再生工場または2006年XPマシンの可能性は如何に 1

Hitachi prius 両親の家で使っていた (Prius Air type R:AR35R2S prius(2006)のマルチディスプレイ化については前に書いた(prius マルチディスプレイ化)。その後、Windows7 マシンをプレゼントした時、処分するために預かっていた。金に関わるデータが残っている可能性が高いので完全消去の上廃棄するか会社に持って行って部内サーバにするつもりでいた。

 しかし、分家するためにネット端末が必要になり急遽中継ぎ登板となった。実家にある時は遅くてどうしようもなかったが、C ドライブをメンテナンスしたらかなりまともに使えるようになっていた。が、2015年9月に XP パソコンを使うのは色々と不安だ。それ以上にダサくて汚い XP は超快適な iMac 27 の代わりに使うにはせつなすぎる(こっちが主な理由だw)。なので最初は、ubuntu を入れるつもりでいた。Linux の X ウィンドウシステムは Mac や Windows の最新バージョンのものと大差がない美しさだし。

 一つ困った事がある。モニタだ。iMac 27 の 27 インチモニタに浸りきった自分には小さなモニタは苦痛以外の何物でもない。prius のモニタ出力は一つしかなく対応解像度が800×600、1024×768、1360×768だ(Prius Air type R:AR35R2S スペック詳細)。1360×768というのは謎な解像度だが、セットだった専用のモニタの仕様と合わせてあるらしい。なぜ 1366 で無かったのかは分からない。普通のモニタをつなぐとしたら 2014×768 とう XP 時代の解像度にするしかない。

 そうなると、デュアルモニタしかない。このマシンは前に USB アダプタでデュアルモニタで使っていた実績がある。が、Linux にした場合にはドライバの問題が派生する。玄人志向のUSBアダプタにLinux対応のドライバが有るとは思えない。チップレベルで対応するドライバがあるのかもしれないし、標準の ubuntu でサポートされているかもしれないが、調べるのも大変だしスキルもない。

 そこで、prius に Windows 8 を入れてみる事にした。Windows8 のライセンスは iMac 27 に Windows 環境を作るために買ったものがある。自分が昔 GARMIN の gpx を採取するために使っていた Windows 環境の名残だ。息子が同居していた頃には、オンラインゲーム環境としても使っていた。今ではどちらも全く使っておらず、先日 Windows10 にするためだけに起動したという程度だった(Windows10 にしてからも全く起動してない)。これを消せばライセンス問題はクリアだ。

 以前のエントリでは「光学ドライブが壊れている」と書いたが、ダメ元でインストールディスクを入れたら何事も無く起動できた。USBにインストーラーを入れてもこのマシンのBIOSはUSBメモリブートに対応していなかったので、光学ドライブが使えなかったら苦労するところだった。

 光学ドライブが動くことが確認できたので、「Windows8を入れてみて、マトモに動かなければubuntuに逃げる」作戦を採用し、Windows8をディスクからインストールしてみた。ライセンス問題で少しまごついたが、電話でアクティベートして解決。古いハードなのでインストールできるかどうか不安だったが、あっさりと立ち上がった。

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