オレオレ詐欺団御用達になるか?完全暗号化で支払いもBitcoinで行うSnowden Phone

bitcoin $189 でキャリアとの契約が不要な Galaxy S2 というのは魅力的だ。SIM ロックフリー端末として日本でも使えるなら、次期端末として本気で考えてもいい。Bitcoinによる支払も、「円でBitcoinを買った」時点で妥当な価格だと判断できれば、それで問題はない。

 月々の使用料が $10 ということだが、これには注意が必要だ。「決済時点での Bitcoin 換算で $10」なのか「月々 0.02 BTC」なのかによって、Bitcoin に換金するタイミングは考える必要はある。前者なら決済時点でBitcoinを買ったほうが安全だし、後者ならまとめて買っておいたほうが安心だ。

 振り込め詐欺団の屑どもが喜びそうな仕様だが、そんな詐欺に引っかかる年齢層にまでBitcoinが普及するのは数十年後だろうwww

FreedomPopが完全暗号化で支払いもBitcoinで行うウルトラプライバシーなスマートフォンSnowden Phoneを発売 | TechCrunch Japan
これがPrivacy Phone、世界で唯一の、すべての通信を暗号化するスマートフォン、とFreedomPopが自慢する製品だ。同社はこの製品に、”Snowden Phone”という愛らしいニックネームまでつけているが、買うときの支払いはBitcoinのみだから、さらにオーナーの匿名性が保護される。犯罪企業のための携帯が欲しかったり、不正に入手した政府の機密を継続的にリークしたいなら、使用する電話機はこれで決まりだ。

音声もテキストも128ビットで暗号化されるという。アプリケーションやインターネット上のデータはすべて、暗号化されたVPNで送られる。それでもまだ不満なユーザは、電話番号をいつでも変えてもらえる。

FreedomPopのCOO Steven Sesarは曰く: “最近はソーシャルネットワークやモバイルデバイスで一般消費者のプライバシーが危うくなっているから、そのことに神経を尖らしているアメリカ人が増えている。それに、匿名で通信する権利は万人にある。大手キャリアにはプライバシー保護に投資するだけの柔軟性、意欲、そしてクリエティビティがない。われわれは、それでいいとは思えないから、キャリアが頼りにならないなら、うちが完全にプライベートなモバイル電話サービスを、比較的安価に提供してやろうじゃないか、という話になったのだ”。

機種はSamsungのGalaxy Ⅱで、お値段は189ドル、キャリアとの契約なし。向こう3か月は音声とテキストは無制限、データは500MBまで使える。その後は月額10ドルを、これもBitcoinでBitPayから払う。

無線通信の暗号化は前から行われている。BlackBerryのサーバを使うメールは暗号化されるし、音声とデータの暗号化をやってくれるスマートフォンアプリもいくつかある。

“大いなる力には大いなる責任が伴う”とよく言われるが、このFreedomPopのデバイスが提供するプライバシー保護は、上記のようなものよりもずっと強力で徹底している。愛国の志士たちが利用することもあるだろうし、また完全犯罪に利用されることもあろう。どちらも、人間の自由の行いだから。

FreedomPopのCEO Stephen Stokolsも、“これに限らず、新しい技術は濫用されがちだからね”、と言っている。

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