眼鏡ライダーの憂鬱

 普段使っているのは四角いセルフレーム(もちろん、セルロイドではなくプラスチックだが)。ボストンより上下が短い長方形のタイプだ。これだと、前傾姿勢になったときに前方を確認しようとするとフレームの外から見るか、頭だけを起こしてレンズ越しに見るしかない。

 視力は0.1未満なので、レンズ外の景色はぼやけているが、昼なら実害は少ない。信号は分かるし標識を読む必要は元々無い通勤経路だ。車や障害物の有無さえ分かれば恐怖は感じない。しかし、レンズ内とレンズ外が同時に視界に入ってしまうのでうっとうしくて仕方が無い。

 頭を起こすと視覚的には快適だが、首の後ろが凝って辛い。見た目も悪くペダリングにも悪影響が歩きがする。

 そこで、コンタクトレンズにするしかないかと本気で考えた。しかし、BBSで眼鏡ライダーの書き込みを見ているときに、「眼鏡でも不便さは感じなかったし、肩も凝らなかった」というものがあった。「んなはずあるかぁ?」と考えたときに、フレームの形状の違いに思い至った。口径の大きなレンズなら上の方までカバーされていたはず。そこで、古い丸眼鏡タイプのフレームとRayBanのCARABANを取り出してかけてみた。これならかなり上方向までカバーされてそうだ。

 先週の土曜日から自転車に乗るときは丸眼鏡を使っているが、なかなか快適。非球面の薄いレンズ+メタルフレームなので、ファッション性を抜きにすれば、自転車に乗っていないときでもこちらのほうjが快適なのだ(メインに使っているのはフレームが視界に入るので少し邪魔)。

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