買った頃から(といっても買ったのは娘だが)、CPUの割に遅いなぁと思っていた。2.5インチのHDDがネックになってそうなのは、ブートやアプリの起動に時間がかかることから予想はされていた。それでも、本人(娘)がそれほど気にしていなかったので放置していた。SSDも高かったし。
年末の Amazon のセールで1TBのSSDが1万6千円くらいになっていたのを見つけたときに、試してみたくなった。年末年始の休みに換装できるし。
で、今日(2019年1月1日)、換装を実行した。
詳細な手順は「MacBook Pro 2012midモデルをSSDに換装したらめちゃくちゃ快適なMacになりました」を参考に。これまでにHDDを換装した中で一番簡単だったかも。気を使うのは背面パネルを止めてる10本のネジ。小さいので潰さないように十分に注意しなければならない。内部のレールとHDD固定用のネジは工具さえ合っていれば失敗しないだろう。
電源を入れたらコマンド+Rでネットリカバリーモードで起動。Wi-Fiの設定を入れたらインストールオプションでTimeMachineから復元を選ぶだけ。
今回は、なぜか一回目に失敗して再起動する必要があったが、再起動後はスムーズに復元できた。2時間くらい放置しておいて、再起動音がしたら完成。いつもどおりTimeMachineの復元は優秀。
再起動後に少し試してみただけだが、快適この上ない。重いアプリの起動時間がかなり短縮された。iMac 2013-27インチでも30秒以上かかる iTunes が数秒で起動するのは感動だ。また、意外にブラウザの反応も良くなった。ネットワークのスピードがネックになっているのかと思っていたが、ストレージの速度も関係していたらしい。
こうなると iMac 2013-27 も SSD か Fusion dive にしたくなった。しかし、iMac 2013 のドライブ交換は難易度が高い。その前に使っていた 2007−20 は自分で交換できたが 2013 は交換できる気がしない。それ以前に、使用頻度が低いからリスクを犯してまでやる必要もないかなと思ってしまう。
抜いたHDDはHGSTだった。昔は高品質の代名詞だったが今は Western Digital 資本の一ブランドだ。2.5インチで5400rpmのドライブなので速度は期待できない。というか、これが速ければ換装する必要は無かったのだから。でも、捨てるのももったいないので社宅のデスクトップのストレージに使うつもり。今入ってるのが 240GB と 300GB の 5400rpm なので、750GB のこれのほうが理論的には速いはずだが(密度が高いので一回転あたりに書き込まれているデータが多いので)、省電力に作られてるので、アクチュエーターの移動速度は遅いかもしれない。またバッファーの容量もどうか分からない。速度が十分なら起動ドライブにしてもいいんだが・・・
復元中 物理的換装は完了 HDDについていた固定用ビスを取り付ける 交換するSSD 固定レールを外し、ケーブルを抜いたところ 裏ぶたを外したところ