logicool ultrathin Magnetic clip-on keyboard cover for iPad Air 2 #03 角度調節

 このキーボードについて興味がわいた方はUltrathin
Magnetic clip-on keyboard cover for iPad Air 2
をご覧頂きたい。

logicool ultraslim KB for iPad Air 2 このキーボードのうりの一つが角度調節機構だ。iPad 3 で使っていた TK710 は角度は固定だった。が、固定されていて困ったことはなかった。絶妙な角度で十分に使いやすかった。

 それに対して、iK1061 は角度が調節できるようになったために、デフォルトの角度が TK710 より立ってしまった。このため、TK710 で使っていた角度で使うためには角度を調節しなけれならない。しかも、角度をつけるためにiPadを取り付けるパーツの角度が変わり、カバーとして使おうとすると干渉するので、たたむ場合には平らに押し込んでおかなくてはならない。つまり、使う時と収納時とに必ずワンアクションが必要になったのだ。これは自分のように、TK710 の角度で満足していた人間にとっては改悪だ。せめてデフォルトが TK710 の角度だったら良かったのに。小手先のギミックに走ってしまったのは残念だ。

 このギミックに対して懐疑的な最も大きな理由は、「トラブルをなくすためには極力可動部分を減らせ」という常識に反しているからだ。コネクタや可動部分が壊れて使えなくなるものは多いだろう。iPhoneやiPadでもトラブルの大半がホームボタンと充電コネクタだろう。

 このキーボードの場合、可動パーツは何らかの摩擦抵抗で角度を保持する構造になっている。この部分が劣化したら奥まで倒れてしまうだろう。また、言うまでもないが、可動パーツに過大な力がかかったら接続部が破損する。そして、どこまで倒せるのかが分かりにくい。このため、寝かして使うのが好きな人は一番奥まで倒しこむために可動限界まで押してしまい、そのストレスが繰り返されることでヒンジが破損してしまうのではないだろうか。これは TK710 では絶対に起こり得なかったトラブルだ。

 また、立てておいている時に不意にiPadを押し込む力が加わることも考えられる。TK710では外れてしまうだけだが、iK1061 だとヒンジが破壊される可能性がある。保証期間が 2 年と、強気な設定でありメーカーとしては自信があるのかもしれないが・・・ガンガン使ってみて結果を報告したい。

 LOGICOOL ウルトラスリム マグネットクリップ キーボードカバー for iPad Air 2 スペースグレー iK1061SG
 LOGICOOL ウルトラスリム マグネットクリップ キーボードカバー for iPad Air 2 シルバー iK1061SV

logicool ultraslim keyboard cover for iPad Air 2 #01

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