EPSON PULSENSE 600 を借りた

fitbit を買う前に選択肢に上がっていた EPSON の PULSENSE に新型が出たPULSENSE 600。そして、600円で貸してくれる(期間限定)というサービスがあったので応募してみた。

機能について興味がある方は公式サイトをご覧頂きたい。ここでは、実際に手にとった感想を書き連ねる。

外観:

SULSENSE 600
正面から見たところ。
つや消しプラスチックとゴールドのリングが安っぽい。液晶はモノクロで解像度は低い。漢字表示がギリギリできるという程度。液晶自体のコントラストは高くて視認性は高い。バックライトも明るい。

電池残量とBluetooth接続マークが常時表示されているのも地味だが有効だ。

画面の外周に活動量(あるときは心拍数、累計の運動時間、累計のカロリー消費)を示すプログレスバーがあるために情報を示す文字エリアは液晶の大きさの割に小さい。バーはもっと細くして情報表示のテキストを大きくしたほうがいいだろう。

テキストのデザインはイマイチ。漢字表記が必要なのでこうなっているのだろうが、アルファベットやローマ字はもっと視認性を優先したものにしたほうが良かっただろう。

質感はあまり良くない。プラスチック然としたマットブラック。
質感はあまり良くない。プラスチック然としたマットブラック。
ボディの質感はお世辞にもいいとは言いがたい。SUUNTOT6のほうが高級感はあるが値段が違うし、使いやすさではPULSENSEの方が上だ。

ベルトは長い。かなり太い腕でも大丈夫。
ベルトは長い。かなり太い腕でも大丈夫。
ベルトもペラッペラでちゃちな感じがするが、腕にフィットし易い工夫が凝らされている。自分でもこんな感じなので、華奢な女性だと切る必要があるかも。自分でも、買ったものなら2cmくらい切る。

ボタンは非常に押し易い。画面のレスポンスも良好。

エクササイズと通常と時計のみのモードが有り、充電後は自動的に時計のみになる。このデバイスの標準としては活動量計モードが正解だろう。また、運動をする場合にはエクササイズモードにした後でスタート・ストップを押す必要がある。操作するときにモード変更操作が入ってくる煩わしさは高機能の裏返しだろう。fitbitなら運動を始める前後にボタンを長押しするだけだ。しかも、開始・終了コマンドが入ったら振動で教えてくれるので手探りでもできる。Pulsenseは常に液晶を見ながら操作することが求められる。どこかのボタンを長押ししたら自動駅にエクササイズ開始・終了となり、振動で確認ができるようになったら便利だろう。

本体裏面
本体裏面
心拍計の精度は高い。SUUNOT T6 で計測したものとの差は少ない。fitbit があてにならないのと対象的だ。計測の仕方は一緒だが、センサーを二つ搭載していることが効いているのだろうか。

fitbit charge HR のLEDライトは点滅しているが、Pulsense のLEDライトは点灯しているように見える。ライトの右に見えるのがセンサー。原理的にはデジカメのセンサーと同等のものだろう。

充電は専用のUSBクレードルが必要。
充電は専用のUSBクレードルが必要。
充電は専用のUSBクレードルを使う。スマートフォンやPCを持っていることが前提のデバイスなので、USB充電アダプタが必要なのは問題ない。中途半端なACアダプタを増やされても迷惑なだけだ(NIKON p330)。が、クレードルは好きではない。

 二泊三日程度の移動なら事前に充電しておけば大丈夫ではあるが、もし忘れていたらこのかさばるクレードルを荷物に入れなければならないということだ。合宿や遠征のあるスポーツ選手はクレードルを持ち歩かなければならないだろう。

  故障しにくいという点ではクレードルのほうが有利だろう。端子の破損や浸水の可能性も低いからだ。

  これは、無接点充電が普及して様々なデバイスで共用できるものになり、USB ACアダプタ並みになるのを待つしかないかもしれない。

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