で使っている音源はモノラルでかなり強く圧縮をかけています。本来の音質ではありませんので、ここで聴いたもので音質をご判断いただかないようお願いします。
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