いやいやそこじゃないでしょwww「MVNOを阻む3要因」

 携帯電話依存症のような分析だ。

 第一:「MVNOでは手続きに時間がかかるという点だ。」:MNP しない人間には関係ない。

 第二:「キャリアの定額通話プラン強制」:むしろこれがあるからキャリアを離れたくなった。電話を大量にかけたい人だけではない。これは docomo の業績ダウンが示したとおりだ。

 第三:「MVNOにはキャリア各社のような直営ショップがなく、安心で信頼できるサポートが提供できない」:キャリアのショップに行くのが嫌過ぎて全て通販でやるようにしている。キャリアのショップで何か参考になる情報を得たことなど皆無だ。むしろソフトバンクの契約店の店員の質の低さには辟易する。3年前に iPhone 4S を買った時の JR尼崎店の店員にうんざりした。ショップにいかなくても回線契約ができるのは逆にメリットだ(ソフトバンクも通販で買えるので、自分の iPhone 4S と翌年に買った息子の iPhone 5 はソフトバンクの通販で買った)。

 ショップに行って操作の仕方を教えてもらう人間もいることは知っているし、生活環境によって電話を多用する必要に迫られている人もいるだろう。そういう人はキャリアのショップで話し放題を契約すればいい。それだけのことだ。記事に挙げられている MVNO 普及を阻む普遍的要因ではない。

 ただ、一つだけ「これはまずいかも」と思ったのは、MVNO で移行する場合に一日完全に空白が生じること。そして、その日がいつかユーザは一切コントロール出来ないことだ。自分のように電話番号が変わってもいい人間はともかく、普通の人は不便だろう。予め日を決められたら影響は少ないが、そうでないと突然今まで使っていた回線が使えなくなる。そして、SIMを受け取るまで電話ができなくなる(アクティベーションさえしておけば、Wi-Fi端末としては使えるが)。

 自分の場合は電話番号が変わっても良かったので、既存回線を活かしたまま IIJmio が到着するのを待つだけだったから何の問題も感じなかった。一本の回線しかない場合にはWi-Fi環境下でなければ完全に途絶してしまう。これをリスクに感じる人はいるだろうし、もっともだとも思う。

 自分が MVNO の普及の障害要因と考えるのは、端末代に対する心理的抵抗だ。特に、一括で8万とか9万の現金が必要というのはしんどい人が多いだろう。また、これまでの買い方だと端末代金は「実質x万円」と表示されるので、本当の金額を示されると高いと感じてしまう。実際に計算したら回線料金に含まれているだけなのだが。これが一番だろう。

 次は MVNO のわけの分からなさだ。これまで携帯といえば docomo、au、softbank と思っている人にとって「MVNO 。何それ?」だろう。聞いたことのないようなブランド名だし。

 後、docomo が今回導入した固定回線とのセット割引だ。これで3キャリアで家庭の固定回線とのセット割引が適用されると、多くの携帯電話を持っている家庭にとっては節約効果が大きい。固定回線は移行が面倒(物理的な工事と立会が必要)なので、携帯電話をMNPで移行するようには移行できない可能性が高い。一度固定回線とのセット割を受けてしまうとMVNOに転出する際のコスト計算でメリットがかなり小さくなる可能性がある。

 docomo が来年の SIM ロックフリー義務化を受け入れたのは固定回線とのセット割の解禁と「セット割」だったのではないだろうか。

「SIMフリー義務化」でもMVNOを阻む3要因 | 通信 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
電話番号をそのままに移行できるMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)において、MVNOでは手続きに時間がかかるという点だ。現在、MNPで申し込むと、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3つのキャリア間では、その場でSIMを書き換えて、すぐに利用できるようになる。しかし、MVNOにMNPを申し込んだ場合、MVNO側でSIMカードを書き換えて、そのSIMカードがユーザーのもとに到着するまでに2~3日かかるというのが実態だ。

2つめは、今年7月から各社がスタートした通話定額制の存在だ。現在、キャリア3社は横並びで通話定額料として2700円を打ち出している。この結果、通話利用が多いユーザーの場合、MVNOよりもキャリアと契約した方が安いという結果になっている。

そして、3つめには、MVNOにはキャリア各社のような直営ショップがなく、安心で信頼できるサポートが提供できないという点だ。

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