大阪30K 2018 冬 低温と風でボロボロ・・・  2:51:25

 気温が低い上に風が強くて消耗した。

 まず、バスがいつも通り20分遅れた。拭きっさらしの国道沿いで20分もじっとしていたのでこの時点で冷え切った。バスは少し肌寒い程度ではあったが快適だった。新大阪に付いたは予定到着時刻に近い9時半だった。しかし、冬大会は秋大会よりスタートが30分遅い。なので、このまま行ったら河川敷で1時間半以上待たなければならない。そこで、地下鉄御堂筋線の新大阪駅の待合所で30分くらい時間調整をした。ここが意外に寒かった。こんな寒い所で待ってたのでは意味が無いと思って電車に乗り隣の西中島南方駅まで行って、ホームの待合室で時間調整をした。ここは密閉されていて弱いが暖房もあったので少し回復した。10時半までここにいて、徒歩で会場に向かった。

 会場は予想通りの気温だった。おそらく3度くらい。しかし、風が強いのでものすごく寒く感じた。ウェアになると寒いので11時過ぎまでウェアにならずにいた(ウェアは下に着ていた)。グズグズとウェアになって荷物を預け、スタート地点へ向かったのが11時15分くらい。スタート3分くらい前に上に着ていたポンチョ(福知山マラソンで配られたゴミ袋状のやつ)を脱いで純利終了。今回は、ウェーブスタートの第一集団でスタートラインから10mくらいに場所を取れた。

 同じような作戦の人は他にもいて、4時間30分のペースメーカーを完全に無視して6分を切るペースで10名~15名くらいが走り出したので、その後ろについた。前の集団は自分より早いくらいで5分前半で走っていくし後ろはペースメーカーが壁を作っているので真空地帯を走るようだった。今日は全く集団に阻まれることなく最後まで走れたので、今日の記録は今の自分の限界を表している。

 コースは前回と同じで片道5Kmの河川敷を3往復するというものだ。ゆるいが、川下から川上に向かって走るので基調としては往路は上り、復路は下りだ。しかし、体感できるほどの坂は数カ所だけだ。地図を見ればわかるが、ルートは南西から南東に向かっている。ここに今日は南西から南東に向かって風が吹いた。それも、最初から最後まで全く無風状態が無かった。今回のハイライトがこの風だった。往路では追い風なので風を感じることはなく、熱を持っていかれないので暑いくらいなのに、復路になると向かい風に熱を奪われて冷える。しかも、風上に向かって走るのは上り坂を走るのと同じような抵抗があった。

 ここで、一人旅の厳しさを味わうことになった。自転車と一緒で集団で走ればわずかでも風よけを得られるのに、全く何の障害物のない河川敷を渡ってくる冷たい風を全身で受けて走らなければならなかった。これは、最初に折り返したときに初めて分かった。「こんなキツイの?」と思ったくらいだった。1%か2%くらいの上り坂を上らされるようだった。しかも、道路自体は平坦かわずかな下りだから、どんなフォームで走ればいいのかよく分からずに低いフォームになってしまった。しかも、コースには何箇所も橋があり、その中で一つ太い橋脚のある大きな橋があり、そこは整風効果があるらしく、流速が速くなっていて段差を登るような感じで重心を前に持っていかなければならないほどだった。

 それ以降は往路で回復して復路に消耗するの繰り返しだった。3回目の復路(25kmからゴールまで)では完全に消耗していてゴールが遠かった。ペースも6分以上かかっていた。20kmくらいから右のシューズに石が入ったようでうっとうしかった。支障をきたすほど大きな石ではないし、かじかんだ手ではシューズの脱着に時間がかかるだろうから、そのまま走った。が、ゴール後靴下と靴を履き替えても変わらなかった。家に着いて靴下を脱いでも違和感があった。よく見たら豆ができかかっていた。ランニングで豆ができたのは初めてだが、Japan boost が合ってないんかな・・・

 ヘトヘトでゴールしたが、自分でチップを外すにも手がかじかんでいてはずせず、係の人に取ってもらわなければならなかった。すぐに荷物を受け取り更衣室のテントに入ったが、期待とは裏腹に外と同じ気温で、隙間風がビュービューと吹き込んでいた。ここで裸足にならなければならなくて辛かった。ウェアを着替え着た時の服装になって初めて少し人心地がついた。外に出て、ミニカップヌードルをもらって暖を取ろうと思ったが、3分待っている間になまぬるくなっていた。それでも美味しかったけどね^^

 スタートが30分遅いので、帰りのバスまでの時間的余裕が30分少ない。なので、すぐにコースを後にして御堂筋線に乗った。なんばのOCATからバスに乗って帰った。仮のバスは暖かくて、途中で30分くらい眠れた。バス停に着いたら雪だった。気温が低い雪なので濡れなかったのでそれほど冷えずに社宅に付いた。お疲れさま。

 Runners update でタイムを確認したら2時間51分25秒だった。前回より10分くらい短縮しているが、前回はウェーブスタートの3波目の後ろの方からスタートして、6分30秒の人混みを3つも越して、最後の5kmでペースアップしてのタイムだったからパフォーマンス的にどっちが上かは分からない。今回のほうがしんどかったのは間違いないが、スタート前後の寒さによるもののような気もする・・・

 ゴール後GARMINのストップボタンを押すのを忘れていたので、実際の時間より少し長い。

「大阪30K 2018 冬 低温と風でボロボロ・・・  2:51:25」への2件のフィードバック

  1. ナイスランです!
    おつかれさまでした^ ^
    30kシリーズ、イイですね^ ^
    千葉は3kmの周回コースを10周でした。フルマラソン3時間、3時間30分、4時間、4時間30分のペースメーカーが居て、同時スタートだったので、速い集団に何度も周回遅れにされました。
    でも、速い人たちの走り方をみて、凄く勉強になりました^ ^

    1. ありがとうございます。大阪では4時間以上は9時半スタートで11時半スタート組は4時間半と5時間のペースメーカーだけでした。4時間半の組の一組目でスタートだったので歩いているような人を抜いたり、後ろの組からスタートした速い人(といっても5分半くらい)に10人くらいに抜かれただけでした。
      こっちの一周目に9時半スタートのランナーが帰ってくるのとすれ違いましたが、上位の人は薄着なのに汗を掻いていてビビりましたwww

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