信号の待ち時間が長くなっている件

信号待ち写真 最近、幹線道路の信号待ち時間が長くなったと感じる。特に、片側二車線の幹線道路が交差し、双方の道路の交通量が多いような箇所で顕著になった気がする。

 多分、信号の時間変更ロジックが見直されたのだろう。信号が変わると流量が減る。この回数を少なくすることで道路の単位あたり通過台数を増やすことが可能になる。また、アイドリングストップの効果を上げる意味合いもあるかもしれない。せっかくアイドリングストップしても、待ち時間が中途半端でストップ&ゴーの繰り返しをしていればその効果は大きく相殺されてしまう。ドライバーへのストレスも大きい。

 待ち時間が増えても、青の時間も長くなり、時間あたりに通過させられる台数が増えるので従来なら2回待ちしなければならないくらいの列についても1回で通過できる可能性が増える。信号待ちで心理的に待たされ感が大きいのは信号が青になっても通過前に赤になってしまう場合だ。

 今の信号ロジックでは全体的に流れが良くなったと感じる。ただ、信号待ちしているときに、交差側で待っていた車列が全て通過した後も待っている事があり、もったいないと思うことがある。「もっと先に突き抜けろ!『自動運転車のその先へ、渋滞解消にはAI信号機』」でみたようなセンサー+AIコントロールで、「車列が途切れたから信号を変えよう」とできれば更に渋滞は減るだろう。

 なお、これは兵庫県のことなので、他府県でどうかは知らない。また、たまたま自分が通っている道路の交差点がうまくいっているだけかもしれない。