トレーニング ログ サービスは STRAVA に仮決定

 SUUNTO foot pod を無くしたたことがきっかけで心拍センサーを購入し、対応するアプリを色々とダウンロードしては消すを繰り返している。

Nike+

 Nike+ は以前何回か使ったが、SUUNTOと機能がかぶるし心拍が残らないので使わなくなった。再度ダウンロードして使ってみた。走行記録の中に心拍の推移も残るようになった。

 今日は音声ガイダンスを入れて走ってみたら、いろいろと参考になった。キロごとに「XX分経過、ペースx.x分、残りxx分」とか言ってくれる。コーチングの目標を距離にしたり時間にしたりすれば「あとxkm」とか「あとx分」が分かってダラダラ走るよりイメージが湧きやすいだろう。

 心拍センサーを付けて走るとグラフに心拍の推移が加えられて嬉しい。

 シューズメーカーのアプリらしく、シューズ管理もできる。シューズは減ってなくてもクッション材がヘタってしまうと使用限界になるらしい。なので、「このシューズはX百キロ走った」というのをシューズごとに管理することが必要になる(らしい)。当然、NIKE の製品は選びやすくなっているが、他社品でも手入力することはできる。

 走行中にも、「これくらいの負荷だと6分ペースか」と、時計を見なくてもいいのは便利だ。距離も、音声がなければ「今日はこのルートで来たからそろそろ10kmくらいかな」としか分からない。ただし、走っている最中に告げられたペースト記録のペースが異なるのでどっちが本当なのは分からない。

 ただ、Nike+にも不満点がある。自転車のログが取れないことだ。自転車とランニングとでは距離の意味が全く異なる。自転車とランニングを足して集計しても意味が無い(fitbit は同様というより、自転車での走行距離が取れない分、もっとひどい)。

 また、Webダッシュボードがないのも痛い。movescount のように任意の区間の状態(心拍、経過時間、速度、上り・下り)を調べることが出来ない。「あそこの平坦区間で少し頑張ったらこれくらいの心拍まで上がって、その時の速度がこれくらいか」といったことが分かるのは、トレーニングを行う上で非常に参考になるだろう。自分のような競技志向がない人間でも分かるのだから競技をしている人ならもっと恩恵を得られるだろう。この機能はNike+にはない。

 あと一つ不満点がある。直近のアップデートで走行結果をTwitterだけに投稿することができなくなったこと。Nike+のタイムライン(Nike+ユーザーのみのSNSのようなもの)に投稿しないとTwitterには投稿できないらしい。自社のコンテンツを賑わっているように見せるための苦肉の策かもしれないが、Nike+上に友人などいない自分にとっては無駄なだけ。自分の投稿だけが並ぶTLなんか見たくもない。クラウドサービスによる囲い込みの弊害でしか無い。

 ランニングだけしているなら Nike+ でも悪くはないが、せっかくなら自転車のログも取りたいので Nike+ アプリは削除。

movescount(SUUNTO)

 8年近く使っているサービス。というか、最初は SUUNTO training manager というアプリで、当時は T6 に CD が同梱されていた。数年前からクラウドサービスの movescount に移行し、以前のログは全て消失した・・・

 foot pod と roadbike pod を持っているので両方のログを一つのダッシュボードで振り返ることができる。自分が使っている T6 は古いので bluetooth 通信はできないので直接的には iPhone とはつながらない。iMac または win10 経由でログをクラウドにアップロードし、iPhoneアプリで確認するしかない。あるいは、iPhone 上の movescount アプリで GPS ベースのログは取れるがその場合には心拍は取れない。

 ヘルスケア(Apple の iOS アプリ)にも対応していない。運動のログや心拍の記録をヘルスケアに渡すことは出来ない。STRAVA と接続できるらしいが、STRAVA からデータを取り込んでマージすることは出来ない。

 有料のサービスがないのは端末を売るためのアプリだからだろう。また最新機種なら他のアプリとの連携も可能になっているらしい(高価な SUUNTO のロガーを買うことは二度と無いから調べていない)。

STRAVA

 自転車とランニングを区別してロギングできるのが自分には都合がいい。

 自転車で図書館に行く時、心拍センサーを接続してログを取ってみたら、特に何もしていないのに TOPEAK の PANOBIKE と接続してケイデンスの記録が取れていた。速度と高度に加えて心拍とケイデンスがグラフ表示に加わった。センサー好きにとっては嬉しい誤算だった。こんなことが出来るなら、自転車にスマホホルダーを取り付けたくなる。今は 405 にはサイコンをつけておらず、PANOBIKE はローラートレーニング時にケイデンスを表示するためだけに使っている(その際にはiPhoneは近くの台の上に置いている)。

 ランニングと自転車で表示される項目が違うということが使う人間が作ったサービス(アプリ)であることを示している。ランニングは 1km ごとの区間タイムも表示される。movescount でもラップタイムボタンを押すことで区間ごとの記録がとれるが、定期的に押すことは困難だ。

 ヘルスケアなど他のサービスともリンクできる。movescount ともリンクできるらしくて movescount で設定したが movescount のログは STRAVA に反映されない。これがちゃんと動いてくれたら、ロードバイクに乗るときは SUUNTO でほかは STRAVA でログを取り STRAVA で一元管理できるのになぁ・・・

 web ダッシュボードの充実度は高い。ランに関しては movescount を上回っている。地図は公開用には自宅近辺は空白で表示される。しかし、走行ルートは表示されるので、若い女性は普段走っているルートの地図データは公開しないほうがいいだろう(大会やイベントのログなら大丈夫)。

 NIKE+ と同様シューズの管理もできる上に、自転車も管理できる。どの自転車で行ったライドかを入力できるのは嬉しい。

自転車のログ。知らない間にTOPEAKのケイデンス・速度センサーとつながっていた。ケイデンスの履歴が見られるとは思っていなかった。
自転車のログ。知らない間にTOPEAKのケイデンス・速度センサーとつながっていた。ケイデンスの履歴が見られるとは思っていなかった。
ランニングのログ。1kmごとのタイム・ペースごとに見られるのがランニング分析っぽい。
ランニングのログ。1kmごとのタイム・ペースごとに見られるのがランニング分析っぽい。

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