まあ、悪い予感はよく当たる。というより、これは予定通りという感じではある。記事では「準備に入った」とあるが、fitbit による買収が発表された時点で決まっていたプロセスのひとつでしか無いだろう。
Fitbit が Pebbleを買収間近。Pebbleブランドは廃止
Pebble cancels Pebble Time 2 and Core as acquisition by Fitbit approaches: report – The Verge
「Pebble クラウドに頼らず使い続けられるよう開発者が奮闘中」した結果が公開されたようだ。数ヶ月で形にしたのはホントに素晴らしい。感謝!
まあ、元々それほどクラウドに依存していないデバイスだったので、それほど変化はないかもしれない。ヘルスデータだって、クラウドではなくスマートフォンアプリに保存していた(iPhone 6 から HT20 にした時に iPhone 6 で取ったデータを見ることはできなくなかった)。常時クラウドを必要としていたのは天気予報くらいだろう。
Pebbleがスマートウォッチサービス終了の準備に入った | TechCrunch Japan
Pebbleの終わりが近づいてきた。最新のアップデートはクラウドサーバーへの依存をなくすことで、Pebbleウォッチの寿命を少しのばすだろう。これまでさまざまな操作に必要だったPebbleサーバーに接続をしなくても端末がを使えるようになった。
2016年11月にFitbitがPebbleを買収した時、不安がのしかかった。FitbitはPebbleウォッチのサポートを続けるのか? そうではなかったようだ。最終的にFitbitは、2017年いっぱい火を消さないことを宣言し、デバイスやユーザーが使っているクラウドサービスや、デベロッパーツール、APIなどのサポートを続けることを約束した。2018年については保証はない。
この最新アップデートは、Pebbleが終焉の準備をしていることをうかがわせる。最新のアプリには、認証サービスが利用できない時にログイン手順をスキップするかどうかのオプションが追加された。その場合でもアプリやファームウェアのサイドロード(公式サイト以外からのインストール)が可能だ。Pebbleチームは、Pebbleのサーバー接続設定を変更してサードパーティーサービスからアップデートを受けられるようにもしている。
リリースノートの全文はここにある。
数々の物語を生んだウェアラブルメーカーにとってこれが最後の主要アップデートになりそうだ。