津山加茂郷フルマラソン反省会

ログ

津山加茂郷マラソンログ
STRAVA のログ。水色がペース、紫がGAP

 STRAVAのグラフを見るとランニングのパフォーマンスが良く分かる。水色のペースは上りと下りで違うがGAPはほぼ一定、というか後半少し下がっている分かる。ところどころ現れる小さくて急な上りをペースを変えずに走るとGAPが跳ね上がる。こういうところを無理せず、地形に合わせてスピード調節できれば本来の意味での「イーブンペース」となり、後半でたれること無く走り切れるのかもしれない。

 40㎞手前の直角に見えるような二つの上りが効いて、実ペースもGAPも落ちてしまった。最後に飛び上がっているのはグランドの平地一周だ。

津山加茂郷マラソン
GARMIN ランニング・ダイナミックス
 GARMINのランニングダイナミクス。斜度でストライドが決まっているのが良く分かる。折り返し後も徐々に短くなっているのは斜度が緩くなっているから。ハーフなら1%の下りなら1mくらいのストライドになるが、今回は95cmくらいが限界だった。
 
 GAPの平均ペースが5分45秒なので、坂を勘案しても4時間切りはならずだった。でも、自分の今の実力を出し切れたと思う。補給で止まったり歩いたりはしたが、痛みや苦しみで歩くことはなく最後まで走り通せたのは自分の中では大きい。

 天気が心配で少し肌寒くて手袋をしなかったことが悔やまれたが、マラソン的にはちょうどいい気候だったかもしれない。この時期に晴天だと気温が同じでも日射でやられる可能性は高い。

補給

 給水ポイントの1㎞ 手前に看板があり水とスポーツドリンクが用意されていた。私設か公式か分からないくらい充実したエイドがあった。一口大のおにぎりと梅干しは美味しかった。今回はバナナも食べた。このルートは折り返しから36kmまで下り基調で心拍が下がったので風が吹くと寒かった。なので、暖かいお茶とお好み焼きはほんとに美味しかった。後半はジェルを食べずにエイドの食品食べ歩きみたいになった。走行中に食べるバナナやおにぎりが走っている最中に消化されてエネルギーになっているかは分からないが、気分転換になった。

 そのおかげか、今回はどこもつらずにゴールできた。ゴールしてから着替える時につって靴下やタイツを脱ぐのに苦労するというのが福知山マラソンでは恒例だったが、今回は無かった。バナナと梅干しって効くんかな。即効性があるものでもないだろうが・・・

 相変わらず走りながら水を飲むことはできない。それより、歩いてでも落ち着いて飲んだほうが自分はいいような気がする。走りながら自分のペースで飲めるように持って走るというのとどちらがいいかは分からない。いつでも飲めると思っていると逆に飲まなかったりもする。給水に依存していると、「ここで飲んどかんと」と思うからたいしてのどが渇いて無くても飲むように心がけるが、そのほうが結果的にいいのかもしれない。この辺はもっとフルの経験を積まないと結論は出せない。

 ゴール後に屋台が何軒か出ていて美味しそうだった。自分は寒かったので一刻も早く車に戻って暖を取りたかったのでパスしたが。車での移動だったので、着替えた後の服装がけっこう薄着だったのが敗因だった。車だから少々荷物になっても困らないのだから暖かすぎるくらいが良かったようだ。

運営

 満点を差し上げたい。参加人数が少ない(フルが1,600名くらい)こともあるだろうが、トイレ(大)以外で待つことは無かった。

 今回は公道を封鎖せずに行われていた。なので、歩道のあるところは歩道を走り、それ以外の場所では指示に従って道路の端を走った。幹線道路を横切る所が何箇所かあったが、信号を点滅にし、警察官が車を止めてランナー優先で通してくれた。待っている自動車から窓を開けて子供が応援してくれたり、地元の方の理解に支えられていることが分かった。あんなことは都会では絶対にできない。

 後、踏切も片道2回渡ったが、自分が通過するときには踏切待ちは無かった。1両編成の列車(矛盾してるねw)が通ってるのを見たから、タイミングによっては踏切待ちに出くわしたかもしれない。それも面白いかもしれない^^

