GARMIN ForeAthlete 630J GPS精度

 言うことなし。この場所は視界がひらけていてGPS的に見晴らしがいい場所(高圧電線が横切っているが)だ。それでもiPhone 6 ではこれだけぶれてしまう。実際より速度が速く出るのはこのせいだ。対するGARMIN 630はほとんど道なりに走っている。

 GPSには4つのモードが有る「なし、GPS、GPS+GLONAS、省エネモード(計算頻度を減らす)」。自分は常に GPS+GLONAS。併用することで捕捉可能な衛星の数が増えるので精度は上がる。一方で一番電池消耗の多いモードだ。仕様では「みちびき」も使っているらしいが、どのモードで使われるのかは分からない。まあ、みちびきなんて1機しか飛んでいないので、「つかめたらラッキー」程度でしか無いが。

GARMIN GPS log
GARMIN ForeAthlete 630J
 GARMIN 630 のログを STRAVA の地図で表示したもの。ほとんど道からずれていない。これはほんとにスゴイ。

 ここには示していないが、高度も正確(routelab と比較して)だった。これは高度をGPSだけでなく気圧計でも計測しているからだろう。SUUNTO T6も気圧計による高度計測ができたが、GPS情報を持たないので、キャリブレーションは自分でやらなければならなかった。GARMIN はGPS衛生から得た情報を基に基本的な高さを設定し気圧計で補正する(どっちがメインかは分からないが)のだろう。

 GPSで座標がわかれば、三角点のDBを参照し正確な高度データを得られる。三角点付近を通った時に基準高度を設定し気圧高度計でプラマイすればかなり正確にはできるだろうが、そこまでやっているかどうかは知らない。

waze GPS log
iPhone 6 GPS
 wazeのドライブ軌跡がこれ。林道美浜潮崎のほとんどでGPSが取得できていない。山道で雑木が高い密度で生い茂っているので、天空の半分近くが覆われている場所が多いせいだろう。

 赤い点線は、waze が従来に描かれている道から離れた場所の位置情報を端末が送ったために、新しい道を走ったものと waze のサーバが判断した区間を示している。線が途切れているのは完全にGPSを見失って、位置情報が取れなかった区間。

 iPhone 6 には気圧計も付いているし、基地局と常時通信している。CPUパワーも比較にならないくらい大きい。なのに、なぜ iPhone 6 のGPSの精度が低いのだろう・・・ちなみに iPhone 7 は GPS+GLONAS+みちびきなので、GARMIN 630 と同等の位置情報が取得できるだろう。携帯電話は常に基地局と更新しているので、どの基地局とつながっているかによって半径数キロまで分かった状態から測位を進められるし時計についても常に合わせている。さらに、A-GPS情報をネットワーク経由で取得しているから更に有利ではある。GARMIN 630 もスマホと Bluetooth 連携している場合には A-GPS 情報は得ていると思われるが、時刻の修正はGPSで行っている。

 スマホによる時刻設定が行われていないことは、最初に電源を入れたときの時刻がGPSを掴むまで変わらなかったことで分かった。Pebble 2 や fitbit charge、体組成計など Bluetooth で管理するようなデバイスはすべて、スマートフォンと接続した瞬間に時計が設定されたので、「なんで時計が合わへんねん」と少し焦ったのだった(^^;

「GARMIN ForeAthlete 630J GPS精度」への2件のフィードバック

  1. 僕も235j買いました^ ^
    ワークアウト設定が出来るらしいので、楽しみです^ ^

    1. ナイス!これであのGPS誤差のイライラから開放されますね(^^)

      ホンマ。早く買っといたら良かったと思います。

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