Timbuk2 メッセンジャーバッグ修理記録

timbuk2 自分と息子のメッセンジャーバッグを Timbuk2 に修理依頼した。

 手前のMサイズは自分の、奥のLサイズは息子の通勤・通学用に使っていたものだ。自宅から駅までの片道8kmをスポーツバイクで走るためにハードに使った。外装やベルトなどはびくともしていないが、内張りが劣化してボロボロになり防水性も無くなった。

 これらのバッグは旧モデルで、今のものとは色々と仕様が違う。今のモデルはその後の改良で使いやすくなっている。送料と修理費用をかけてまで修理するより新しいバッグを買うほうが合理的と分かってはいるが捨てるのは忍びない。息子のバッグは息子が高校入学時に買ったもので3年間片道8kmの通学に使ったものだ。自分のバッグはオーダー品でどこにも売っていない仕様で、息子と同じ道をもっと長い間通勤に使った。

 Timbuk2 にはリペアプログラムがあった。

Timbuk2 repair policy

 問い合わせたところ、「日本の担当者に問い合わせてくれ」という返事が来た。日本の担当者にメールしたら「4万くらいと思われるが、実物を見ないと確かなことは言えない。もっとかかる可能性もある」という返事が返ってきた。Tumbuk2 のサイトでは $25 で受けられるサービスなのにだ。

 そこで、本国の担当者に「xxさんに連絡したら、$400くらいかかるって言われた。送料払うからそっちで出来へん?」と送った(もちろん英語でもっと丁寧に)。それに対して、「じゃあ、このURLから申し込んでよ」とURLが送られてきた。バッグ一つにつき修理代 $25 で送料 $10だった。

timbuk2 inside
内張りが完全に経年劣化しボロボロと剥がれる。
 修理できない場合、返送と割引クーポンという選択肢があったので、割引クーポンにした。割引クーポンをもらってもしょうがないが、送り返してもらっても自分の手で捨てるのは辛い。

 2017/04/20 に郵便局からEMSで発送。送料に 5,200円かかったが乗りかかった船。直らなかった場合使わない割引クーポンを買ったことになるが仕方ない。

 内張りを交換するだけなので「直せない」ということは無いと思う。内張りを取り替えるには、1:内張りと外張りを取り外す、2:内部ポケットを内張りから取り外す、3:新しい内張りにポケットを縫い付ける、4:内張りと外張りを縫い付けるだけだ。

 内張りの素材と縫い付けるミシン(とスキル)があればそれほど難しい作業ではないはずだが、「直すのに時間がかかるからやりたくない」はあるかもしれない。$25 の修理費用だと割に合わない可能性は高い(修理はサンフランシスコの工場でアメリカ人労働者によって行われる)。アメリカからの送料も $10 しか請求していないし・・・次回の売上につながるかもしれないクーポンのほうが Timbuk2 にとっては利益になるはずだ。

 EMS のステータスによると 2017/04/24 に先方に到着していた。速いなぁ。eBay で Fitbit charge 2 を買ったときには2週間くらいかかったのに。送料をケチらなければ5日で着くらしい。

2017/04/30 Timbuk2 からメールが届いた(気づいたのはずっと後だったが)。

 Dear xxxx,

We have great news! After your bags' checkup, the Timbuk2 Medical Team
has discovered that your bags can be saved (W-6454099)! They will be
scheduled for surgery. As soon as it is in recovery, we will give you
an update of when you can expect your mended products back, which
we estimate to be 5-8 weeks.

Please keep in mind that mended does not mean perfect. We will make
every effort to make the products perfectly functional again, but there
might be some scars and other surgery marks that show. These will just
add to your bags' street cred and give you great stories to tell.
Based on our evaluation, you bags qualify for a paid repair due to
the nature of their repair being performed.

We'll be in touch within the next 5-8 weeks.

 嬉しい。Medical Team という呼び方が洒落てる。補修の際に傷がつくくらいは全然気にならない。書かれているようにそれもいい思い出だ。

2017/06/14 Peypal から Timbuk2 への支払いがあったとの連絡メールが届いた。$60 だった。($25+$10)x2 取られるのかと思っていたが $25×2+$10 だったらしい。良心的だ($10は送料)。

timbuk2 修理後2017/06/17 受け取った!ただし、自分の方だけ。

 送ったバッグの内張りは黒だったが、戻ってきたものは緑色だった。もう黒のインナーは使っていないのだろうか・・・まあ、バッグの色とマッチしてなくはない。

 後、ベルクロの付き方が今のモデルのものになっていた。前のものでも(写真参照)ベルクロの位置が合わなくてつきにくいと感じたことはなかったが、こちらのほうがキャッチする確率は上がる。

「Timbuk2 メッセンジャーバッグ修理記録」への5件のフィードバック

  1. 早速ありがとうございます!
    URL見ました。カートに入れて決済してしまってよいのでしょうか?

    ·送料を支払う
    ·内張りを張替えしたい
    の英訳をお願いします。

    お手数お掛けします。よろしくお願いします。

    1. そうです。決済しても実際にバッグを送って修理できることが確認できるまでは課金されません。

      こちらからは送料がいりますがアメリカからの送料はかからなかったと思います。

      オーダーが受け付けられたら、リペアシートを添付したメールが届きます。メールに記載された
      オーダーナンバーをリペアシートに転記して、修理して欲しい箇所にチェックして
      指定の宛先に送るだけです。

      http://draconia.jp/blog/wp-content/uploads/2017/11/20171115_0000.jpg

  2. 同じくTimbuk2のバッグを愛用している者です。
    やはり同じ様に内張りがボロボロになってしまいました。
    修理できないものかと検索していたところ、こちらに辿り着きました。
    愛着があり修理したいのですが、アメリカの修理のURLをお教えいただけないでしょうか?
    また、英語が得意ではないのでアドバイス戴けると嬉しいです

    どうかよろしくお願いします。

    1. このURLからオーダーしました。

      https://www.timbuk2.com/%2425-repair-fee/9901.html?dwvar_9901_size=7&dwvar_9901_color=000

      送付先の住所と、バッグに入れて送るオーダーシート(どこが壊れているかとかを示すもの)がメールで送られて来ると思います(記憶曖昧)。後は、梱包してそこに送るだけです。

      特に英語でのやり取りとかは必要はありませんが、何かあればここに書いてください。

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