初転倒な週末

 雲はかかっているが雨の心配はなさそうだった。久しぶりに自転車ウェアに着替え Wilier 405 に乗った。

 第一レグは、先週夜ウォークの際に見つけていたシングルトラック。狭くて危険かと思っていたが、乗車率はほぼ 100% だった。

 第二レグは先々週にコース整備を行なった所。大幅に乗車率が上がったのを確認できた。

 第三レグも先週整備した所。ここも、整備する前よりは乗れるようになったが、元が鉄塔メンテ用の歩道で一歳の手が加えられていないので、所々押さなければならない。急坂や丸木橋もあって変化に飛んだアドベンチャートラックと言えなくはない。

 そこでは、一瞬の判断ミスが大きなダメージに繋がる。

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 判断ミス直後の写真が上。ブレーキをかなり強くかけずには下ることはできないくらいの急で長い(目測で標高差40m斜面の長さ50m程度)坂を下ろうとした時だった。狭くて起伏のある坂で坂の下は立木が密集しているのでスピード殺しておかなくてはいけない状況は分かっていた。

 でも、行けそうな気がした。しかし、入ってみたら坂は急でリアタイアのブレーキは全く用をなさずフロントもうず高く積もった濡れた枯れ葉に取られて強くブレーキを掛けられないことが分かった。焦って降りようと下が時既に遅し。左足が路面に届かなくなり強くかけたブレーキのせいで後輪が浮き前転してしまった。そして、運悪く右足がハンドルとフレームの間に挟まってフレームの重量をふくらはぎで受け止める状態になってしまった。

 引きぬくこともできず、踏ん張りが聞かないのでフレームを浮かせてハンドルを切ることもできなかった。その間もフレームは足に食い込んでくる・・・多分、サドルを左手で押してふくらはぎでフレームを押し上げて空間を作って打出したのだと思う。長く感じたが多分10秒かそこらの出来事だろう。

 その後、立ち上がれるようになるまで数分間そこで悶絶していた。外的衝撃に悶絶して動けなくなるのは何年ぶりだろう。実に楽しいマウンテンバイク。

 この季節は枯れ葉には注意が必要だ。今日は昨日までの雨で枯葉の下の土が濡れたままだったので全く踏ん張りが効かなかったのだ。

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