2年連続天候に祟られた。去年は朝から雨だった。途中も弱く雨が降った。今年は朝は青空が見えるくらいで気温も10度以上あって温かいくらいだった。しかし、途中から雨が降ったり止んだりを繰り返し、水たまりができるくらいだった。水たまりはずっと残っていて、足がふやけそうになるし冷たくて感覚がなくなるしで辛かった。
Gブロックからスタートしたので周囲のペースがそれなりで去年ほどのストレスはなかった。が、目指す5分30秒での巡航は全く無理で、5分後半でもすり抜けなければならなかった。FとかEのゼッケンを付けてるのに6分ペースの人に前方を阻まれっぱなしだった。10km地点で1時間6分だったのを見て、「こら4時間切りは無理だなと諦めた」(この時点では後半に起こることは全く予想できていなかった)。
20kmくらいまでに雨に降られ、途中で止まってランニングベストの背中ポケットからポンチョと手袋を出そうとした。が、手がかじかんでベストの留め具を外せない。かなり悪戦苦闘した後でやっとポンチョを着て手袋をして再スタートしたが、ここで数分を失った。この地点ですでにシューズは浸水し靴下はジュクジュクになっていた。
折り返しまでに4時間のペースメーカーに抜かれた。追おうか考えたが怖くてペースを上げられなかった。普段練習しているペースだが、すでに調子が悪かったのだ。足の痛みは無かったが、先日の飲み会で凝った腸腰筋がだるかった。
25kmで折り返してすぐに左のハムストリングスがつった。ガクッと力が入らなくなってバランスを崩してしまった。近くに人がいなかったので当たらなかったが、恐怖を感じて立ち止まった。しかし、ハムストリングスは屈伸もも難しい。歩いて様子を見、走り出した。ガクッとペースが落ち6分が精一杯だった。そして、そこから30kmまでの間に何回か歩きを入れなければならなかった。30kmを3時間10分くらいで通過したと思うが、そこからが長かった。
途中、きれいな虹が出いていたが、手がかじかんでiPhoneを取り出せなかった。無理して取り出したら落としそうな気がしたので諦めた。今日は、降ったり止んだり晴れたりを繰り返したので、2回きれいなくっきりとした虹がかかった。それも、一回は二重だったと思う。
そこからは徒歩とランを交互に繰り返すという状態でどんどん歩く時間が長くなっていった。平均すると8分くらいのペースだ。去年より遅いやん(;_;)
ちょっとした上りでも走ろうとするとハムストリングスがケイレンする。なので、最後の上りはほとんど徒歩。30kmからは、自分が前半で抜きまくった6分30秒ペースの人に抜かれまくって情けなかった。30km走のときにあんなに遅く見えたのに・・・結局イーブンペースが一番強いのだ。自分はあの人達より遅いのだ。30kmで勝ててもフルマラソンで勝てないのでは意味がない(もちろん、人との勝負事ではない。そのペースで走る自分との勝負という意味だ)。
帰ってくる途中で生姜湯を頂いて身体を暖めた。感謝。その後、着替えた後でも手が冷たくて感覚が戻らないのでホットコーヒーを飲んで帰った。ホントはうどんとか焼きそばを食べたかったが、並んでいたので諦めた。家に帰ればすぐに食べられるしね。
不完全燃焼で終わったのでそれほど疲れていない。疲れるほど走っていないからだ。
ありがとうございます!
走ってる最中にハムストリングスがつったのは初めてで、全く対応できませんでした。つらないためにどうするかとつったときにどうするかは本気で学習する必要がありそうです。普段の練習でつることはないから難しいですが・・・
ナイスランです!フルマラソンお疲れ様でした。
好走と撃沈は紙一重ですよね。今回の撃沈はきっと次回の好走に繋がるものであると信じて走り続けるしかないですよね。僕も頑張ります!