QUALIA

 SONYの新しいブランド。QUALIA。かっこいいし、お金持ちにはどんどん買ってもらったらいい。かっこいいしね。

 どうでもいいけど、ここに書かれていることには違和感。「QUALIA」を「脳の中にある『感じる力』」と定義している。そして、「経済価値の追求から感動価値の追求へ」とシフトするらしい。しかし、テレビやプロジェクタやCD、デジカメ。全部、再生機器じゃない。デジカメはそうでもないかもしれないが、テレビやプロジェクターなんて感動価値を作り出すもんじゃないだろう。NHKが盛んに宣伝しているハイビジョンテレビに感じる胡散臭さと一緒。

 自転車で少し離れた公園へ行ってへとへとになっているときに、小さなラジカセでお気に入りの音楽を聴くより、空調の効いた外界から遮断された空間でビデオやCDを楽しむことが「感動」なのか。

 もちろん、再生を否定しない。オリジナルにこだわることのほうが無意味だと思う。しかし、それが全てということではない。どんなに高品質にしようが再生は再生だ。

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 PCは今のところラインナップに入れる予定はないらし。難しいのは良く分かる。ステータスとなりうるスペックのものを作ってもあっという間にエントリーモデル並だから。でも、デジタル家電を出しておいてパソコンは既存のVAIOは手抜きっぽいだろう。

 ここで、SONYの社外マーケティング担当として、仕様を考えたい。皆さん(というほどたくさんの人はここを読んじゃいないだろうけどね)も、どんどん書き込むなり、皆さんのサイトで策定するなりして楽しもう。

 しかし、機能的にはAppleが提唱したデジタルハブしかないねえ。機能や規格は差別化できる性格のものではないからなあ。

 まあ、他の家電も似たようなものだから、見た目の奇抜さと金のかかったパッケージング、特別サービスくらいしかない。サービスでは、5年間のアップグレードサービスを50万くらいで行う。1年に一回最新CPUと新バージョンのOSへのアップグレード。さらに、マザーボードやHDもその時々に追加料金で交換可能というのはどうだ。

 金をかけてもいいのなら、パッケージングは比較的楽だろう。冷却は当然水冷でしょう。熱交換部を外に出して熱帯魚のヒーターにするというのはどうだ。というより、熱帯魚の水槽と一体化したパッケージ。熱帯魚の水温・給餌・水質管理もさせるのだ。もちろん、カメラで熱帯魚の映像をストリーミング放映するのだ。

 となれば、ケースは水槽に密着していても違和感のない大理石。というより、水槽のベース部部分に埋め込んでしまうのもいいね。

 PCのコントロールは全て音声認識とジェスチャーでやるようにする。

 キーボードはいらない。物を考えたり、調べたりといった能動的な行動をするためのツールをこのシリーズは目指していない。安楽で外界から閉ざされた地下室のようなところで、ぬくぬくと再生空間を楽しむのが「感動価値」だ。山に登る苦しみを知らずに、頂上の景色を楽しむのだ。人付き合いのしんどいところをすっ飛ばして、気持ちい所や楽しい上澄みだけを疑似体験するのだ。それがこのSONYの新しいコンセプトなのだ。(ほんとか?)

 たとえるなら、今のテレビバラエティみたいなものだ。アメリカで流行った形式をそのまま流したり、海外で作られた番組を垂れ流して芸能人がコメントをつけるだけとか、全くおんなじ形式の歌番組とか過去のテレビのダイジェスト再放送とか・・・・オリジナルで作る労力の数十分の一でできる。そんな番組を引きこもって楽しむのがQUALIAだ。

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