実家の近くに東光院という寺があって、あじさい風鈴まつりというのをやっているというので行ってきた。
あじさいは散っていてほとんど残っていなかったが、風鈴まつりはやっていた。
風が吹くとガラス風鈴の涼し気な音が響く(しかし、実際には暑くて汗だくww)
ここは、坂本龍馬夫妻の仲人をした坊さんと縁があるということで縁結びを推していた。そういえば、京都市中京区には二人がデートしたというでかい木がある神社があった(名前忘れた)。社寺の乗っかって行こう精神には見習うべきものがある。
便乗商法みたいで違和感があるかもしれないが、よく考えたら仏教なんかは外来のハイカラ宗教で、信者を増やすために他の宗教がやったようなことは一通りやってきている。極彩色の寺院や偶像崇拝、世界観の創作(天上や地獄。特に地獄の概念は他のメジャー宗教でも大きな役割を果たしている)、音楽。意味もわからないのに唱えられているサンスクリット語のお経なんか典型だ。中身もわからずにオリジナルの言語をそのままカタカナで取り入れてしまう貪欲さは千年以上前からやっているのだから。
仏教は平安時代には時代の最先端の海外文化だったし、当時の人にとって一つのエンタメだったはずだ。だから、今、エンタメを取り入れるのは当然だろう。この貪欲さがあるから千年以上も続いてこられたのだから。