エレコムの保護シートを購入。これにしたのは値段が安かったこと。
マットと光沢とが選べたが、でかい画面に不細工が表示されるというバグを解消するにはマットの保護シートを張って液晶の神の怒りを鎮めるしかないという言い伝えに従ってマットにした。スマートフォンにはマットを使う気にはならないがタブレットはマットのほうがいいというのが結論。
保護シートに良くついている、貼る前にゴミをふき取る布はついていないが、空気を追い出すための小さなプラスチックのヘラは付属していた。ヘラは適度な弾力があり指より広い範囲を押さえられるので貼るときに便利だった。カメラに干渉しないようにという配慮からシートの上端には切れ込みが入っている。しかし、この切れ込みは不要に長い気がする。カメラの位置が違うバージョンが存在したんだろうか?
大きな画面に保護シートを貼るのは難しい。最初のわずかなずれが致命的になってしまう。ホコリが入る可能性も面積比で増加する。まず最初に液晶面に付着した指紋やホコリをとる。眼鏡拭きを使って5分くらいかけて磨き上げる。普通のタオルやハンカチではこのときにそれ自身からホコリを発生させてしまうが、メガネ拭きなら大丈夫。しかし、空気中に漂っているホコリが付着するので貼る直前まで眼鏡拭きをかぶせておく。
シートには腰があって気泡が入りにくく貼り易かった。途中何箇所かホコリが混入したがテープで除去できた。スタートが10分の数ミリずれていたのか下端(上から貼り始めて)が縁に干渉してわずかに浮いてしまったが、表示領域がほぼ完璧に貼れたので無問題。
液晶がない状態より指の滑りが良くなって非常に快適になった。不細工の霊も鎮まった。画面の視認性も俺基準では全く問題ない。
タブレットの場合はスワイプの際に移動する物理的な距離が遠い。なので、滑りのいい保護シートによる効果が大きい。さらに、XOOM というか android Honeycomb は操作体系にドラッグ&ドロップを使っている(アイコンの削除やブラウザでの階層メニュー操作)。このため、最長で20cm近く画面をスワイプしなければならない。iPad の場合にはこのような操作がないので、XOOM を使っているときほど指の滑りが悪いことが気になることはなかった。