マイクロソフトの iOS / Android / PC対応小型キーボードUniversal Mobile Keyboard

 Microsoftは本気で変わろうとしているのか。office の iCloud、Dropbox との連携などは昔には考えられなかった。もし、Apple が iOS エコシステムのリードにあぐらをかいていると足をすくわれかねない。実際、iCloud ドライブは Google drive や OneDrive より使いでが悪い。自分のように iMac と iPad、iPhone を使っているマカーですら iCloud に完全移行しようとは思はない(カレンダーや住所録、iMessage は使っているが)。

 自分は Logicool ultrathin logicool ultrathin Magnetic clip-on keyboard cover for iPad Air 2 を使っていて、iPad Air 2 用にキーボードを買うことは考えられない。しかし、Universal Mobile Keyboard は専用品とは違う強力な機能がある。ペアリング先をキーボード側で簡単に切り替える機能だ。下のビデオではPCとAndroid、iPad を切り替えているが、Bluetooth に対応していれば構わないので、デバイスは windows PC でも Mac でも Android スマホでも構わないだろう。これは Ultrathin にできない。他メーカーの製品にも同じことができるものがあったが、デザイン的にこのレベルには達していなかった。

 ただ、ちゃんとしたキーボードなので仕方がないが、360g というのはそこそこ重い。ultrathin のように、移動時にはカバーとして使えるものだとあまり気にならない重量も、単体となると無駄に感じる。ultrathin を使うと iPad Air 2 にカバーやケースを付けなくてもいいが、キーボーが単体の場合には何らかの保護が必要となるだろう。そうなると、キーボードを付けることでトータルではキーボードとカバーの重量が増える。

 また、ultrathin のフォームファクタだとキーボードに iPad を載せて使うので、多少安定の悪いところ(通勤電車の膝の上)でも使えるが
Universal Mobile Keyboard は絶対に無理だ。

マイクロソフトの iOS / Android / PC対応小型キーボードUniversal Mobile Keyboard は3月6日発売 – Engadget Japanese

Microsoftは、Windows/Android/iOS 対応小型キーボード Universal Mobile Keyboard を3月6日に発売します。Bluetooth接続で最大3台まで同時接続できるモバイルキーボード。同梱のカバーはデバイスを立てかけるスタンドとしても利用できます。実売7980円(税別)。

Universal Mobile Keyboardは、Bluetooth接続で最大3台までのデバイスを接続できるモバイルキーボード。米国では2014年に発売していますが、国内版はキー配列を日本市場向けにローカライズしています。

バッテリーはリチウムイオン電池で、平均的な使い方ならば1回の充電で6か月間利用できます。

Bluetoothバージョンは3.0、電波受信範囲は約10m、キー数は68、本体サイズは109 x 242 x 12mm、質量は365g。

対応OSはWindows 8およびRT、iOS 6以上、Android 4.0以上。OSの違うデバイスを3台まで同時に接続でき、右上のスライドスイッチで素早く切り替えられます。Bluetooth HIDをサポートする機器ならばキーボードとして認識はされますが、すべての機能が使えるとはかぎりません。Windows Phone には非対応。

同梱するカバーはスマートフォンやタブレットを2段階の傾きで立てかけられるスタンドとして利用可能。またカバーを外すことで自動的にキーボードが起動します。

実物に触れた感想としては、小型キーボードは安っぽさを感じる製品も多いなかで、本機種はコンパクトながらキーの押し心地が良好でタイピングしやすい印象。またカバーの表面にはラバー加工が施され、しっとりした触り心地で上質感があります。

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