病気ログ 2017/01/11~16

自転車置場
なんとかたどり着いた所。最後に深さ40cmくらいある山を乗り越えなければならなかった。
 11日から不調が始まった。京都市内への出張で車に往復3時間乗ったときに空気が乾燥していたせいか咳が出始めた。少し疲れは感じていたが、その日は新年会で会食に出なければならなく、最終的に家に落ち着いたのは21時過ぎだった。ジムの最終受付が21:30だがジムによる気にならなかった。この時から体は不調を訴えていたのかもしれない。

 咳がひどくなり始めて熟睡できなくなった。起きてからも咳が止まらなかったが、出張の残務整理があったので、出社し午前中までに済ませて帰った。これは正解だった。帰ってからすぐにベッドに入ってこのまま丸一日、トイレと補給と風呂の瞬間しか出られなかった。

 食欲もわかず、トレーニング用のエナジージェルとフルーツヨーグルト、アクエリアス、りんご、マルトデキストリンで持ちこたえた。大好きなサッポロ一番塩ラーメンを食べられるようになったのは金曜日の夜になってからだった。

 13日に午後には咳の頻度が下がって落ち着いて寝られるようになったのだが、頭が痛くて辛かった。割れるような痛みではなく全体がジンジンと弱く締め付けられるようだった。偏頭痛のときなどは手で痛いところを押さえると少し収まる気がするが、今回の頭痛には全く手の施しようがなかった。かろうじて、アイシング用のアイスバッグで冷やすと少し紛れたので、アイスバッグの氷を定期的に入れることしかせずに24時間を過ごした。この時期が辛かった。

 14日の午後くらいに頭痛は少し収まったが、ダメージが大きくベッドでグダグダ過ごすしか無かった。とはいうものの、それまでは朝も夜も関係なく寝たり起きたりを繰り返す状態だったが、体内時計が戻ってきたのか昼間は眠たくならなくなり、14日の夜にはまとまった睡眠時間を取れた。

 14日の何時頃か記憶にないが、体を温めるために風呂に入った。湯冷めしないようにと半身浴で長めに浸かり、頭も洗った。その後、風呂から出てジャージを着るまではなんとかできたが、ドライヤーで頭を乾かそうとしたが立っていられなくなった。近くのトイレに座ったがひどいめまいで体に力が入らなくなってしまった。寝室まで歩いたところで床に倒れ込んでしまった。温まったまま立ち上がったので脳貧血を起こしたのだ。平面に寝て床に冷やされていると回復するのがわかったので、そのまま数分いて寒くなりだす前にベッドに移動した。開ききった毛細血管が収縮したのと、脳の位置が下がって血流が増えたのが原因だろう。

 風呂あがりに立ちくらみするのは日常茶飯事だが、ここまでなったのは初めてだった。貧血で倒れるということを身をもって体験した。ジムでは風呂やサウナで温まった後には冷シャワーで体を冷やしてから上がる。

 15日の昼間は暇に過ごした。14日から降り出した雪が積もって自分の車は全く使えない状態だから買い物にもいけない。夕方になって、スーパーに食料を買いに出かけた。雪道には慣れている。こんな時にはママチャリが最強。いざとなったら道端に放置しても迷惑をかけることはない(田舎だし)。と思って自転車で出かけたが、予想を遥かに上回る雪量で病み上がり半病人にはきつかった。何より、湿雪が後輪と泥除けの間に詰まって後輪が回らなくなることだった。このため、押すことも出来ない状態になった。

 帰り道の残り500mくらいになったところで、ロックした後輪を回転できるようにしようと、ペダルを押したときに斜め向きに力が入ったせいで、左の腰を痛めた。弱り目に祟り目で、しかも、直接関係ないところでのトラブルで痛めたので凹んだ。そこからは自転車にのることも諦め、ロックした後輪を戻すことも諦め、ズズ、ズズと押して帰った。放置しても迷惑にならない場所はあったが、路肩には50cm以上の雪が溜まっていて、道の端に自転車を置くには持ち上げなければならなかった(そうしないと、雪がときたら道のど真ん中に自転車を放置した非常識野郎になってしまう)。ただでさえ重いママチャリを消耗しきった体で、更に腰が痛い状態で持ち上げられるはずもななかった。

 15日の夜から朝方まで寝られたが、4時頃に寝汗をかいて目が覚めた。寝汗をかくというのは風邪の本格回復期を迎えたことを意味する。普通なら熱が下がるのとほぼ同時期に起こるが、今回は時間がかかった。風邪についてはもう心配はない。

 問題なのは腰だ。ジムに行けないこと。ランニング再開までの時間が長くなることが辛い。しかも、慎重に行動していれば避けられただけに情けない。保存食はかなり少なくなったが、まだあった。スポーツドリンクなどは近くの自販機でも買えるのだから。それに、自転車で行く合理性が有ったか。部屋から50mくらい行った時点で走れる雪質・量でないことは分かったのに引き返す勇気がなかった。冷静に合理的に判断できていれば、明日からジムを再開することだってできたのに・・・

 今回の風邪で有効だったのはアイシング用のアイスバッグだった。氷を入れても結露しないので布団が濡れる心配がない。ランニンで使っているペットボトルの飲みくちも便利だった。500mlのペットボトルにスポーツドリンクを入れて枕元に置くようにしてから給水の時間が短くなり回復にドライブがかかった。最初からやっておけばよかった。ランニング用のエナジージェルは食欲がなくてもなんとか飲み下すことが出来た。消耗しているときの流動食として有効だった。マルトデキストリンをスポーツドリンクや水に混ぜて飲むのも良かった。味への影響が少ないので、効率よく糖分を強化できる。

 なお、このほぼ4日間のうち、うなされて何も聴けなかった時間を除いて、ラジオ組体操のバックナンバーとハヤツウゲームズのドラクエビルダーズの動画に救われた。KさんUGさん、こへいさんに感謝。もちろん、他のレギュラーで聴いている番組も全部聴いている。こちらにも感謝!

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