夕方、歯医者に行った帰りに本屋と寿司屋によった。寿司屋はダメもとで行ったのだが、先週と比べるとかなり少なくて並んでいる人が見えなかったので入った。
三島由紀夫「若きサムライのために」、吉田弘一郎「オブジェクト指向狂詩曲」、京極夏彦「ル=ガールー」を買った。前の2冊は100円、京極は900円だった。京極は娘に頼まれたものだった。
京極の本の帯びに掛かれたキャンペーンが時代を感じさせる。「京極夏彦デザインのシャープザウルス最新版MI-E1」だって。MI-E1は俺の中で「最後のザウルス」と考える電子手帳型の傑作だと思う。それ以降のモデルはpalmの思想を取り入れたPDAタイプと思う。
そんなことより「京極夏彦デザイン」というのが興味を惹く。筐体やソフトなんかに手を加えることは無理だろうから、カラーリングをするとかケースを付けるとか起動画面にオリジナルデータを入れるかといった程度だろうけど、欲しくはないが見たい。
何より面白いのは、そんなものが本のキャンペーン商品として使われたという事実だ。