体重変化グラフ

食べたもの記録が続かない理由

 GARMIN に Withings で計測した体重と体脂肪率を統合するために Myfitnesspal を導入した。Withings > Myfitnesspal > Garmin connect というデータの流れだ。IoT のお陰で楽になるいい例だ。計測日が時差の都合か何かで一日ずれるが大きな問題ではない。

 せっかくなので、Myfitnesspal で食べたものの記録を入れている。以前 fitbit charge HR を買ったときに数ヶ月やってみたが、入力のインターフェースやデータベースがダメダメで諦めた。

 Myfitnesspal の入力は Fitbit のものより工夫されている。前日の朝食と同じものを入力できたり、朝食・昼食・夕食・間食ごとに履歴管理されていて選択肢として表示されたりする。決まったセットを登録することもできる。

myfitnesspal food choice が、ここでも fitbit と同じ問題に直面した。同じメニューがたくさん登録されていて選択が困難なのだ。「唐揚げ」で検索すると特定の店のメニューやコンビニのものなどが大量に並ぶ。唐揚げ弁当とか唐揚げラーメンとかも選択肢に上がる。単品の唐揚げも複数あってそれぞれ栄養素がバラバラだ。コンビニやチェーン店のメニューそのものズバリを食べたときには簡単だが、自分で作ったりスーパーで惣菜の唐揚げを買ったときなど、どれを選んででどれくらいの量を食べたことにすればいいのか分からない。

 量についてもわかり肉。最近は飲み物にはいろんな大きさの容器があって、何ミリリットル入っているかバラバラだ。同じ飲み物でも数種類ある場合がある(コカ・コーラ)。1リットルの飲み物を買って、コップに入れて飲む時に何ミリリットル飲んだかなんて測っていられない。

 次に、登録されている栄養素が同じメニューでも異なっていて、その差が大きい。fitbit もそうだったが、Myfitnesspal はユーザーが登録した食べ物のデータを公開して共有することができる。これは入力の手間を軽減するための共同作業で、考え自体はいいと思うし、自分も入力したときは公開している。

 しかし、問題は、精度だ。人によって全く違う場合がある。カロリーしか入れてない人や細かく調べて入れている人がいる。善意でやっていてもバラツキは生じる。どれが正しいかは分からない。インスタント食品とかは袋を見れば分かるが、スーパーの惣菜や自分で作ったものがどれくらいかは全く分からない。

 実際には、細かく入れる必要など無いのかもしれないが、選択肢が細かすぎて「どれに当てはまるんだ?」という気持ちになる。

 fitnesspal にお願いしたいのは、一日単位でコピーする機能と、定番メニューを入力不要にする機能だ。自分は極端かもしれないが、平日(勤務日)には朝昼とかはほぼ一定のメニューを食べる人が多いのではないだろうか。今は朝食、昼食、夕食、間食というくくりでコピーすることしかできないので、昨日と全く同じメニュー(自分はけっこうある)であっても4回コピー操作を繰り返さなければならない。

 自分は平日の朝食はフルーツ・グラーノーラ+プレーンヨーグルトとゆで卵だ。決まっているので毎日前日のコピーをするのがめんどくさい。朝食だけでなく、「毎日コーヒーを2杯飲む」とか、「サラダは欠かさない」という人も多いだろう。目覚ましアプリのように曜日別の繰り返しを登録できるようにすれば入力の手間は大きく省ける。

 ただ、実際問題として、記録が続かない実際の理由は、めんどくさいメニュー登録をしても見合うだけの見返りがないことと、3ヶ月も続ければ「分かってくる」ことだろう。減量をしている最中の人なら続けやすいかもしれない。が、半年かけて減量をし目標を達成したような人なら、半年のうちに「この食生活をすれば大丈夫」ということが経験的に分かるようになる。

 また同時に、目的の体重に達した場合、体重の変化は日々の上下動のみになる。これもモチベーション低下の原因になる。張り合いがなくなるのだ。現状維持ほど退屈なものはないから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です