就職活動は売り手市場らしい

 NHKの9時台のニュースで今年の就職活動について特集していた。

 こういうときに映るのはいつでも要領の良さそうな企業や学生ばかりだ。ゲストとしてコメントしていた石田衣良という作家のコメント、「企業も学生も上っ面しか見ていない感じですね。何回も失敗して、その失敗の中から成長というものがあるんじゃないでしょうか」。

 このコメントには納得できる。大体、一回数十分、2~3回の面接で何が分かるんだろう。今の、日本の企業で個人に要求される「仕事」なんて実は誰でもできるようなことでしかないのだろう。だから、実際には誰でもいいんだが、企業の求める行動をより上手に演じられる演技力しか見ていないに違いない。

 とはいうものの、学生時代に就職活動をしたことも無ければ企業で仕事をしたことも無い人間の言葉も「上っ面しか見てない」のもだろう。

#TVblogに書こうと思ったが、typePadが動いてくれないのでこちらに書いた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です