クリート交換はある朝突然に

 数ヶ月前から着脱がしにくくなっていて、「そろろそ変えなアカンなぁ」と思っていた。交換のためのクリートも買っていた。

 しかし、面倒で放置していて、12月頃から入らないことがあるようになり、ついに40kmくらいの行程を走っても一回も入らないことが発生し始めた。平地を走っているときには案外大丈夫なのでついつい先送りなっていた。きつい登りで思い出しては、「帰ったら交換しよ」と思いながら、忘却力の高さから家につく頃には忘れていた。というか、覚えていても寒くてやる気になれなかった。

 今日、一念発起してクリートを交換した。交換自体は簡単そのもので3本のボルトを抜いて新しいものをあてがってボルトで締めるだけだ。面倒なのはその後。クリートの角度の調整。クリートは一種類しかないので、24cmの女性から30cmの男性までをカバーできるよう、調整幅を持たせてある。なので、自分の足の長さや骨格に合うように角度を調整しなければならない。SHIMANO のロード用ペダルは足の角度を固定してしまうタイプなので、この作業は重要だ。

 もちろん、前に付けていたものの角度を参考に取り付けるが、ほんの少しずれていてもはっきり分かるような繊細なものなので、最終的な現物調整は必要だ。そのためには、実際に自転車に乗って走ってみて、止まって調整してを繰り返すしか無い。今日は、片足につき5回以上調整しなければならなかった。夏ならめんどくさいだけだが、寒風吹きすさぶ中で靴を脱いでネジを回し調整をしていると指や足は冷えるし、運動強度が落ちることで体も冷えてきて辛い。

 長距離を走ると変わってくる可能性はあるが、20km程度走った感じでは、快適な位置に決まったように思う。今回は赤クリートにしたので、遊びが少なく一体感が強い。ような気がする(^^;

SHIMANO(シマノ) SM-SH10クリートセット(固定モード/ペア/M5×8mm)

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