人類が滅亡しても地球は泣かない「オレ達は地球の寄生虫だ」

theearth Rankin taxi の One and Onlyという曲の歌詞に、「オレ達は地球の寄生虫だ」があった。人類は地球にとって水虫の菌のようなものだろう。全滅しても時が来れば跡形もなくなる。

 前にも書いた気がするが、環境保護で「地球を守ろう」とか「地球の自然はかけがえがない」といった表現に違和感がある。今の環境がいいのは人類にとってであって、それを守らなければならないのは、人類にとっての生活環境を守るためだ。「地球が」とか「自然が」というのは不遜でしか無い。

 下のシミュレーションには、生命の進化という視点が抜けている。強力な感染力を持った伝染病などで人類だけが滅亡したのなら、類人猿から人類が発生する前に戻るだけではないか。どの動物が先に知能を発達させるかのレースがリスタートするのだ。

 後、実際問題3億年もの間、大きな気候変動が無いとは考えられない。平均気温が20度以上変わるような気候変動は必ずある。その時点でまた進化のレースが始まるだろう。

 太陽系そのものが終焉を迎えるときまでにこの惑星から他の天体に移住できるまでに進化できる種が生まれるのかどうか・・・少なくとも今の人類ではないだろう。 

人類滅亡後の地球では何が起こる? 3億年後までシミュレーションすると…
放射能事故も乗り越える、地球のリセット力。

われわれ人類からすると、「人類の終わりは世界の終わり」みたいな気がしてしまいますが、考えてみれば地球は人類誕生よりずっとずっと前からあるわけで、人間がいなくなっても大したことないのかもしれません。でも本当に、ある日人間が地球から消え去ったら何が起こるんでしょうか? その疑問にこたえる動画をMind Warehouseが作ってくれました。

世界中で放射能事故が連発したらさすがにどうなのかと思ったんですが、Mind Warehouseによると、その影響も時間とともに消えてしまうそうです。3億年後とかにまた知的生物が登場しても、人間がいたことに気づかないっぽいですよ。…ってことは、逆にもしかしたら過去には全く違う知的生物とか文明が地球上にあったかもしれないんでしょうか!?