デジヲタがフィットネス・トラッカーを使うと・・・(中編)

第一期
第一期
 フィットネス・トラッカーと体組成計がスマホと Bluetooth で連携出来るようになった。

 データはアプリによってクラウドに保存されるが、メーカー固有のクラウドに囲い込まれる暗黒時代。


第二期
第二期
 Fitbit クラウドの API によって Sync Solver がデータを取り込み HealthKit に反映できるようになった黎明期。

 Apple watch は当然、Pebble や Jawbone は最初からこのレベルだった。

 また、オムロンは相変わらず鎖国しているために、iPhoneアプリに取り込んだデータを Fitbit アプリにて入力しなければならない。が、Fitbit アプリに入れてしまえば SyncSolver 経由で HelthKit に登録される。


第三期
第三期
 Wi-Fi接続の体組成計を導入した場合のデータフロー。

 手による転記は無くなり、Appleのクラウド経由で Fitbit へもデータが同期される。

 Wi-Fi接続の体組成計が便利なのは、体重計からスマホにデータを転送する手間が省けること。特に、朝起き抜けに測定するので、この一手間を減らせるのは大きい。右の図では TANITA の__を想定しているが、HealthKit 対応のWi-Fi接続体組成計なら同じフローが実現できる。


第四期
第四期
 HealthKit 対応のフィットネス・トラッカーならこうなる。これが理想形。

 HealthKit 対応のアプリであればどんなメーカーでもデバイスでも入れ替えが可能で、HealthKit クラウドに保存されたデータを有効活用できる。ここではデバイスからのデータ入力にフォーカスしているが、HealthKit クラウドに蓄えられたデータは HealthKit に対応した健康管理ソフトで使うことが出来る。

 デバイスに話は偏りがちだが、重要なのは最後のところかもしれない。

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