Surface Pro3 雑感

 数分触っただけなので、細かいことは分からないがデスクトップモードでステータスバーに置いたアプリアイコンをタップしようとしたらキーボードが邪魔になったことが印象的だった。デスクトップモードで使う場合にはキーボードを装着していることが期待できるし、キーボードにはトラックパッドが付いているので画面をタップする必要はないはずとはいえるが、キーボードが邪魔になって操作感を損なうのは、しかも純正の組み合わせでそれが発生するのは、残念な感じがする。

 自分は最初からずっとタッチパネル型PCには懐疑的でここでも散々書いた。たとえ Apple が Macbook をタッチパネルにしても変わらない。今、iPad 3 に ultrathin keyboard for iPad を付けて愛用してるが、特に便利に感じるはホームボタンと矢印キーだ。Surface よりキーボードとモニタの距離は近いのにそう感じる。ホームポジションから手を動かさずに済む快適さは大きい。

2014725_00 ノートPCとしての動作には全く不満はない。社給の東芝製モバイルノート(R731/B)よりはるかに快適った。社給PCのスペックと Surface Pro 3 のスペックはかなり近い(i5,8GB,SSD)が同じモデルでも2世代の差は大きい。CPU の処理能力だけでなくメモリ帯域や SSD の速度も改善されているのだろう。

 デモ機はキーボードと固定されていて動かせないので、重さとかボリューム感は分からなかったが、存在感としては完全にノートPCだった。逆に言えば、ノートPCとしてウルトラブックと正面対決ということだろう。右の広告でも「これさえあれば、何もいらない」と言い切っている。「Windows ノートPCを買わなくてもいいよ」という宣言だ。これが売れている要因だろう。

 ただ、「これだけでいい」とはならない。なぜなら回線がないから。Wi-Fiのホットスポットになれる回線デバイスが必要だ。ルーターかスマートフォンかタブレット化知らないが、WAN 回線とつながる端末が必要だ。それに、Pro 3 はタブレットの代わりにはならない。mini を発売しなかった理由がわからないが、回線付きの NEXUS 7 か iPad mini と Pro 3 の組み合わせというのは魅力的だと思うんだが。iPad mini retina ほどのスペックも Nexus 7 の価格にも対抗できなかったのだろう。

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