MS、「Surface 3」発表Atom搭載10.8インチで$499ドル

Surface3 Surface 2 の後継が発売されることなく空白になったゾーンに Surface 3 という紛らわしい名前で Surface の新型が発表された。Surface 3 は Surface 2 の後継機ではなく互換性はない。こちらは、windows ノートPCの対抗機種だ。低価格の 8 インチ以下のタブレットは他社に任せるのだろう。

 スペックとコストパフォーマンスは悪くない。$499 といっても、例によって $100 のキーボードが別売なので、Microsoft が勧める使い方をするには最低でも約 $600 が必要になる。そして、盛んに宣伝しているペンも $50 もする。この売り方がなぁ・・・

 しかし、少し高いのではないか。これでは Chromebook を買う層には全くアピールしないだろう。日本市場は後回しらしいが、日本は円安のためにキーボード込だと 7 万円前後にするしかないはずだ。これに7万円出す人がいるかどうか・・・自分はいないと思うが、これが正解かどうか確かめるためにも日本で発売して欲しい。

MS、「Surface 3」を発表–「Atom」搭載10.8インチで499ドルから- CNET Japan
 Microsoftが、新しい「Surface」タブレットをラインナップに追加する。学生や家族など、現行の「Surface Pro 3」の799ドルからという価格がやや高すぎると感じるユーザーをターゲットとしている。
 新たに提供される「Surface 3」は、64ビットのIntel製「Atom x7」(開発コード名:「Cherry Trail」)を搭載し、Microsoftの主力タブレットであるSurface Pro 3の小型モデルだ。

 Surface 3の価格は、2GバイトのRAMと64Gバイトのストレージを装備し、アドオンのキーボードはなしの場合で499ドルから。「Windows 8.1」を搭載して出荷されるが、「Windows 10」の一般発売(2015年夏の予定)後1年間は、無償でWindows 10にアップグレード可能となる。Surface 3は5月5日に、世界中の26の地域においてさまざまな小売業者や再販業者を通して出荷開始される。

 10.8インチ、1920×1280、アスペクト比3:2のClearType HDディスプレイが装備される。米国ではWi-Fiのみのバージョンと4G LTE対応のバージョンの両方が、まずはT-MobileとVerizon Wirelessから「2015年中に」提供される予定だ。

 Surface 3は、重量1.37ポンド(約621g)、厚さ0.34インチ(約8.6mm)とかなり軽量かつ薄型となっている。より高性能なスピーカー(Dolby-Audio対応)と、2つのカメラ(背面カメラは8メガピクセル、前面カメラは3.5メガピクセル)を装備する。ファンレスで、フルサイズのUSB 3.0ポート、Mini DisplayPort, microSDカードリーダーに加えて、Surface専用充電器または任意の携帯端末用汎用USB充電器が利用可能なMicro USB充電ポートを装備する。

 Microsoftは、Surfaceの流通/販売チャネルの問題を一部修正したようだ。Surface 3の予約注文は3月31日から、microsoftstore.comに加え、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、韓国、ルクセンブルク、マレーシア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、イギリス、および米国のMicrosoft直営店および一部の提携小売業者において受付開始される。

 Surface 3でペンを使いたい場合、既存のSurface Pro 3用ペンを使用することができる。もしくは、5月5日から提供が開始される新しいペンを使用できる。新しいペンは、シルバー、ブルー、ブラック、レッドというカラーバリエーションが用意され、価格は各50ドルだ。Surface 3用「Type Cover」は130ドルで、従来通りのシアン、ブルー、パープル、ブラック、レッドに加え、新しい「ブライトレッド」(オレンジ)というカラーバリエーションが用意される。

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