 お願いしたいのは、申告タイム順の整列。前半は人口密度が高く走力順シャフルがかかりにくい。細い道では一番遅い人のペースになってしまう。ブロック分けまでは面倒としても、プラカードで目安となる目標タイムを掲示しておけば自然に遅い人は後ろに行くだろうし、速い人は前に集まるだろう。そして、「選手は目標タイムのプラカードに近い場所に移動してください」と集合を促す館内放送の時に付け加えるだけでいいだろう。

 今は、特に指定がないので、早く着いた人は前の人の後ろに並ぶしかない。仮に5時間くらいが目標な人が早く来てもどの辺にいたらいいのか分からないのでそうするしかない。速い人があとから来た場合も、人を押し分けて前の方に割り込むのは難しいしそんな厚かましい人はいなかった。実際、「なんでこんな速い人が後ろから来るの?」と思うような人に抜かれることはほぼ折り返し付近まであった。あの地点であのスピードであの余裕で走れる人ならもっともっと前でスタートすべきだったはずだ。

 後、出来ればだが、ネットタイムの計測も取り入れて欲しい。自分がいたのは全体の7割くらいの地点だと思うが、号砲があってからも動き出すのにタイムラグが有り、それ以降も早足で歩くという感じだった。なぜスタート時に読取機の上を通らせないのか分からない。ゴール前にグランドを一周するイベントを取り入れたいとしても、複数回通ることはないのだから、スタート時に内側のレーンを使ってスタートし、ゴール時には外周を回って一周後に内側のレーンでゴールすればいいだけの話なのに・・・

ウェア

 2XU のコンプレッション上下にサンキューエイトビートTシャツ。いつもの度入りアイウエア。速乾キャップ。

 今回、これまでと違ったのはウエストバッグ。ボトルを持たないので、伸縮性の高いベルトみたいなものにしてみた。Aliexpress で 200円位で買ったものだ。買ってすぐに二つあるファスナーのうちの一つが壊れたので放置していたものだ。iPhoneをファスナーが壊れてない方に入れ、ファスナーが壊れている方にジェルを入れたのだった。ジェルなら最悪落としても大してダメージはないから。

 これが案外快適だった。最初収まりが悪かったが、回してみたり高さを変えたりしてたら良くなった。ジェルが減るとさらに楽になり、中盤以降は全然気にならなくなった。

 ボトルを持たなくていいならこれで十分かもしれない。もっとちゃんとしたやつを買ってもいいかもしれない。

シューズ

 今回は New Balance fresh form LAZR で走った。特に不満はなかったが、前にも書いたように左の紐を締めすぎていて甲が痛くなった。それ以外には靴に起因するトラブルはなかった。

 右の靴ずれは、靴にテープを張っておいたこととテーピングのテープがアキレス腱付近に三重になっていたこととのために全く心配はなかった。

 今見たら、例によって右のかかと外側が削れていた。後半で姿勢が悪くなったときにこすったものだろう。しかし、もかかとが痛くなったりはしなかったし、引っかかるような感じもなく、快適だった。

 今年の大会ではNIKEのズームフライとエピックを履いた人が沢山いるだろうと思っていたが、ズームフライを一人見ただけでエピックは皆無だった。自分のと同じ LAZR や Adidas sub2 もいなかった。on は数人、Newtonは一人だけだった。ワラーチを履いた人も数名見かけたが裸足はいなかった。全体的な印象として Asics を履いた人の割合が多かった。こんなに Asics の割合が高い大会は初めてだと思う。全て自分の印象でしかないが。

(ヽ´ω`)

 体育館が選手待合というか荷物置き場というかになっていて、思い思いにシートを敷いて場所取りをしている。これは普通の風景だが、自分がシートを敷いたのはたまたま出入り口の近くだった。で、自分のシートの横が通路のようになっていた。

 その対岸というか、通路の向こう側に集団で来ている人がいて、地元の人なのか次々に人がそこに訪れて明らかに通路になっているところに立ち止まって話をして荷物を置き出した。そして、流れがせき止められてこちらにあふれるようになった。

 その人達は全然それに頓着せずに、自分がじゃまになって人が立ち止まっているのに知らん顔で談笑していた。

 こういうのが嫌い。だからランニングチームとかに入れない。ま、NKランニングチームには属しているがwww

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